朝日新聞社杯競輪祭

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朝日新聞社杯競輪祭
概要
開催時期 11月下旬
開催地域 小倉競輪場
愛称 競輪祭
分野 競輪
カテゴリー GI
形態 6日間トーナメント
主催者 北九州市
歴史
初回開催年 1951年
開催回数 65回(2023年)
初代優勝者 山本清治
最多優勝者 中野浩一(5回)
直近優勝者 眞杉匠(2023年)
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朝日新聞社杯競輪祭(あさひしんぶんしゃはいけいりんさい)は、小倉競輪場北九州メディアドーム)が競輪発祥の地であることを記念して行われる、競輪のGI競走である。競輪ファン・及びメディア(冠スポンサーである朝日新聞系列を除く)では「競輪祭」「小倉競輪祭」とも称される。

概要[編集]

本大会は、当年のKEIRINグランプリ出場権を賭けた、最後のGI競走である。また、GIII以上のグレードレースでは各競輪場の開設記念を除いて唯一、本大会のみ開催地が毎年固定されて行われている(他の競走は全て開催地持ち回り[注 1])。

小倉競輪場ではほぼ通年でナイター競走(愛称:スペースナイトレース)が実施されているが、場外発売においてはナイター競走の発売体制が全国的には不十分であることから、競輪祭においては他のGI同様に昼間開催で行われてきた。だが、2018年度の第60回大会よりGI初のナイター競走とし、併せて6日間制と予選におけるポイント制の復活、前半3日間ではガールズケイリン(同年のガールズグランプリ出場選手を最終決定するためのGI「競輪祭女子王座戦[注 2])も同時に行われている[1]

特別優秀競走は「ダイヤモンドレース」の名称で実施されている。

賞金[編集]

以下は、近年の決勝戦における各着順の賞金額。( )内は副賞(1〜3着に授与)を含んだ金額。

大会(年) 1着 2着 3着 4着 5着 6着 7着 8着 9着
第63回(2021年)[2] 3,528万円(3,618万円[3] 1,796万円(1,836万円[3] 1,176万円(1,200万円[3] 856万円 706万円 588万円 470万円 439万円 417万円
第64回(2022年)[4] 4,057万円(4,147万円[5] 2,065万円(2,105万円[5] 1,352万円(1,376万円[5] 984.4万円 811.9万円 676.2万円 540.5万円 504.9万円 479.6万円
第65回(2023年)[6] 4,500万円(4,590万円[7] 2,280.8万円(2,320.8万円[7] 1,490.7万円(1,514.7万円[7] 1,088.1万円 870.5万円 713.5万円 594.6万円 555.4万円 527.6万円

歴史[編集]

1951年11月21日から26日にかけて、競輪発祥3周年を記念して、小倉競輪場で第1回「競輪祭」が開催された[8] 。第1回の競輪祭を開催した当時は既に全国各地の競輪場でも同じく「競輪祭」のタイトルを用いた開催が行われていたが、小倉競輪場が競輪発祥の地である事を意識して、当時の通商産業省(通産省)が小倉以外の競輪場では「競輪祭」のタイトルを使わぬよう通達を出した[9]

競輪祭は「競輪発祥を記念するため、廉あるごとに小倉において実施する」という通産省通達の下に行われてきた経緯もあり、その後は第2回が同5周年の1953年に、第3回が同7周年の1955年に、第4回が同10周年の1958年に、第5回が同15周年の1963年に、その原則どおりに行われ、また第5回までの間は『全国競輪祭』の名称で行われた。だが、第6回(1964年)からは第1回小倉競輪の初日を中心にした日程で毎年開催されることとなり、併せて『競輪祭』の名称で毎年開催されるようになった[8]

かつては、デビュー3年未満の選手を対象とした「全日本新人王戦」と、「全日本競輪王戦」との別開催による2本立てトーナメントで行われ、第20回(1978年)までは、前半(前節)3日間が新人王戦、後半(後節)3日間が競輪王戦という日程を組んでいた。そのため、新人王戦の優勝者には競輪王戦への出場資格が与えられ、第5回(1963年)では高原永伍が新人王(当時は新鋭王戦)と競輪王とを連続優勝した例もあった。第21回(1979年)より、初日から4日目までは新人王戦と競輪王戦の番組を混在させる形を取ったことで、5日目・6日目は競輪王戦出場メンバーのみの戦いとなった。その後、KPK制度の導入により、1983年4月にS級が設けられて以降しばらくは新人王戦に出場できる選手はS級に限定されていたものの、後にS級特進条件が厳しくなったことから、A級選手も一部参加できる「S・Aトーナメント」化された。だが、現在の北九州メディアドームに移転した初年の第40回(1998年)で当時A級選手だった齋藤登志信が優勝したことで制度上の批判が上がったことや、翌年の第41回(1999年)より4日間開催に移行したことから[10]、新人王戦は事前に選抜されたメンバー9人による最終日における1レース限りの単発競走となった[8]

