全日本大学女子選抜駅伝競走大会

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全日本大学女子選抜駅伝競走
(富士山女子駅伝)

スタート地点の富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)
開始年 2004年平成16年)
主催日本学生陸上競技連合
チーム数 24チーム
加盟国 日本の旗 日本
前回優勝 名城大学(6回目)
最多優勝 立命館大学(11回)
公式サイト
https://www.fujisan-joshiekiden.jp/
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全日本大学女子選抜駅伝競走(ぜんにほんだいがくじょしせんばつえきでんきょうそう)は、例年冬季に行われる、日本学生陸上競技連合主催の女子の大学駅伝大会である。2013年(平成25年)より、正式略称が「富士山女子駅伝」(ふじさんじょしえきでん)となっている[1]

概要[編集]

大学女子駅伝の中で優勝校に文部科学大臣杯が授与されるのは、10月下旬開催で出場校が予選会から勝ち上がる全日本大学女子駅伝対校選手権大会杜の都駅伝)と、出場校が選抜方式の当大会のみである。

第1回大会が2004年開催と、日本のメジャー駅伝大会のなかでは最も歴史の新しい大会であるが、有力高校生選手の大学進学志向が高まり、区間タイムおよび大会記録のレベルアップは著しいものとなっている。

第3回大会(2006年)までは2月第3日曜日埼玉県中山道沿いの全6区間30.0kmで開催され、第7回大会(2009年)までは年末年始の頃に茨城県つくば市の全6区間30.67kmで開催されたが、テレビ東京の主催離脱およびスポンサー降板により休会となった[2]

世界文化遺産に富士山が登録されたのを記念して2013年より静岡県の富士山麓(富士宮市富士市)の全7区間43.4kmで復活開催となり、フジテレビ系列で毎年放送されている[3]。2015年以降は、毎年12月30日に開催している[4]

全日本大学女子選抜駅伝競走
コース 公式略称 優勝 放送 特別協賛
1 2004年2月15日 埼玉県
全6区間30.0km
大学女子
選抜駅伝[5]
立命館大学 TXN アイフル
2 2005年2月20日
3 2006年2月19日
4 2007年1月8日 茨城県
全6区間30.67km
ライフ
5 2007年12月24日 木下工務店
6 2008年12月23日 DHC
7 2009年12月23日 佛教大学 日経CNBC
8 2013年12月23日 静岡県
全7区間43.4km
富士山
女子駅伝
立命館大学 FNS スズキ[6]
9 2014年12月23日
10 2015年12月30日
11 2016年12月30日 静岡県
全7区間43.8km
12 2017年12月30日 静岡県
全7区間43.4km
13 2018年12月30日 名城大学
14 2019年12月30日
15 2020年12月30日
16 2021年12月30日
17 2022年12月30日
18 2023年12月30日

出場資格[編集]

以下の条件を満たす計24チームが出場する。

  1. 全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)の上位12校の中で参加を希望するチーム。
  2. 1チーム7名の5000m記録による10チーム。但し、当該年度4月1日から同年12月第1日曜日までに行われた記録会で出したものでなければならない。
  3. 地区学連選抜チームによる2チーム。但し、全国の地区から原則各1名は選抜すること。(新型コロナウイルスの影響により2020年はいずれも編成しない)
    1. 日本学生選抜
    2. 静岡県学生選抜(2015年から2017年までオープン参加で2018年より正式参加 静岡県の大学に在学している学生、または他都道府県・国外に居住・在学している場合は静岡県の中学・高校を卒業していること)

過去の出場条件(2004年 - 2009年)[編集]

以下の条件を満たす計20チームが出場する。

  1. 当該年度の全日本大学女子駅伝対校選手権大会の上位12校のなかで参加を希望するチーム。
  2. 各地区学連からの選抜チーム(北海道、東北、関東、東海、北信越、関西、中国四国、九州から各1チーム。)。

大会運営[編集]

大会結果[編集]

