再生産労働

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再生産労働(さいせいさんろうどう)とは、直接生産活動に結びつかない、従って直接に報酬を受け取ることのない労働(間接的に報酬を受け取る労働)。

概要[編集]

生産活動が円滑に行われるための基盤を支える労働である。企業における総務・経理的な労働になぞらえられる。たとえば、専業主婦家事出産育児のような仕事をいう。フランス社会学者ピエール・ブルデューの言葉[要出典] 。現在ではマルクス主義フェミニズムの文脈で多用される。米語では「繁殖労働」を意味する言葉[1]である。

イヴァン・イリイチは、これをシャドウ・ワークと呼び変えた。

脚注[編集]

  1. ^ 英語: reproductive labor

関連項目[編集]