大家令 (イングランド)

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イギリスの旗 イギリス
大家令
Lord High Steward
ゴードン・メッセンジャー、チャールズ3世及びカミラ王妃の戴冠式(2023年)において任を務める。
種類国務大官
任命イギリス国王
任期陛下の仰せのままに
創設1154年
初代第2代レスター伯爵ロベール・ド・ボーモン英語版
最後サー・ゴードン・メッセンジャー英語版

大家令(だいかれい、英語: Lord High Steward)はイギリス国務大官の1位にあたる官職で、大法官の上にあたる。1421年以降のほとんどの時期は空位であり、特定の式典のために特別に任命されるにすぎず、現代ではその式典も戴冠式に限定されている。

イギリスの君主の戴冠式英語版において、大家令は聖エドワード王冠を持つ役割がある。また以前は貴族院における貴族の弾劾裁判で裁判官を務め、判決を下す役割もあったが、貴族院における貴族の弾劾裁判は1948年刑事裁判法により廃止された[1]。過去の貴族弾劾裁判では大法官が臨時の大家令に任命されることが多く、また議会の閉会中は貴族弾劾裁判を行う「大家令裁判所」(Court of the Lord High Steward)もあった。

歴史

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1641年の枢密顧問官初代ストラフォード伯爵トマス・ウェントワースの裁判を描いた版画。上部被告人席の向かいで職杖を持っている人物が裁判官(大家令)の第21代アランデル伯爵トマス・ハワード

大家令は12世紀のイングランド王ヘンリー2世がイングランドの慣習に従い、第2代レスター伯爵ロベール・ド・ボーモン英語版と初代ノーフォーク伯爵ヒュー・ビゴッド英語版を世襲の家令に任命したことが始まりだった[2]。以降レスター伯爵はノーフォーク伯爵の継承権を騎士10人の値段で買い取り、第6代レスター伯爵シモン・ド・モンフォールまでレスター伯爵が代々大家令の職を世襲した[2]。第6代レスター伯爵が1265年にイーヴシャムの戦いで戦死すると、エドマンド・オブ・ランカスターが一代限りで大家令に任命された[3]。その後継者のトマスエドワード2世から改めて大家令の世襲権を獲得、さらにエドワード2世の統治が弱体である情勢に乗じて大家令の権力を大幅に強化した[2]

トマスは1322年に処刑され、後に公権喪失が取り消されるものの子供がいなかったため弟ヘンリーが大家令を相続した[2]。以降大家令の職はレスター伯爵の爵位が吸収したものとして扱われ、歴代ランカスター伯爵とランカスター公爵(いずれもレスター伯爵と兼位)が大家令を世襲した[2][3]。この時期にも大家令の権威が増し、第3代ランカスター伯爵および第3代レスター伯爵ヘンリーエドワード3世の戴冠式(1327年)を、初代ランカスター公爵および第6代レスター伯爵ジョン・オブ・ゴーントリチャード2世の戴冠式(1377年)を主導、1397年にはジョン・オブ・ゴーントが第4/11代アランデル伯爵リチャード・フィッツアランの裁判で裁判官を務めた[2]。1399年にヘンリー4世が即位すると、彼は息子トマス・オブ・ランカスター(後の初代クラレンス公爵)を大家令に任命したが、クラレンス公の没後は常設の官職ではなくなった[2][3]。1421年以降、戴冠式や貴族の弾劾裁判など特別な場合にのみ臨時に設けられることとなった[3]

スコットランドとアイルランドではスコットランド大家令英語版アイルランド大家令英語版という同様の官職があり、それぞれスコットランド王位の法定推定相続人ロスシー公爵)とシュルーズベリー伯爵[4]アイルランド貴族のウォーターフォード伯爵という爵位も保有)が就いている。

イングランド大家令(1154年 – 1421年)

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イングランド大家令(1422年以降)