2001年度からの競輪の番組制度改革でグレード制の導入に伴い、1レース限りの新人王戦はヤンググランプリ(GII)に移行し競輪祭からは外されたことで、強力な若手の先行選手が新人王戦に出場するため競輪王戦において先行選手が少なくなるという状況は解消された。また、併せて競輪祭の開催時期が1月に変更(開催は2002年から)され、この開催時期の変更と同時に朝日新聞社から社杯が授与されるようになり、それに伴い第43回(2002年)より開催名称が競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦(GI)に変更された[8]

第46回(2005年1月)[11]から第54回2012年)までの開催では、選手とは別に、各競輪場で実況を担当するアナウンサーファン投票も行われ、その上位4名が競輪祭の実況を1日ずつ担当するという試みがなされていた(ただし各日の前半レースは弥永正宏が担当する年もあった)[12]

2009年度より開催時期が再び11月に戻されることになったため、2009年は1月(2008年度扱い・第50回大会)[13]と11月20日 - 11月23日(第51回大会)とで、2回開催された。また、大会の正式名称をその第51回大会より現在の名称に改称した[14][8]

第60回2018年)からはナイター開催に移行し、第40回以来20年ぶりに6日間開催が復活した[10]。但し、出場正選手は従来通り108名とし、全日12レースを行う(うち初日から三日目は後半4レースがガールズケイリン[1]。また、一次予選においては特別選抜予選の廃止とガールズケイリンで採用されているポイント制を導入し、そのポイント獲得上位者が二次予選へ進出できるよう番組を変更した[注 3]

第62回2020年)はCOVID-19の流行と感染拡大の防止の観点から、入場者を福岡県大分県佐賀県熊本県山口県在住者に限定した上で、事前に抽選を行い各日2500名[注 4]と制限した上の開催となった[15]第63回2021年)でも同様に、当初は抽選により各日2,500名に限定した入場制限(ただし居住地による制限はなし)を行った上で実施する予定であった[16]が、後に入場制限の上限を5000名[注 5]に引き上げたため入場許可証が無くても入場は可能となり、事実上撤廃された(ただし場内滞留が5,000名を超えた場合は入場制限を実施するとした)[17]第64回2022年)も前年同様に本場の場内滞留が最大5,000名[注 6]を超えた場合は入場制限を実施するとしたが、実施されなかった。

第65回2023年)は、4年ぶりに入場制限が撤廃された[注 7]

出場選手選抜方法[編集]

朝日新聞社杯競輪祭の出場選手は、各競輪場の記念競走の決勝で好成績を残した勝負強い選手が選抜される。毎回若干変更・修正されるものの、概ね以下の資格順位により正選手108名、補欠選手8名を選抜する[18]

  • 選考期間…平均競走得点:当年3月〜8月(6ヶ月)・4日制GIII成績:前年9月〜当年8月(12ヶ月)、選考月…9月、最低出走回数…24出走(但し変更になる可能性がある[注 8][注 9]
  1. S級S班在籍者
  2. 過去3回以上優勝した者(開催時S級1班所属が条件)
  3. サマーナイトフェスティバル決勝競走出走者
  4. 選手選考対象期間において2か月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者(開催時S級1班所属が条件)
  5. 4日制GIII(主に記念競輪)決勝での1〜3位の回数上位者
    1位の回数が同数の場合は2位の回数の多い選手を、2位の回数が同数の場合は3位の回数の多い選手を順次選抜
    3位の回数が同数の場合は平均競走得点上位者を優先して選抜
  6. 残余がある場合は、平均競走得点上位者を順次選抜

なお、補欠選手は正選手を除く選手のうち4日制GIIIの決勝での1〜3位の回数上位者からさらに順次選抜される。残余があれば、平均競走得点上位者からの選抜となる。

勝ち上がり方式[編集]