さいたまコース
第1回
(2004年2月15日)
優勝 立命館大学
(1時間41分43秒)
2位 名城大学
3位 京都産業大学
4位 城西大学
5位 玉川大学
6位 佛教大学
7位 日本体育大学
8位 白鷗大学
9位 大阪体育大学
10位 神戸学院大学
11位 関西学連選抜
12位 関東学連選抜
13位 東京農業大学
14位 九州学連選抜
15位 北信越学連選抜
16位 中国四国学連選抜
17位 筑波大学
18位 東北学連選抜
19位 東海学連選抜
20位 北海道学連選抜
第2回
(2005年2月20日)
優勝 立命館大学
(1時間40分39秒)
2位 城西大学
3位 名城大学
4位 玉川大学
5位 関東学連選抜
6位 京都産業大学
7位 東京農業大学
8位 白鷗大学
9位 日本体育大学
10位 佛教大学
11位 城西国際大学
12位 大阪体育大学
13位 東海学連選抜
14位 関西学連選抜
15位 九州学連選抜
16位 中国四国学連選抜
17位 北信越学連選抜
18位 東北学連選抜
19位 北海道学連選抜
棄権 順天堂大学
第3回
(2006年2月19日)
優勝 立命館大学
(1時間38分07秒)
2位 城西大学
3位 大阪体育大学
4位 関西学連選抜
5位 佛教大学
6位 名城大学
7位 玉川大学
8位 城西国際大学
9位 東京農業大学
10位 東海学連選抜
11位 日本大学
12位 関東学連選抜
13位 順天堂大学
14位 九州学連選抜
15位 日本体育大学
16位 京都産業大学
17位 北信越学連選抜
18位 東北学連選抜
19位 中国四国学連選抜
20位 北海道学連選抜

つくばコース
第4回
(2007年1月8日)
優勝 立命館大学
(1時間40分17秒)
2位 名城大学
3位 関西学連選抜
4位 大阪体育大学
5位 玉川大学
6位 城西大学
7位 佛教大学
8位 城西国際大学
9位 東京農業大学
10位 順天堂大学
11位 東海学連選抜
12位 立命館アジア太平洋大学
13位 関東学連選抜
14位 神戸学院大学
15位 日本大学
16位 北信越学連選抜
17位 九州学連選抜
18位 中国四国学連選抜
19位 東北学連選抜
20位 北海道学連選抜
第5回
(2007年12月24日)
優勝 立命館大学
(1時間39分33秒)
2位 佛教大学
3位 名城大学
4位 東京農業大学
5位 東海学連選抜
6位 大阪体育大学
7位 順天堂大学
8位 玉川大学
9位 日本大学
10位 城西大学
11位 城西国際大学
12位 白鷗大学
13位 関西学連選抜
14位 関東学連選抜
15位 京都産業大学
16位 九州学連選抜
17位 東北学連選抜
18位 北信越学連選抜
19位 中国四国学連選抜
20位 北海道学連選抜
第6回
(2008年12月23日)
優勝 立命館大学
(1時間38分33秒)
2位 佛教大学
3位 名城大学
4位 日本大学
5位 城西国際大学
6位 東京農業大学
7位 城西大学
8位 玉川大学
9位 日本体育大学
10位 関西学連選抜
11位 白鷗大学
12位 中国四国学連選抜
13位 関東学連選抜
14位 京都産業大学
15位 順天堂大学
16位 九州学連選抜
17位 東海学連選抜
18位 東北学連選抜
19位 北信越学連選抜
20位 北海道学連選抜
第7回
(2009年12月23日)
優勝 佛教大学
(1時間37分35秒)
2位 立命館大学
3位 名城大学
4位 玉川大学
5位 城西大学
6位 松山大学
7位 白鷗大学
8位 城西国際大学
9位 九州学連選抜
10位 日本大学
11位 東京農業大学
12位 京都産業大学
13位 関西学連選抜
14位 関東学連選抜
15位 順天堂大学
16位 東北学連選抜
17位 東海学連選抜
18位 北信越学連選抜
19位 中国四国学連選抜
20位 北海道学連選抜

