新陽社

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株式会社新陽社
SHIN-YOSHA CORPORATION
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
170-0005
東京都港区3丁目4番13号
新陽社芝園ビル
設立 1946年10月1日
業種 電気機器
法人番号 9010401095118 ウィキデータを編集
事業内容 発車案内表示機の設計・製造
代表者 代表取締役社長 戸塚隆
資本金 1億8,225万円
外部リンク https://www.shin-yosha.co.jp/
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3色LED JR大船駅
液晶式 JR大宮駅
フルカラーLED JR水戸駅
マルチカラーLED 京王線新宿駅

株式会社新陽社(しんようしゃ、shin-yosha)とはおもに鉄道駅に設置されている電気掲示器および発車標の設計、製造、設置工事を行う企業である。日本電設工業の関連企業。

発車標[編集]

表示素子としては字幕式、反転式LED式と変遷してきた。LED式は従来より赤、黄緑、橙(橙は赤色LEDと黄緑色LEDによる)の3色LED方式であったが、2002年の京王線新宿駅マルチカラーLED(青色も含む7色)を初採用、2004年のJR新宿駅の南口でフルカラーLEDを初採用している。また、東急渋谷駅にみられるような液晶式の製品も手がけている。

外形デザインや表示コンテンツ等は鉄道会社ごとに異なり柔軟に対応している。ATOSタイプのような、システム全体は請け負わず表示機単体にて導入する場合もある。同社の製品は東日本地区において大きなシェアを持つ。

電気掲示器[編集]

日本国有鉄道(当時)の東日本地区に設置された電気掲示器の大半が同社のものであった。
様式、書体、ピクトグラフ、大きさ、蛍光灯の配列などが規程された鉄道掲示基準規程(失効)に則って製造された。

分割民営化後はJRによって同社の新しい電気掲示器へと交換されているが、一部の駅ではまだ見ることができる。

拠点[編集]

  • 営業拠点:首都圏の他に札幌、仙台、名古屋、大阪
  • 開発、製造拠点:東京都町田市 秋田県湯沢市

受賞[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]