[19][20][21][22][23][24]

 優秀  初日 2日目 3日目 4日目 5日目 最終日
一次予1(4) 一次予2(8) DMD(1) 準決勝(3)
一次予1(8) 二次予A(3) 0決勝(1)0
一次予2(4) 二次予B(3)
敗者戦 - - - (5) (9) (11)
女子 予選(4) 準決勝(2) 決勝(1)
敗者戦(2) 敗者戦(3)
ポイント[22] 1着 2着 3着 4着 5着 6着 7着 8着 9着 棄権
一次予1 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
一次予2 13 11 9

従来どおり正選手108名。

  • 1 - 3日目
「一次予選」 各選手2回(1日目・2日目、1日目・3日目、2日目・3日目の3パターンのうちいずれか)出走し、合計ポイント1~9位が「ダイヤモンドレース」進出(ボーダーラインは21点[注 10])、10~36位が「二次予選A」進出、37~63位が「二次予選B」進出。初日は第1〜第8レース、2日目・3日目は第3〜第10レースで行われる[注 11]。なお、獲得した合計ポイントが同一の場合は、選考順位上位の者が優先される。一次予選では現行のポイント制となってからはシードレースである特別選抜予選はなく[注 12][注 13]、また一次予選が行われる3日目までは、欠場選手が発生した場合でも選手の補充は行わないことになっている[8][25]
  • 4日目
「二次予選B」 各レース1~2着6名が「準決勝」進出。後半の第6〜第8レースで行われる。
「二次予選A」 各レース1~4着12名が「準決勝」進出。後半の第9〜第11レースで行われるが、2019年のみ第9〜第10レースと第12レースで行われた。
「ダイヤモンドレース」 二次特別選抜予選。失格にならない限り、9名全員が「準決勝」進出。最終レースとして行われるが、2019年のみ最終レースの一つ前(第11レース)に行われた。
  • 5日目
「準決勝」 各レース1~3着9名が「決勝」進出。最終の第10〜第12レースの3レースで行われるが、2019年のみ最終レースの一つ前まで(第9~第11レース)で行われた(最終レースは一般)。
  • 6日目(最終日)
「決勝」 最終レース。上位3着は表彰式で表彰台に上がることができる。また、優勝者には優勝インタビューやウイニングランなどが執り行われる。

一次予選では特別選抜競走がないため、出場選手全員が同じ条件で開催を迎える。また強制帰郷はないため、失格・途中欠場がなければ全員最終日に出走できる。

参考までに、1999年度より2017年度の番組体系も以下に記す。

1999年度から2017年度の番組[編集]

1999年度から2017年度の番組
初日〜4日目すべて12レース[注 14]
 優秀  初日 0002日目000 0003日目000 最終日
DMD(1) 準決勝(3)
特選予選(3) 二次予選(6) 00決勝(1)00
一次予選(9)
敗者戦 00-00 (5) (9) (11)
  • 初日
「一次予選」 合計9レース行われ、各レース1~4着36名が「二次予選」進出。
「特別選抜予選」 一次予選の後に合計3レース行われ、各レース1~3着9名は無条件で2日目の「ダイヤモンドレース」と、3日目の「準決勝」進出権利が同時に得られる。4~9着18名は「二次予選」進出。
  • 2日目
「二次予選」 合計6レース行われ、各レース1~3着18名が「準決勝」進出。
「ダイヤモンドレース」 二次特別選抜予選として、最終レースに行われる。失格にならない限り、9名全員が「準決勝」進出。
  • 3日目
「準決勝」 後半3レース。各レース1~3着9名が「決勝」進出。
  • 4日目(最終日)
「決勝」 最終レース。上位3着は表彰式で表彰台に上がることができる。また、優勝者には優勝インタビューやウイニングランなどが執り行われる。
「特別優秀」 「決勝」前の合計2レース。「準決勝」各レース4~6着9名と、二次予選敗退選手による3日目「特選」各レース1~3着9名の18名により行われる。

その他、2日目以降に予選敗退者を対象とした「特一般」(2日目)、「一般」、「選抜」、「特選」(3日目以降)が開催される。

過去の優勝者[編集]

