協和広告

ウィキペディアから無料の百科事典

協和広告株式会社 (KYOWA ADVERTISING Co.,Ltd.) は、東京都港区西新橋3-12-10にかつて存在した中堅の広告代理店テレビコマーシャル制作プロダクションである。

テレビコマーシャルに『カシミヤタッチのカシミロン』『電話は4126(ヨイフロ)』などインパクトのあるコマーシャルソングを結びつける重要性を、1950年代後半の時点でいち早く認識した先駆性で知られる。

また、関西を中心に展開するハナテン中古車センターのCM制作を手掛け、インパクトのある演出や、覚えやすいコマーシャルソングから、関西で親しまれるCMのひとつとなっている。

番組企画においては、有名人が多数出演した『スター千一夜』や、日本初の帯番組である『ポーラ婦人ニュース』などを手掛けている。

1970年の日本万国博覧会では広告代理店6社が参加した入札を経て、せんい館の総合企画・制作を行った。

沿革[編集]

補足[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 同社は倒産直前まで消費者を勧誘し、顧客の殆どが高額のエステ料金を信販割賦(前金)で支払う契約を結んでいたため、役務(エステ)提供が困難になったにもかかわらず顧客は契約通り信販会社へ割賦を支払う必要性があり、当時大規模な消費者保護問題に発展した。
  2. ^ 現在はかんぽ生命保険が取り扱っている。