富士山周辺コース
第8回
(2013年12月23日)
優勝 立命館大学
(2時間21分48秒)
2位 鹿屋体育大学
3位 大東文化大学
4位 名城大学
5位 大阪学院大学
6位 松山大学
7位 佛教大学
8位 城西大学
9位 玉川大学
10位 西日本選抜
11位 東京農業大学
12位 関西大学
13位 日本体育大学
14位 東日本選抜
15位 福岡大学
16位 順天堂大学
17位 筑波大学
18位 京都産業大学
19位 白鷗大学
20位 大阪芸術大学
第9回
(2014年12月23日)
優勝 立命館大学
(2時間22分20秒)
2位 大阪学院大学
3位 大東文化大学
4位 名城大学
5位 松山大学
6位 福岡大学
7位 東京農業大学
8位 京都産業大学
9位 白鷗大学
10位 日本体育大学
11位 城西大学
12位 佛教大学
13位 玉川大学
14位 東北福祉大学
15位 東洋大学
16位 大阪芸術大学
17位 中京大学
18位 鹿屋体育大学
19位 西日本選抜
20位 東日本選抜
第10回
(2015年12月30日)
優勝 立命館大学
(2時間21分50秒)
2位 名城大学
3位 松山大学
4位 大東文化大学
5位 日本体育大学
6位 大阪学院大学
7位 白鷗大学
8位 京都産業大学
9位 福岡大学
10位 西日本選抜
11位 城西大学
12位 東京農業大学
13位 関西外国語大学
14位 関西大学
15位 佛教大学
16位 東北福祉大学
17位 鹿屋体育大学
18位 東洋大学
19位 東日本選抜
20位 玉川大学
OP(17) 静岡県学生選抜
第11回
(2016年12月30日)
優勝 立命館大学
(2時間25分43秒)
2位 名城大学
3位 松山大学
4位 大阪学院大学
5位 日本体育大学
6位 京都産業大学
7位 大東文化大学
8位 東京農業大学
9位 福岡大学
10位 東洋大学
11位 関西大学
12位 白鷗大学
13位 関西外国語大学
14位 大阪芸術大学
15位 城西大学
16位 佛教大学
17位 西日本選抜
18位 玉川大学
19位 東北福祉大学
20位 東日本選抜
OP(20) 静岡県学生選抜
第12回
(2017年12月30日)
優勝 立命館大学
(2時間23分45秒)
2位 東京農業大学
3位 名城大学
4位 大東文化大学
5位 日本体育大学
6位 大阪学院大学
7位 京都産業大学
8位 佛教大学
9位 松山大学
10位 福岡大学
11位 城西大学
12位 白鷗大学
13位 大阪芸術大学
14位 玉川大学
15位 東洋大学
16位 関西外国語大学
17位 東北福祉大学
18位 西日本選抜
19位 東日本選抜
20位 関西大学
OP(21) 静岡県学生選抜
第13回
(2018年12月30日)
優勝 名城大学
(2時間22分50秒)
2位 大東文化大学
3位 立命館大学
4位 全日本選抜
5位 京都産業大学
6位 東京農業大学
7位 大阪学院大学
8位 日本体育大学
9位 東洋大学
10位 白鷗大学
11位 城西大学
12位 関西大学
13位 佛教大学
14位 松山大学
15位 関西外国語大学
16位 玉川大学
17位 京都光華女子大学
18位 大阪芸術大学
19位 福岡大学
20位 順天堂大学
21位 中京大学
22位 静岡県選抜
第14回
(2019年12月30日)
優勝 名城大学
(2時間23分09秒)
2位 大東文化大学
3位 全日本選抜
4位 立命館大学
5位 城西大学
6位 京都産業大学
7位 日本体育大学
8位 大阪学院大学
9位 順天堂大学
10位 東洋大学
11位 松山大学
12位 東京農業大学
13位 鹿屋体育大学
14位 大阪芸術大学
15位 玉川大学
16位 佛教大学
17位 福岡大学
18位 関西大学
19位 拓殖大学
20位 神戸学院大学
21位 東北福祉大学
22位 京都光華女子大学
23位 関西外国語大学
24位 静岡県選抜
第15回
(2020年12月30日)
優勝 名城大学
(2時間21分38秒)
2位 大東文化大学
3位 立命館大学
4位 松山大学
5位 城西大学
6位 大阪学院大学
7位 日本体育大学
8位 関西大学
9位 福岡大学
10位 関西外国語大学
11位 順天堂大学
12位 佛教大学
13位 東洋大学
14位 京都産業大学
15位 拓殖大学
16位 東北福祉大学
17位 京都光華女子大学
18位 東京農業大学
19位 玉川大学
20位 中央大学
21位 神戸学院大学
第16回
(2021年12月30日)
優勝 名城大学
(2時間22分24秒)
2位 大東文化大学
3位 日本体育大学
4位 立命館大学
5位 松山大学
6位 拓殖大学
7位 城西大学
8位 全日本選抜
9位 大阪芸術大学
10位 大阪学院大学
11位 関西外国語大学
12位 東北福祉大学
13位 東洋大学
14位 佛教大学
15位 関西大学
16位 中京学院大学
17位 順天堂大学
18位 中央大学
19位 京都産業大学
20位 福岡大学
21位 京都光華女子大学
22位 亜細亜大学
23位 筑波大学
24位 静岡県選抜
第17回
(2022年12月30日)
優勝 名城大学
(2時間21分56秒)
2位 大阪学院大学
3位 日本体育大学
4位 全日本選抜
5位 立命館大学
6位 大東文化大学
7位 城西大学
8位 関西大学
9位 拓殖大学
10位 大阪芸術大学
11位 東北福祉大学
12位 順天堂大学
13位 中央大学
14位 関西外国語大学
15位 玉川大学
16位 亜細亜大学
17位 東京農業大学
18位 福岡大学
19位 京都光華女子大学
20位 東洋大学
21位 佛教大学
22位 筑波大学
23位 中京学院大学
24位 静岡県選抜
第18回
(2023年12月30日)
優勝 名城大学
(2時間22分42秒)
2位 日本体育大学
3位 大東文化大学
4位 立命館大学
5位 大阪学院大学
6位 城西大学
7位 拓殖大学
8位 東北福祉大学
9位 大阪芸術大学
10位 中央大学
11位 全日本選抜
12位 関西大学
13位 玉川大学
14位 立教大学
15位 城西国際大学
16位 順天堂大学
17位 東洋大学
18位 亜細亜大学
19位 中京学院大学
20位 東京農業大学
21位 筑波大学
22位 関西外国語大学
23位 神戸学院大学
24位 静岡県選抜