全日本競輪王戦および全日本新人王戦の優勝者について記述する。なお第5 - 8回に開催された新人王戦は「新鋭王座」戦[27]として実施。

競輪王決勝日 優勝者 府県 新人決勝 新人王
01 1951年11月26日 山本清治 27大阪
02 1953年11月30日 山地正 37香川
03 1955年11月24日 石田雄彦 30和歌山
04 1958年11月25日 戸上守 40福岡
05 1963年12月02日 高原永伍 14神奈川 05 11月26日 高原永伍
06 1964年11月30日 06 11月24日 木村実成
07 1965年11月29日 加藤晶 26京都 07 11月23日 野寺英男
08 1966年11月28日 吉川多喜夫 14神奈川 08 11月21日 松本秀房
09 1967年11月27日 平間誠記 04宮城 09 11月20日 福島正幸
10 1968年11月25日 伊藤繁 14神奈川 10 11月18日 藤巻昇
11 1969年11月24日 高原永伍 11 11月18日 班目秀雄
12 1970年12月07日 福島正幸 10群馬 12 11月30日 荒川秀之助
13 1971年11月29日 阿部道 04宮城 13 11月23日 山藤浩三
14 1972年11月27日 班目秀雄 07福島 14 11月20日 藤巻清志
15 1973年12月03日 福島正幸[注 15] 10群馬 15 11月26日 国持一洋
16 1974年11月25日 16 11月18日 渡辺孝夫
17 1975年12月01日 桜井久昭 13東京 17 11月24日 岩崎誠一
18 1976年11月29日 阿部良二 03岩手 18 11月23日 中野浩一
19 1977年11月29日 藤巻清志 14神奈川 19 11月21日 菅田順和
20 1978年11月27日 中野浩一 40福岡 20 11月20日 吉井秀仁
21 1979年11月27日 吉井秀仁 12千葉 21 11月25日 木村一利
22 1980年11月25日 中野浩一 40福岡 22 11月23日 亀川修一
23 1981年11月24日 23 11月22日 北村徹
24 1982年11月23日 井上茂徳 41佐賀 24 11月21日 峰重龍一
25 1983年11月23日 中野浩一 40福岡 25 11月21日 小磯伸一
26 1984年11月27日 井上茂徳 41佐賀 26 11月25日 小門洋一
27 1985年11月27日 27 11月25日 山田英伸
28 1986年11月25日 山口健治 13東京 28 11月25日 俵信之
29 1987年11月24日 中野浩一 40福岡 29 11月22日 鈴木誠
30 1988年11月28日 山口健冶 13東京 30 11月26日 長谷部純也
31 1989年11月28日 波潟和男 31 11月26日 神山雄一郎
32 1990年11月27日 滝澤正光 12千葉 32 11月25日 紫原政文
33 1991年11月26日 小橋正義 33岡山 33 11月24日 高木隆弘
34 1992年11月25日 吉岡稔真 40福岡 34 11月23日 児玉広志
35 1993年11月25日 35 11月23日 澤田義和
36 1994年11月28日 36 11月26日 横田努
37 1995年11月27日 神山雄一郎 09栃木 37 11月25日 金山栄治
38 1996年11月25日 38 11月23日 太田真一
39 1997年11月26日 39 11月24日 手島慶介
40 1998年11月25日 加倉正義[注 16] 40福岡 40 11月23日 齋藤登志信
41 1999年11月23日 小倉竜二 36徳島 41 11月23日 吉村和之
42 2000年11月26日 神山雄一郎 09栃木 42 11月26日 加藤慎平
43 2002年1月27日 山田裕仁 21岐阜 以降はヤンググランプリに移行
44 2003年1月26日
45 2004年1月25日 小橋正義 15新潟
46 2005年1月30日 後閑信一 10群馬
47 2006年1月29日 小倉竜二 36徳島
48 2007年1月28日 山崎芳仁 07福島
49 2008年1月27日 井上昌己 42長崎
50 2009年1月25日 山崎芳仁 07福島
51 2009年11月23日 平原康多 11埼玉
52 2010年12月05日 海老根恵太 12千葉
53 2011年12月04日 長塚智広 08茨城
54 2012年12月02日 武田豊樹
55 2013年12月01日 金子貴志 23愛知
56 2014年11月24日 平原康多 11埼玉
57 2015年11月23日 武田豊樹 08茨城
58 2016年11月27日 平原康多 11埼玉
59 2017年11月26日 新田祐大 07福島
60 2018年11月25日 浅井康太 24三重
61 2019年11月24日 松浦悠士 34広島
62 2020年11月23日 郡司浩平 14神奈川
63 2021年11月23日 吉田拓矢 08茨城
64 2022年11月27日 新山響平 02青森
65 2023年11月26日 眞杉匠 09栃木