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本節の一覧は1660年以前については不完全である。

戴冠式

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名前 解説 脚注
グロスター公爵ハンフリー・オブ・ランカスター 1429年 ヘンリー6世戴冠式 [5]
第5/13代デヴォン伯爵トマス・ド・クルトネー英語版 1445年 マーガレット・オブ・アンジュー戴冠式
第2代サフォーク公爵ジョン・ド・ラ・ポール 1461年 エドワード4世戴冠式
初代クラレンス公爵ジョージ・プランタジネット 1465年 エリザベス・ウッドヴィル戴冠式 [6]
初代ノーフォーク公爵ジョン・ハワード 1483年 リチャード3世およびアン・ネヴィル戴冠式  
第13代オックスフォード伯爵ジョン・ド・ヴィアー 1485年 ヘンリー7世戴冠式 [7]
ベッドフォード公爵ジャスパー・テューダー 1487年 エリザベス・オブ・ヨーク戴冠式
第3代バッキンガム公爵エドワード・スタッフォード 1509年 ヘンリー8世およびキャサリン・オブ・アラゴン戴冠式
初代サフォーク公爵チャールズ・ブランドン 1533年 アン・ブーリン戴冠式
初代ラッセル男爵ジョン・ラッセル 1547年 エドワード6世戴冠式
第3代ダービー伯爵エドワード・スタンリー英語版 1553年 メアリー1世戴冠式
第19代アランデル伯爵ヘンリー・フィッツアラン 1559年 エリザベス1世戴冠式 [8]
初代ノッティンガム伯爵チャールズ・ハワード 1603年 ジェームズ1世およびアン・オブ・デンマーク戴冠式
初代バッキンガム公爵ジョージ・ヴィリアーズ 1626年 チャールズ1世戴冠式
初代オーモンド公爵ジェームズ・バトラー 1661年 チャールズ2世戴冠式 [9]
1685年 ジェームズ2世およびメアリー・オブ・モデナ戴冠式
初代デヴォンシャー伯爵ウィリアム・キャヴェンディッシュ 1689年 ウィリアム3世およびメアリー2世戴冠式 [10]
初代デヴォンシャー公爵ウィリアム・キャヴェンディッシュ 1702年 アン女王戴冠式 [10]
第2代グラフトン公爵チャールズ・フィッツロイ 1714年 ジョージ1世戴冠式 [10]
初代ドーセット公爵ライオネル・サックヴィル 1727年 ジョージ2世およびキャロライン・オブ・アーンズバック戴冠式 [11]
初代タルボット伯爵ウィリアム・タルボット英語版 1761年 ジョージ3世およびシャーロット・オブ・メクレンバーグ=ストレリッツ戴冠式 [11]
初代アングルシー侯爵ヘンリー・パジェット 1821年 ジョージ4世戴冠式
第10代ハミルトン公爵アレグザンダー・ハミルトン 1831年 ウィリアム4世およびアデレード・オブ・サクス=マイニンゲン戴冠式
1838年 ヴィクトリア女王戴冠式
第9代マールバラ公爵チャールズ・スペンサー=チャーチル 1902年 エドワード7世およびアレクサンドラ・オブ・デンマーク戴冠式 [12]
第7代ノーサンバランド公爵ヘンリー・パーシー英語版 1911年 ジョージ5世およびメアリー・オブ・テック戴冠式 [13]
第4代ソールズベリー侯爵ジェイムズ・ガスコイン=セシル 1937年 ジョージ6世およびエリザベス・ボーズ=ライアン戴冠式 [14]
ハインドホープの初代カニンガム子爵アンドルー・カニンガム 1953年 エリザベス2世戴冠式 [15]
サー・ゴードン・メッセンジャー英語版 2023年 チャールズ3世およびカミラ戴冠式 [16]