コースとその区間の特徴[編集]

富士山周辺コース(2016年~)[編集]

 2013年から採用された富士山麓で行われていた従来のコースからより興味が湧く白熱したレースにして欲しいという主催者側の要望からコースと中継所の変更に伴った新設コース。
 また、従来のコースのうち3.3kmと走行距離の短かった共催の富士宮市からは市民の「もっと選手を応援したい、富士宮市を全国にもっとアピールしたい。」という要望から、浅間大社前を発着とした富士宮市街地を1周回する区間を1区として新設した形となり、結果コース中の富士宮市内を走行する距離は7.4kmへと延長された。
 このコース変更に伴い最長区間は9.4kmから10.5kmに延長、最も厳しい区間である7区も7.7㎞から8.3㎞へ延長されより順位変動の激しいコースとなった。

全7区間 43.4km。 スタート: 富士山本宮浅間大社前~フィニッシュ: 富士総合運動公園陸上競技場

1区( 4.1km ) 第1中継地点: 富士山本宮浅間大社前
2区( 6.8km ) 第2中継地点: (株)石井鉄工所前
3区( 3.3km ) 第3中継地点: 富士市交流プラザ前
4区( 4.4km ) 第4中継地点: 富士市クリーンセンターききょう前
5区(10.5km ) 第5中継地点: ジヤトコ本社前[7]
6区( 6.0km ) 第6中継地点: 岡島運輸(株)駐車場前
7区( 8.3km ) フィニッシュ地点:富士総合運動公園陸上競技場

先頭が中継所を通過してから10分経過すると繰り上げスタートとなる。(第5中継所までは白タスキとなる)

区間最高記録[編集]

区間 距離 選手・大学名 タイム 記録年
総合 43.4km 名城大学 2時間21分38秒 2020年
1区 4.1km 高見澤安珠(松山大) 12分42秒 2016年
2区 6.8km 五島莉乃(日本学生選抜/中央大)
和田有菜(名城大)
20分40秒 2019年
2020年
3区 3.3km 米澤奈々香(名城大) 10分03秒 2022年
4区 4.4km 山本有真(名城大) 13分55秒 2019年
2020年
5区 10.5km 不破聖衣来(拓殖大) 32分23秒 2021年
6区 6.0km 増渕祐香(名城大)
19分27秒 2023年
7区 8.3km 小林成美(名城大) 28分26秒 2020年

各区間歴代5傑[編集]