女子優勝者[編集]

競輪王決勝日 優勝者 府県
01 1951年11月26日 木本登美子 27大阪
02 1953年11月30日 立川玉子 33岡山
03 1955年11月24日 田中和子 29奈良

今後の開催予定[編集]

特記なき限り小倉競輪場(北九州メディアドーム)にて開催
  • 第66回 - 2024年(令和6年)11月19日 - 24日
  • 第67回 - 2025年(令和7年)11月19日 - 24日

エピソード[編集]

決勝戦テレビ中継[編集]

  • 決勝戦のテレビ中継は、主催者に朝日新聞社が含まれていることから、2009年 - 2012年第54回)は九州朝日放送の制作により、自転車を題材にした特番ドキュメンタリーに内包する形[注 18]テレビ朝日系列の放送局のうち一部地域にて放送されたが、テレビ朝日系列局が所在しても同地域内の独立放送局や他系列局での放送となることがあった[注 19](これまではTBS系列( - 1977年まで)、テレビ西日本(1978年 - 1990年まで)、TXN九州→TVQ九州(1991年 - )発で放送されたが、一部でネットされない局などもあった)。
  • 2021年第63回)以降は、同様にテレビ東京系列『デカ盛りハンター』とのコラボ企画として、決勝戦の生中継と『デカ盛りドリームマッチ』(競輪選手や関係者を交えた大食い対抗戦企画)が放送されている。なお、当番組のレギュラー放送が終了した2023年第65回)も同様のスタイルで放送された。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 但し、高松宮記念杯競輪でもかつては大津びわこ競輪場が廃止されるまで、同場にて固定開催されていた。
  2. ^ 2022年までは、FII「ガールズグランプリトライアルレース」。なお、2017年以前の「ガールズグランプリ」は、基本的に当年1月 - 9月における賞金獲得上位者が選出されていた。
  3. ^ GIにおける予選でのポイント制は、2005年から2008年にかけてオールスター競輪で採用されて以来となる(当時はポイント制が不評のためオールスター競輪では2009年より勝ち上がり戦に戻されたが、2021年より再びポイント制を採用している)。他にも、日本選手権競輪において一時期実施されていた、出場権を賭けて争う「ダービートライアル」がポイント制であった。
  4. ^ 実際には、最終日の1,395名が最高だった。なお、競輪のGI開催としては最終日の入場者数ワーストとなった。
  5. ^ 実際には、最終日の3,026名が最高だった。
  6. ^ 実際には、最終日の3,949名が最高だった。
  7. ^ 実際には、最終日の4,011名が最高だった。
  8. ^ 2014年の第56回朝日新聞社杯競輪祭のみ、SS11 (競輪)に関与していた一部選手を対象に18出走へと急遽変更された。
  9. ^ 2020年第62回朝日新聞社杯競輪祭は、COVID-19の影響であっせん状況を考慮して変更された。
  10. ^ 第64回2022年
  11. ^ 2022年までは、各日とも第1〜第8レースで行われていた。
  12. ^ ほかにビッグレースでは、高松宮記念杯競輪第74回以降)と共同通信社杯GII)でも特別選抜予選がない。
  13. ^ 一方、競輪祭と同じくナイター開催かつ一次予選で2021年よりポイント制を復活させたオールスター競輪では、一次予選においては従来通りファン投票による得票最上位18名により「ドリームレース」または「オリオン賞レース」が行われるため、この2つのレースにおいては他の一次予選レースよりもポイントを優遇することで事実上のシードレースとしている。
  14. ^ 2016年大会までは4日目(最終日)のみ全11レースしか設定されないため、3日目「一般」各レース7〜9着9名が最終日を待たずに強制的に(失格はなくても)途中帰郷(「お帰り」)させられていた[26]
  15. ^ 第15回は1着で入線した田中博(群馬)の失格による繰り上がり。
  16. ^ 1着で入線した吉岡稔真(福岡)の失格による繰り上がり。
  17. ^ 2018年度のみオールS級での7レース制。
  18. ^ 締め切り前のオッズ表示や展開予想などは一切行わず、レースに関しては発走直前〜着順確定の間だけを放送。
  19. ^ 2012年度のネット局は、BS日テレ日本テレビ系のBS放送)、テレビ神奈川テレビ埼玉チバテレビとちぎテレビ群馬テレビ(以上JAITS)、メ〜テレ朝日放送(以上テレビ朝日系列)、テレビ高知熊本放送(以上TBS系列
  20. ^ BS日テレで放送。
  21. ^ 2022年以降は、20:55までの放送。