貴族裁判

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名前 解説 脚注
第2代バッキンガム公爵ヘンリー・スタッフォード 1478年 初代クラレンス公爵ジョージ・プランタジネットの裁判
第13代オックスフォード伯爵ジョン・ド・ヴィアー 1499年 第17代ウォリック伯爵エドワード・プランタジネットの裁判 [2]
第2代ノーフォーク公爵トマス・ハワード 1503年 第2代ダドリー男爵エドワード・サットン英語版の裁判
1521年 第3代バッキンガム公爵エドワード・スタッフォードの裁判
第3代ノーフォーク公爵トマス・ハワード 1534年 第3代デイカー男爵ウィリアム・デイカー英語版の裁判
1536年 アン・ブーリンの裁判
初代エクセター侯爵ヘンリー・コートニー英語版 1537年 初代ダーシー・デ・ダーシー男爵トマス・ダーシー英語版の裁判
初代ウォルデンのオードリー男爵トマス・オードリー英語版 1538年 初代モンタギュー男爵ヘンリー・ポール英語版初代エクセター侯爵ヘンリー・コートニー英語版の裁判
1541年 第9代デイカー男爵トマス・ファインズ英語版の裁判
初代ウィンチェスター侯爵ウィリアム・ポーレット 1551年 初代サマセット公爵エドワード・シーモアの裁判
第3代ノーフォーク公爵トマス・ハワード 1553年 初代ノーサンバランド公爵ジョン・ダドリーの裁判
第19代アランデル伯爵ヘンリー・フィッツアラン 1557年 第8代ストートン男爵チャールズ・ストートン英語版の裁判
初代ノーサンプトン侯爵ウィリアム・パー英語版 1559年 第2代ウェントワース男爵トマス・ウェントワース英語版の裁判
第6代シュルーズベリー伯爵ジョージ・タルボット 1571年 第4代ノーフォーク公爵トマス・ハワードの裁判
第3代ウィンチェスター侯爵ウィリアム・ポーレット英語版 1587年 スコットランド女王メアリー・ステュアートの葬儀
第4代ダービー伯爵ヘンリー・スタンリー英語版 1589年 第20代アランデル伯爵フィリップ・ハワードの裁判
初代バックハースト男爵トマス・サックヴィル 1601年 第2代エセックス伯爵ロバート・デヴァルーの裁判
初代コヴェントリー男爵トマス・コヴェントリー英語版 1631年 第2代キャッスルヘイヴン伯爵マーヴィン・タッチェット英語版の裁判
第21代アランデル伯爵トマス・ハワード 1641年 初代ストラフォード伯爵トマス・ウェントワースの裁判 [2]
初代クラレンドン伯爵エドワード・ハイド
大法官
1666年 第15代モーリー男爵英語版トマス・パーカーの裁判
初代フィンチ男爵ヘニッジ・フィンチ英語版
(大法官)
1676年 第3代コーンウォリス男爵チャールズ・コーンウォリスの裁判
1678年 第7代ペンブルック伯爵フィリップ・ハーバート英語版の裁判
1679年 初代ダンビー伯爵トマス・オズボーンの裁判
1679年 初代ポウィス伯爵ウィリアム・ハーバート初代スタッフォード子爵ウィリアム・ハワード第3代ウォードアのアランデル男爵ヘンリー・アランデル英語版第4代ピーター男爵ウィリアム・ピーター初代ベラシス男爵ジョン・ベラシス英語版の裁判
1680年 初代スタッフォード子爵ウィリアム・ハワードの裁判
初代ジェフリーズ男爵ジョージ・ジェフリーズ英語版
(大法官)
1685年 第2代デラマー男爵ヘンリー・ブース英語版の裁判 [2]
初代カーマーゼン侯爵トマス・オズボーン
枢密院議長
1692年 第4代オーカンプトンのムーン男爵チャールズ・ムーン英語版の裁判 [10]
初代サマーズ男爵ジョン・サマーズ
(大法官)
1699年 第6代ウォリック伯爵エドワード・リッチ第4代オーカンプトンのムーン男爵チャールズ・ムーン英語版の裁判 [10]
初代クーパー男爵ウィリアム・クーパー英語版
(大法官)
1716年 第3代ダーウェントウォーター伯爵ジェームズ・ラドクリフ第4代ウィドリングトン男爵ウィリアム・ウィドリングトン第5代ニスデール伯爵ウィリアム・マクスウェル第5代カーンワース伯爵ロバート・ダルゼル英語版第6代ケンミュア子爵ウィリアム・ゴードン第2代ネアーン卿ウィリアム・マレーの裁判 [11]
1716年 第5代ウィントン伯爵ジョージ・セトン英語版の裁判 [11]
1717年 初代オックスフォード=モーティマー伯爵ロバート・ハーレーの裁判 [11]
初代キング男爵ピーター・キング
(大法官)
1725年 初代マクルズフィールド伯爵トマス・パーカーの裁判 [11]
初代ハードウィック伯爵フィリップ・ヨーク
(大法官)
1746年 第4代キルマーノック伯爵ウィリアム・ボイド英語版第3代クロマーティ伯爵ジョージ・マッケンジー英語版第6代バルメリノ卿アーサー・エルフィンストン英語版の裁判 [11]
1747年 第11代ラヴァト卿サイモン・フレイザーの裁判 [11]
初代ヘンリー男爵ロバート・ヘンリー
国璽尚書
1760年 第4代フェラーズ伯爵ローレンス・シャーリーの裁判 [11]
第2代バサースト伯爵ヘンリー・バサースト
(大法官)
1776年 キングストン=アポン=ハル公爵夫人エリザベス・ピアポント英語版の裁判
初代サーロー男爵エドワード・サーロー
(大法官、1793年まで)
1788年 – 1795年 ウォーレン・ヘースティングズの裁判英語版
初代ラフバラー男爵アレクサンダー・ウェッダーバーン
(大法官、1793年以降)
初代アースキン男爵トマス・アースキン英語版
(大法官)
1806年 初代メルヴィル子爵ヘンリー・ダンダス英語版の裁判
初代デンマン男爵トマス・デンマン英語版
王座裁判所主席裁判官英語版
1841年 第7代カーディガン伯爵ジェームズ・ブルドネルの裁判
初代ハルスベリー伯爵ハーディンジ・ギファード英語版
(大法官)
1901年 第2代ラッセル伯爵フランク・ラッセル英語版の裁判 [2]
第3代ダラム伯爵ジョン・ランブトン英語版 1911年 – 1912年 ジョージ5世インド訪問中の大家令 [17]
初代ヘイルシャム子爵ダグラス・ホッグ英語版
(大法官)
1935年 第26代デ・グリフォード男爵エドワード・ラッセル英語版の裁判