1区
氏名 タイム 所属 年次・順位
1 高見澤安珠 12分42秒 松山大学 2016年・区間賞
柳樂あずみ 12分46秒 名城大学 2022年・区間賞
佐藤成葉 12分48秒 立命館大学 2016年・区間2位
4 谷本七星 12分49秒 名城大学 2021年・区間賞
5 金光由樹 12分50秒 全日本大学選抜
(東海大学)
2019年・区間賞
2区
氏名 タイム 所属 年次・順位
1 五島莉乃 20分40秒 全日本大学選抜
(中央大学)
2019年・区間賞
1 和田有菜 20分40秒 名城大学 2020年・区間賞
- 五島莉乃 20分50秒 全日本大学選抜
(中央大学)
2018年・区間賞
3 佐藤成葉 20分52秒 立命館大学 2019年・区間2位
4 米澤奈々香 20分57秒 名城大学 2023年・区間賞
- 佐藤成葉 21分05秒 立命館大学 2017年・区間賞
5 村松灯 21分07秒 立命館大学 2023年・区間2位
3区
氏名 タイム 所属 年次・順位
1 米澤奈々香 10分03秒 名城大学 2022年・区間賞
御﨑舞 10分07秒 立命館大学 2019年・区間賞
3 山田未唯 10分09秒 名城大学 2023年・区間賞
4 田中綾乃 10分10秒 立命館大学 2017年・区間賞
5 大森菜月 10分13秒 立命館大学 2016年・区間賞
5 井上葉南 10分13秒 名城大学 2019年・区間2位
4区
氏名 タイム 所属 年次・順位
1 山本有真 13分55秒 名城大学 2019年・区間賞

2020年・区間賞

2 松本美咲 14分05秒 立命館大学 2019年・区間2位
3 石松愛朱加 14分08秒 名城大学 2023年・区間賞
4 増渕祐香 14分09秒 名城大学 2022年・区間賞
5 石川苺 14分11秒 城西大学 2023年・区間2位
5区
氏名 タイム 所属 年次・順位
1 不破聖衣来 32分23秒 拓殖大学 2021年・区間賞
2 鈴木優花 33分07秒 大東文化大学 2021年・区間2位
3 和田有菜 33分32秒 名城大学 2021年・区間3位
山本有真 34分05秒 名城大学 2022年・区間賞
サラ・ワンジル 34分15秒 大東文化大学 2023年・区間賞
6区
氏名 タイム 所属 年次・順位
1 増渕祐香 19分27秒 名城大学 2023年・区間賞
- 増渕祐香 19分31秒 名城大学 2020年・区間賞
2 飛田凜香 19分31秒 立命館大学 2021年・区間賞
3 関谷夏希 19分35秒 大東文化大学 2020年・区間2位
3 嶋田桃子 19分35秒 日本体育大学 2022年・区間賞
5 上原明悠美 19分38秒 松山大学 2016年・区間賞
7区
氏名 タイム 所属 年次・順位
1 小林成美 28分26秒 名城大学 2020年・区間賞
2 鈴木優花 28分39秒 大東文化大学 2018年・区間賞
3 田浦英理歌 29分17秒 東洋大学 2019年・区間賞
4 髙松智美ムセンビ 29分21秒 名城大学 2018年・区間2位
- 鈴木優花 29分26秒 大東文化大学 2019年・区間2位
5 谷本七星 29分38秒 名城大学 2022年・区間賞

富士山周辺コース(2013年~2015年)[編集]

全7区間 43.4km。

1区( 6.7km ) 第1中継地点: (株)小林製作所鷹岡工場前
2区( 3.4km ) 第2中継地点: 富士市交流プラザ前
3区( 4.5km ) 第3中継地点: 富士市クリーンセンターききょう前
4区( 9.4km ) 第4中継地点: 富士市役所前
5区( 5.0km ) 第5中継地点: 富士市東部市民プラザ前
6区( 6.8km ) 第6中継地点: エヌピー運輸富士(株)駐車場前
7区( 7.6km ) フィニッシュ地点:富士総合運動公園陸上競技場

区間最高記録(2015年まで)[編集]

区間 距離 選手・大学名 タイム 記録年
総合 43.4km 立命館大 2時間21分48秒 2013年
1区 6.7km 菅野七虹(立命館大) 20分02秒 2013年
2区 3.4km 中新井美波(大阪学院大) 10分43秒 2013年
3区 4.5km 園田聖子(立命館大) 13分54秒 2013年
4区 9.4km 鍋島莉奈(鹿屋体育大) 29分59秒 2014年
5区 5.0km 大森菜月(立命館大) 15分29秒 2013年
6区 6.8km 太田琴菜(立命館大) 21分37秒 2014年
7区 7.6km 籔下明音(立命館大) 27分15秒 2013年

つくばコース(2007年~2009年)[編集]

