大分市民図書館

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大分市民図書館
大分市民図書館が入居するホルトホール大分
施設情報
前身 コンパルホール市民図書館
専門分野 総合
事業主体 大分市
開館 1974年昭和49年)6月
所在地 870-0839(本館)/ 870-0021(分館)
大分県大分市金池南1丁目5番1号(本館)
大分県大分市府内町1丁目5番38号(分館)
ISIL 本館:JP-1005914
分館:JP-1003073
統計情報
蔵書数 約33万冊(本館)[1]、約15万冊(分館)[2](2013年時点)
条例 大分市民図書館条例
公式サイト http://www.library.city.oita.oita.jp/
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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コンパルホール分館が入居するコンパルホール

大分市民図書館(おおいたしみんとしょかん)は、大分県大分市にある公立図書館である。ホルトホール大分の1-2階に設置された大分市民図書館(本館)と、コンパルホールの1階に設置された大分市民図書館コンパルホール分館(分館)とからなる。

沿革[編集]

かつての大分市では、1974年(昭和49年)から移動図書館車の運行が行われていたものの、常設の市立図書館はなかった。そこで、1986年(昭和61年)6月に複合文化施設であるコンパルホールが開館した際に、コンパルホール内にコンパルホール市民図書館が設けられた。この図書館は、当時としては珍しかった休日・祝日開館、午前9時から午後9時までの長時間開館といった試みを行っていた。また、大分県内の公立図書館で初めて図書館コンピュータシステムが導入されたのも、この図書館であった[3]。コンパルホール市民図書館は、1996年(平成8年)7月に 図書館法に基づく図書館として整備され、名称を大分市民図書館に改めた。

2013年(平成25年)7月20日、ホルトホール大分の開館に伴い、同施設内に移転。コンパルホール内の施設は規模を縮小し大分市民図書館コンパルホール分館となった。

年表[編集]

  • 1974年(昭和49年)6月 - 「大分市移動図書館の設置及び管理に関する条例」が公布される[4]
  • 1974年(昭和49年)8月 - 移動図書館車「そよかぜ1号」が運行を開始[4]
  • 1986年(昭和61年)6月 - コンパルホールの開館に伴い、コンパルホール市民図書館が設けられ、大分地域広域市町村圏(野津原町挾間町庄内町湯布院町佐賀関町)への配本を開始[4]
  • 1996年(平成8年)7月 - 図書館法に基づく図書館として整備され、大分市民図書館となる[4]
  • 2013年(平成25年)
    • 3月1日 - 3月31日 - ホルトホール大分への移転準備のため休館[2]
    • 7月20日 - ホルトホール大分内に移転。コンパルホール内の施設は規模を縮小し大分市民図書館コンパルホール分館となる。
    • 11月28日 - 大分市民図書館コンパルホール分館で1階天井から水漏れが起こり、児童図書コーナーの児童書約1万冊が水浸しになった。同コーナーは一時閉鎖されたが、12月11日に再開した[5][6]

利用[編集]

図書の貸出は、大分市及び由布市に住んでいる者、大分市に通勤・通学している者が利用可能。利用には、貸出券の登録が必要である。貸出及び返却は、大分市民図書館本館、分館のほか、大分市内の12の公民館、鶴崎・稙田市民行政センター図書室でも可能[7]

脚注[編集]

  1. ^ 【大分新聞】ホルトホール大分20日始動 大分合同新聞、2013年7月10日
  2. ^ a b 大分市民図書館 3月は1カ月間休 大分合同新聞、2013年1月30日
  3. ^ 栗屋文世「大分市の図書館事情今昔」『JUNTO CLUB』第10号、西日本図書館学会大分県支部、2009年12月、27-28頁、ISSN 1882-7004NAID 120001798565 
  4. ^ a b c d Error 404 Page Not Found.平成17年度大分市包括外部監査報告書「生涯学習施設等の管理運営について」 (PDF) 大分市包括外部監査人、2006年3月[リンク切れ]
  5. ^ コンパルで水漏れ 児童図書コーナー閉鎖 大分合同新聞、2013年11月28日
  6. ^ 水漏れの児童書コーナーを再開 大分市民図書館分館 西日本新聞、2013年12月13日
  7. ^ 利用案内 大分市民図書館

外部リンク[編集]