奈良県立香芝高等学校
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奈良県立香芝高等学校 | |
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北緯34度32分42.1秒 東経135度43分9.3秒 / 北緯34.545028度 東経135.719250度座標: 北緯34度32分42.1秒 東経135度43分9.3秒 / 北緯34.545028度 東経135.719250度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 奈良県 |
学区 | 奈良県内全域 |
校訓 | |
設立年月日 | 1980年4月1日 |
創立記念日 | 10月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース | 表現探究コース |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D129210000156 |
高校コード | 29137E |
所在地 | 〒639-0223 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
奈良県立香芝高等学校(ならけんりつ かしば こうとうがっこう、英: Nara Prefectural Kashiba Senior High School)は、奈良県香芝市真美ヶ丘5丁目に所在する県立高等学校。
概要
2024年(令和6年)度より、吹奏楽部が、奈良県教育委員会より、部活動等に力を入れている学校を重点的に支援する「スポーツ・文化活動推進校」の指定を受け、それぞれの部活動に詳しい専門性の高い教員が顧問等として継続的に配置されている[2]。
スクール・ミッション
これまでの本校での取組と成果の上に、生徒・保護者及び地域のニーズを踏まえ、生徒が「行きたい」、保護者が「行かせたい」、そして地域から信頼される学校を創り、以下の人材を育成する。
- 人権を尊重し、豊かな人間性と創造性を備えた人材
- コミュニケーション能力や情報活用能力を備えた人材
- 地域の高校として、地域の未来を担っていく人材[3]
教育目標
日本国憲法、教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神に基づき、奈良県教育委員会の学校教育の指導方針を踏まえ、人権を尊重する民主的な社会の形成者として、豊かな人間性と創造性をそなえた生徒の育成を目指す[4]。
目指す生徒像
・明るく、素直で、チャレンジ精神にあふれる生徒
- 「元気いっぱい 一歩前へ」[4]
教育方針
アドミッション・ポリシー
以下のような生徒を積極的に受け入れる。
カリキュラム・ポリシー
確かな学力・豊かな人間性・健やかな心身の育成と、激動の社会に対応できる能力・意欲・創造性を養うことを教育方針とし、その実現のために以下の教育を行う。
- 生徒一人一人の興味・関心や進路希望に対応するために、多様な科目選択ができるカリキュラムを編成する。
- 個別最適な学びと協働的な学びを実現するために、ICTを最大限活用した授業を展開する
- 情報活用能力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を育むため、言語活動を重視した探究型の学習を行う。
- 学習意欲の向上を図り、主体的な学び・深い学びに繋げるため、ICTを効果的に活用した授業プログラムを展開する。
- 主体性と協働意識、他者尊重と社会貢献の精神を涵養するため、学校行事や課外活動、ボランティア活動などを計画的に組み入れる[3]。
グラデュエーション・ポリシー
卒業までに、以下の資質・能力の育成を目指す
- 個人の尊厳を重んじ、礼節を学び、常に和敬の心をもって自他の向上に努めることができる。(和敬)
- 学業に励み、真理を希求し、勤労と責任を重んじ、日々たゆまず努力し、新たな文化の創造に努めることができる。(創造)
- 常に心身の錬磨に励み、高い知性と健全な身体を培い、強固な意志とたくましい実践力を身に付けている。(錬磨)[3]
校訓
校訓は、「和敬」「創造」「錬磨」である。
- 和敬 - 個人の尊厳を重んじ、礼節を尊び、常に和敬の心をもって自他の向上に努める人間を育てる。
- 創造 - 学業に励み、真理を希求し、勤労と責任を重んじ、日々たゆまず努力し、新たに文化の創造に努める人間を育てる。
- 錬磨 - 常に心身の錬磨に励み、高い知性と健全な身体を培い、強固な意志とたくましい実践力を持った人間を育てる[1]。
沿革
年表
- 1979年(昭和54年)
- 1980年
- 1981年
- 1982年
- 3月25日 - 第3期工事が竣工。
- 6月26日 - 校舎棟等新築落成式を挙行。
- 1983年2月28日 - 校訓碑除幕式ならびに同窓会発令式を挙行。
- 1984年2月1日 - 格技場落成式を挙行。
- 1986年
- 1989年(平成元年)
- 1994年
- 10月 -「みんなの森」事業を実施(西側土手植樹)。
- 11月22日 - 創立15周年記念音楽鑑賞会(マルティン・シュカンパ(チェロ)・山口恵子・寺尾正・畑和佳子)を実施。
- 1996年3月21日 - クラブハウス「こまどりホール」が竣工。
- 1999年10月30日 - 創立20周年記念式典を挙行。
- 2000年9月1日 - IT教室を整備(情報化推進事業 北館3階 生徒用コンピュータ42台)。
- 2005年4月1日 - 新制服を導入。
- 2006年3月1日 - IT教室等設備を更新(情報化推進事業 コンピュータ42台更新・校内LAN整備)。
- 2009年10月31日 - 創立30周年記念式典を挙行。
- 2011年
- 3月1日 - ICT教室設備を更新(情報化推進事業 フリーアクセス床・教育用コンピュータ45台・iPad7台・電子黒板等整備)。
- 4月1日 - 学力向上実践研究指定校(平成23年度~平成25年度)
- 2014年10月9日 - 屋内運動場(体育館)耐震大規模改修工事が竣工。
- 2017年
- 3月1日 - AL教室を整備(ICT整備事業 北館4階 教育用タブレットPC45台等整備)。
- 12月28日 - 北館校舎耐震大規模改修工事が竣工。
- 2018年4月1日 - 次世代の教育情報化推進事業実践校(平成30年度)
- 2019年11月1日 - 創立40周年記念式典を挙行
- 2020年(令和2年)4月1日 - 表現探究コースを設置。
基礎データ
所在地
アクセス
象徴
校章
奈良県の県鳥「こまどり」と、いにしえの歴史を秘める葛下川にちなみ、植物の「葛」の葉を図案化し、未来に羽ばたく本校の飛躍を表現している。
3枚の葉は、それぞれ、校訓の「和敬」「創造」「錬磨」を表し、その形はまろやかななかにも創造の鋭さと錬磨のきびしさを葉先で表現し、未来に向かって限りない向上発展を目指す若人の理想を象徴している。[1]。
校歌
作詞は橋本竹茂、作曲は樋口博史による。歌詞は3番まであり、各番に校名の「香芝高校」が登場する[1]。
設置する課程、学科、コース及び定員
2020年(令和2年)度に表現探究コースが新設された。表現探究コース以外については、文型・理型のいずれかの類型の教育課程に、2年次より分かれる。
高校関係者と組織
高校関係者組織
- 奈良県立香芝高等学校学校運営協議会 - 保護者、地域住民、校長、関係行政機関の職員の中から委嘱された委員による機関。学校運営及び当該運営への必要な支援に関して協議する。
- 奈良県立香芝高等学校同窓会 香志会(こうしかい) - 卒業生による同窓会組織[5]
- 奈良県立香芝高等学校育友会 - 生徒保護者による保護者会組織で、会員は入会金及び年会費を納入する。
- 奈良県高等学校PTA協議会 - 奈良県立教育研究所内に事務局を置くPTA協議会。奈良県立香芝高等学校育友会の会員をもって会員とし、会員は単位PTA分担金として会費を納入する。
高校関係者一覧
著名な出身者
対外関係
近隣の畿央大学や香芝市立小学校・中学校と連携した教育・コラボレーションを行っている。
脚注
出典
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 奈良県立香芝高等学校 - YouTubeチャンネル