全6区間・30.67km。

1区(5.0km) つくば中央公園(つくば駅前)茗溪学園

2区(3.0km) 茗溪学園→筑波宇宙センター

3区(5.5km) 筑波宇宙センター→筑波大学本部棟

4区(3.5km) 筑波大学本部棟→大穂交差点

5区(6.0km) 大穂交差点→筑波大学附属病院

6区(7.67km) 筑波大学附属病院→筑波大学陸上競技場

区間最高記録[編集]

区間 距離 選手・大学名 タイム 記録年
総合 30.67km 佛教大 1時間37分35秒 2009年
1区 5.0km 木崎良子(佛教大) 15分41秒 2007年
2区 3.0km 山本菜美子(立命館大) 9分16秒 2009年
3区 5.5km 小島一恵(立命館大) 17分07秒 2008年
4区 3.5km 石橋麻衣(佛教大) 10分56秒 2009年
5区 6.0km 竹地志帆(佛教大) 19分25秒 2009年
6区 7.67km 西原加純(佛教大)
小島一恵(立命館大)
24分31秒 2008年
2009年

さいたまコース(2004~2006年)[編集]

全6区間・30.0km。

  • 1区(5.0km)- 埼玉県庁前(スタート)~(浦和橋)~さいたま新都心中継所(さいたま市中央区ニューセンチュリービル前)
  • 2区(3.0km)- さいたま新都心~(JR・東武陸橋下)~大宮中継所(さいたま市北区役所前)
  • 3区(5.9km)- 大宮~(東北新幹線高架下)~上尾中継所(上尾市愛宕神社前)
  • 4区(6.1km)- 上尾~(上尾駅前)~北本中継所(北本市准看護学校前)
  • 5区(3.0km)- 北本~(北本市南歩道橋手前折り返し)~桶川中継所(桶川市
  • 6区(7.0km)- 桶川~(桶川駅前)~(上尾駅前)~上尾陸上競技場(ゴール)

区間最高記録[編集]

区間 距離 選手・大学名 タイム 記録年
総合 30.0km 立命館大 1時間38分07秒 2006年
1区 5.0km 田中真知(名城大) 16分04秒 2004年
2区 3.0km 田中真知(名城大) 9分31秒 2006年
3区 5.9km 五十嶺綾(玉川大) 19分22秒 2006年
4区 6.1km 矢口衣久未(立命館大) 19分30秒 2006年
5区 3.0km 田中真知(名城大) 9分36秒 2005年
6区 7.0km 北野泰子(関西学連選抜/神戸学院大) 22分56秒 2006年

テレビ中継[編集]

テレビでの放送は第1回 - 第7回までテレビ東京をキーステーションにTXN系列の6局、ならびにBSデジタル放送BSジャパンで放送されたが、2009年の第7回大会に関しては、テレビ東京の予算削減の影響等の事情により[8]後日の録画放送となった[9]。中継にはTXN系列のアナウンサーが実況ならびに中継リポートに参加していた。なお、テレビ東京は2010年に主催を降板している。

第8回からはフジテレビをキーステーションにFNS系列局で「スズキスポーツスペシャル・富士山女子駅伝」として放送されている。2013年と2014年は、レース開催当日の14時から(レーススタートは9時15分)16時50分まで録画放送された。尚、開催地の地元の系列局であるテレビ静岡は、制作協力に関わっている他、中継所にはアナウンサーも配置した。第10回(2015年)からは9時50分から12時40分まで生放送されており、第12回(2017年)・第18回(2023年)は9時55分から12時40分まで生放送された[10]。「男は箱根、女は富士山」のキャッチコピーも用いられている。

中継出演者(2013年)[編集]

括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー

中継出演者(2014年)[編集]

括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー

  • 進行
    • 佐野瑞樹
    • 宮澤智(優勝インタビュー兼務)
  • 放送センター・フィニッシュ地点(富士総合運動公園陸上競技場)
    • ゲスト:籔下明音(豊田自動織機)
    • 解説:金哲彦(ニッポンランナーズ理事長)
    • 実況:森昭一郎
  • 第1移動車
    • 解説:高橋尚子(スポーツコメンテーター、シドニー五輪女子マラソン日本代表)
    • 実況:竹下陽平
  • 第2移動車(車両は東海テレビの所有)
    • 解説:赤羽有紀子(ホクレンスポーツアンバサダー)
    • 実況:福永一茂
  • バイク
    • 実況:谷岡慎一
  • 中継所
    • 第1中継所:奥寺健
    • 第2中継所:鈴木芳彦
    • 第3中継所:丸山勝義(福井テレビアナウンサー)
    • 第4中継所:塩原恒夫
    • 第5中継所:西山喜久恵
    • 第6中継所:鈴木敏弘(テレビ静岡アナウンサー)