脚注

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  1. ^ "Criminal Justice Act 1948, section 30" (英語). 2019年5月1日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i j k Vernon-Harcourt, Leveson William (1911). "Lord High Steward" . In Chisholm, Hugh (ed.). Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 17 (11th ed.). Cambridge University Press. pp. 3–4.
  3. ^ a b c d 松村, 赳富田, 虎男『英米史辞典』研究社東京都千代田区、2000年、433頁。ISBN 978-4767430478 
  4. ^ Shrewsbury, Earl of (E, 1442)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2023年5月20日閲覧。
  5. ^ Proceedings and Ordinances of the Privy Council of England, Vol. 4 (8 H. VI to 14 H. VI), ed. by Sir Harris Nicholas, 1835, pp. 3-4; (here linked as pdf), https://books.google.com/books/download/8_Henry_VI_1429_to_14_Henry_VI_1436.pdf?id=KJFSAAAAcAAJ&hl=de&capid=AFLRE70R3gAt0M8Eh3cGPk6rrnUrczljHw7vuzpim35F64PkbgCdVFugKX1myRY_pVir7RouDRllatiiSkg05GCh1XdC2J1maQ&continue=https://books.google.de/books/download/8_Henry_VI_1429_to_14_Henry_VI_1436.pdf%3Fid%3DKJFSAAAAcAAJ%26hl%3Dde%26output%3Dpdf 
  6. ^ Richard III and the Death of Chivalry, by David Hipshon, 2011, https://books.google.de/books?id=hS47AwAAQBAJ&pg=PA84&lpg=PA84&dq=coronation+Elizabeth+1465+Steward&source=bl&ots=Zq3N-n-cnc&sig=pGJGyzSubX0eBHHyryJg0aIxiGM&hl=de&sa=X&ved=0ahUKEwi9oMnMiJHKAhWFthoKHRJ6AbQQ6AEIODAD#v=onepage&q=coronation%20Elizabeth%201465%20Steward&f=false 
  7. ^ Squires, Knights, Barons, Kings: War and Politics in Fifteenth Century England; by Wm. E. Baumgaertner, 2010, https://books.google.de/books?id=skfZcdOXGp8C&pg=PT525&lpg=PT525&dq=coronation+%22Henry+VII%22+1485+Steward&source=bl&ots=ormyLoaloo&sig=TPXtXtCV4A_5Gd_I1YY3jJvw3uo&hl=de&sa=X&ved=0ahUKEwjG2LWMjZHKAhWKvBoKHRjDAOkQ6AEIVTAH#v=onepage&q=coronation%20%22Henry%20VII%22%201485%20Steward&f=false 
  8. ^ The Coronation of Queen Elizabeth”. History Today. 10 January 2012閲覧。
  9. ^ Cook, Chris; Wroughton, John (1980). English Historical Facts 1603–1688 (英語) (1st ed.). The Macmillan Press. p. 59. ISBN 978-1-349-02676-0
  10. ^ a b c d e Cook, Chris; Stevenson, John (1988). British Historical Facts 1688–1760 (英語) (1st ed.). The Macmillan Press. p. 81. ISBN 978-1-349-02369-1
  11. ^ a b c d e f g h i Cook, Chris; Stevenson, John (1988). British Historical Facts 1688–1760 (英語) (1st ed.). The Macmillan Press. p. 82. ISBN 978-1-349-02369-1
  12. ^ "No. 27489". The London Gazette (Supplement) (英語). 29 October 1902. p. 6865.
  13. ^ "No. 28535". The London Gazette (Supplement) (英語). 27 September 1911. p. 7084.
  14. ^ "No. 34453". The London Gazette (Supplement) (英語). 10 November 1937. p. 7051.
  15. ^ "No. 40020". The London Gazette (Supplement) (英語). 20 November 1953. p. 6238.
  16. ^ Roles to be performed at the Coronation Service at Westminster Abbey”. The Royal Family (2023年4月27日). 2023年5月5日閲覧。
  17. ^ "No. 28536". The London Gazette (英語). 29 September 1911. p. 7121.

外部リンク

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