出典[編集]

  1. ^ a b 平成30年度 朝日新聞社杯競輪祭の見直しについて”. keirin.jp (2017年10月10日). 2017年10月11日閲覧。
  2. ^ 朝日新聞社杯競輪祭(GⅠ)(SK5) (PDF) 副賞を含まない金額
  3. ^ a b c 日刊スポーツ大阪本社版、2021年11月18日付11面
  4. ^ 朝日新聞社杯競輪祭(GⅠ)(SK5) (PDF) 副賞を含まない金額
  5. ^ a b c “写真ニュース ◇GI第64回競輪祭 決勝 2425㍍”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年11月28日). https://www.nikkansports.com/public_race/photonews/photonews_nsInc_202211280000183-0.html 2022年11月28日閲覧。 
  6. ^ 朝日新聞社杯競輪祭(GⅠ)(SK5) (PDF) 副賞を含まない金額
  7. ^ a b c 【朝日新聞社杯競輪祭・競輪祭女子王座戦】優勝賞金は? 獲得賞金額はいくら?”. netkeirin (2023年11月23日). 2023年11月23日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 競輪祭とは”. JKA. 2019年11月11日閲覧。
  9. ^ ●競輪祭は小倉だけではなかった!?
  10. ^ a b G1初ナイター 生まれ変わった競輪祭が風起こす - 喜怒愛楽 日刊スポーツ 2018年9月26日
  11. ^ 若生武則の 『第46回競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦(GI)レポート』 2日目編
  12. ^ 第47回競輪祭 実況者投票 小倉アスリートファンサイト
  13. ^ 平成21年度特別競輪等の開催場等について
  14. ^ 平成21年度特別競輪等の一部開催名称の決定及びSSカップ(仮称)の20年度前倒し開催の決定について
  15. ^ 第62回朝日新聞社杯競輪祭 ガールズグランプリ2020トライアルレースの入場制限について
  16. ^ GI第63回朝日新聞社杯競輪祭における入場制限について”. KEIRIN.JP (2021年10月1日). 2021年10月1日閲覧。
  17. ^ 第63回朝日新聞社杯競輪祭(GI)の入場制限変更について”. KEIRIN.JP (2021年11月11日). 2021年11月11日閲覧。
  18. ^ 選考基準 ⇒ ここから「朝日新聞社杯競輪祭(GI)」をクリック
  19. ^ ガールズグランプリ2018 トライアルレース(FII)参加選手数及び選抜方法
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  21. ^ 平成30年度朝日新聞社杯競輪祭に係る概定番組について 2018年1月25日
  22. ^ a b 第60回朝日新聞社杯競輪祭(GIナイター)予選競走着位ポイント表・概定番組 2018年8月23日
  23. ^ 概定番組表
  24. ^ “競輪祭に脇本雄太らSSが勢ぞろい!ガールズも必見”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年11月4日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202011020001060.html 2020年11月4日閲覧。 
  25. ^ 第62回競輪祭2日目第5レース(一次予選2) - Rakuten Kドリーム、2020年11月19日
  26. ^ 平成29年度寛仁親王牌・競輪祭・全日本選抜【GI】概定番組変更について - KEIRIN.JP、2017年8月24日(平成29年度寬仁親王牌世界選手権記念トーナメント・朝日新聞社杯競輪祭・読売新聞社杯全日本選選抜【GI】概定番組
  27. ^ 月刊競輪Web 2012年年間記録集 (PDF) の29ページ
  28. ^ 2018年版競輪年間記録集(43〜44頁)” (PDF). KEIRIN.JP. 2019年5月27日閲覧。
  29. ^ 今年もやりますKEIRINフェスティバル!”. KEIRIN.JP (2020年11月13日). 2020年11月13日閲覧。
  30. ^ 朝日新聞社杯 競輪祭 第60回 - goo tv(関東版)、2018年11月25日
  31. ^ [1][リンク切れ]
  32. ^ なんでアナタは競輪場へ? 第62回朝日新聞社杯競輪祭(GI) - Yahoo!テレビガイド、2020年11月23日

外部リンク[編集]