中継出演者(2018年)[編集]

括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー

  • 進行・優勝チーム監督・選手インタビュー
    • 西山喜久恵
    • 佐野瑞樹
  • 放送センター
    • 解説:増田明美(スポーツジャーナリスト)
    • 実況:森昭一郎
  • 第1移動車
    • 解説:高橋尚子(スポーツコメンテーター、シドニー五輪女子マラソン日本代表)
    • 実況:谷岡慎一
  • 第2移動車
    • 解説:金哲彦(ニッポンランナーズ理事長)
    • 実況:竹下陽平
  • バイク
    • 実況:酒主義久
  • 中継所
  • 副音声

中継出演者(2019年)[編集]

括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー

  • 進行・優勝チーム監督・選手インタビュー
    • 西山喜久恵
    • 佐野瑞樹
  • 放送センター
    • 解説:増田明美(スポーツジャーナリスト)
    • 実況:竹下陽平
  • 第1移動車
    • 解説:高橋尚子(スポーツコメンテーター、シドニー五輪女子マラソン日本代表)
    • 実況:森昭一郎
  • 第2移動車
    • 解説:金哲彦(ニッポンランナーズ理事長)
    • 実況:谷岡慎一
  • バイク
    • 実況:酒主義久
  • 中継所
    • 第1中継所:上中勇樹
    • 第2中継所:吉原功兼(関西テレビアナウンサー)
    • 第3中継所:センター実況が兼務
    • 第4中継所:今湊敬樹
    • 第5中継所:小田島卓生(東海テレビアナウンサー)
    • 第6中継所:鈴木敏弘(テレビ静岡アナウンサー)
  • 副音声

中継出演者(2020年)[編集]

括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー

  • 進行・優勝チーム監督・選手インタビュー
    • 西山喜久恵
    • 佐野瑞樹
  • 放送センター
    • 解説:増田明美(スポーツジャーナリスト)
    • 実況:谷岡慎一
  • 第1移動車
    • 解説:高橋尚子(スポーツコメンテーター、シドニー五輪女子マラソン日本代表)
    • 実況:竹下陽平
  • 第2移動車
    • 解説:金哲彦(ニッポンランナーズ理事長)
    • 実況:森昭一郎
  • 第3移動車
    • 実況:酒主義久
  • 中継所
    • 第1中継所:不明
    • 第2中継所:不明
    • 第3中継所:不明
    • 第4中継所:吉原功兼(関西テレビアナウンサー)
    • 第5中継所:今湊敬樹
    • 第6中継所:小田島卓生(東海テレビアナウンサー)
  • 副音声

中継出演者(2021年)[編集]

括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー

  • 進行・優勝チーム監督・選手インタビュー
    • 西山喜久恵
    • 佐野瑞樹
  • 放送センター
    • 解説:増田明美(スポーツジャーナリスト)
    • 実況:谷岡慎一
  • 第1移動車
    • 解説:高橋尚子(スポーツコメンテーター、シドニー五輪女子マラソン日本代表)
    • 実況:酒主義久
  • 第2移動車
    • 解説:金哲彦(ニッポンランナーズ理事長)
    • 実況:竹下陽平
  • 第3移動車
    • 実況:上中勇樹
  • 中継所
    • 第1中継所:今湊敬樹
    • 第2・第3中継所:松下翔太郎(テレビ静岡アナウンサー)
    • 第4中継所:吉原功兼(関西テレビアナウンサー)
    • 第5中継所:山本賢太
    • 第6中継所:小田島卓生(東海テレビアナウンサー)
  • ナレーション

中継出演者(2022年)[編集]

括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー

  • 進行
    • 佐野瑞樹
  • 放送センター
    • 解説:増田明美(スポーツジャーナリスト)
    • 実況:竹下陽平
  • 第1移動車
    • 解説:高橋尚子(スポーツコメンテーター、シドニー五輪女子マラソン日本代表)
    • 実況:酒主義久
  • 第2移動車
    • 解説:金哲彦(ニッポンランナーズ理事長)
    • 実況:森昭一郎
  • 第3移動車
    • 実況:上中勇樹
  • 中継所
    • 第1・第3中継所:今湊敬樹
    • 第2中継所:松下翔太郎(テレビ静岡アナウンサー)
    • 第4中継所:西山喜久恵
    • 第5中継所:吉原功兼(関西テレビアナウンサー)
    • 第6中継所:小田島卓生(東海テレビアナウンサー)
  • 優勝インタビュー
  • ナレーション
    • 花澤香菜(声優)

