新羅明神 ウィキペディアから無料の百科事典 木造新羅明神坐像(国宝、園城寺所蔵)。 新羅明神(しんらみょうじん)は、園城寺の守護神。円珍(智証大師)が唐から帰国するに際して搭乗船の船首に出現し、自らを新羅国明神と称していたことによる。元来中国の山東省に祀ってあった神[1]、あるいは朝鮮半島からの渡来神とも、もとより寺の地域の地主神であったともいう。 作品[編集] 新羅明神坐像(園城寺蔵、平安時代、国宝) 弥勒如来二侍者像(ボストン美術館蔵、鎌倉時代) 脚注[編集] ^ 辻善之助『日本仏教史』岩波書店、1944年11月30日、839頁。 参考文献[編集] 出羽弘明『新羅の神々と古代日本―新羅神社の語る世界』同成社、2004年5月1日。ISBN 4886212913。 亀田孜『日本仏教美術史叙説』学芸書林、1970年1月1日。 関連項目[編集] 山王権現 七面天女 源義光 - 新羅明神前で元服し、新羅三郎義光と呼ばれる。 表話編歴中世神道世界観 哲学 神仏習合 護法善神 神宮寺 本地垂迹説 神道集 神道灌頂 御霊信仰 神国思想 慈遍 流派 両部神道 伊勢神道 度会常昌 度会家行 倭姫命世記 山王神道 吉田神道 吉田兼倶 神道大意 三輪流神道 御流神道 神話 中世日本紀 神皇正統記 北畠親房 神々 牛頭天王 蔵王権現 清瀧権現 赤山明神 新羅明神 摩多羅神 宇賀神 荒神 妙見 三十番神 信仰 八幡信仰 春日信仰 春日権現 住吉信仰 稲荷信仰 三輪明神 山王信仰 山王権現 天神信仰 熊野信仰 熊野権現 富士浅間信仰 図像学 神像 神道曼荼羅 影向図