中継出演者(2023年)[編集]

括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー

  • 進行
    • 佐野瑞樹
  • 放送センター
    • ゲスト:鈴木優花(第一生命グループ)
    • 解説:増田明美(スポーツジャーナリスト)
    • 実況:竹下陽平
  • 第1移動車
    • 解説:高橋尚子(スポーツコメンテーター、シドニー五輪女子マラソン日本代表)
    • 実況:森昭一郎
  • 第2移動車
    • 解説:金哲彦(ニッポンランナーズ理事長)
    • 実況:酒主義久
  • 第3移動車
    • 実況:上中勇樹
  • 中継所
    • 第1中継所:松下翔太郎(テレビ静岡アナウンサー)
    • 第2・第3中継所:伊藤大悟(東海テレビアナウンサー)
    • 第4中継所:西山喜久恵
    • 第5中継所:勝野健
    • 第6中継所:小田島卓生(東海テレビアナウンサー)
  • 優勝インタビュー
    • 松﨑涼佳

過去(テレビ東京制作分)の実況担当アナウンサー[編集]

  • 各アナウンサーの所属局は放送当時のもの。
第4回大会実況アナ
第5回大会実況アナ
  • 植草朋樹(テレビ東京、総合実況)
  • 島田弘久(テレビ東京、1号車)
  • 中川聡(テレビ東京、2号車)
  • 水原恵理(テレビ東京、バイク)
  • 齋藤瑞穂(テレビ北海道、スタート地点)
  • 大橋未歩(テレビ東京、第1中継所)
  • 改野由佳(テレビ愛知、第2中継所)
  • 立花麻理(TVQ九州放送、第3中継所)
  • 大竹佐知(テレビ東京、第4中継所)
  • 猪井操子(テレビ大阪、第5中継所)
  • 中島有香(テレビせとうち、優勝インタビュー)
  • 前田海嘉(テレビ東京、直前番組司会)
  • 繁田美貴(テレビ東京、直前番組司会)
  • 須黒清華(テレビ東京、直前番組司会)
第6回大会実況アナ
  • 植草朋樹(テレビ東京、総合実況)
  • 島田弘久(テレビ東京、バイク)
  • 相内優香(テレビ東京、スタート地点)
  • 水原恵理(テレビ東京、第1中継所)
  • 須黒清華(テレビ東京、第2中継所)
  • 前田海嘉(テレビ東京、第3中継所)
  • 大竹佐知(テレビ東京、第4中継所)
  • 大橋未歩(テレビ東京、第5中継所)
  • 秋元玲奈(テレビ東京、優勝インタビュー)
第7回大会実況アナ
  • 植草朋樹(テレビ東京、総合実況)
  • 大橋未歩(テレビ東京、リポーター)
  • 前田海嘉(テレビ東京、リポーター)

脚注[編集]

  1. ^ 2013全日本大学女子選抜駅伝競走 実施概要より引用
  2. ^ 社団法人日本学生陸上競技連合 第8回全日本大学女子選抜駅伝競走について
  3. ^ 全日本大学女子選抜駅伝競走が4年ぶりに復活します
  4. ^ [1]
  5. ^ 第7回全日本大学女子選抜駅伝競走 大会要項
  6. ^ 2019全日本大学女子選抜駅伝競走【公式】2019富士山女子駅伝
  7. ^ 2016年は10.9㎞で行われていた。
  8. ^ 社団法人日本学生陸上競技連合 第78回理事会議事録(会報 第122号掲載)によると、予算額が前年度は5300万円、21年度は2000万円との記述がある
  9. ^ 当初生中継で放送予定の時間に「Lドラサギ師リリ子」の再放送などが絡んでいる関係で12月27日16:00 - 17:15の75分枠に編集されて放送された。
  10. ^ 2017年と2023年は開催日が土曜日となり、両年とも関西テレビ制作によるFNS系列全国ネット番組(にじいろジーン土曜はナニする!?が通常通り8:30-9:55まで放送されたため、当駅伝は9:55放送開始となった。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]