東野司

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(とうの つかさ、1957年 -)は日本SF作家テクニカルライター愛媛県生まれ。横浜国立大学大学院中退。

経歴[編集]

「赤い涙」(『SFマガジン』1986年11月号 早川書房)でデビューした。 デビュー作品を初めとして、『ミルキーピア』(早川書房)、『電脳祈祷師』(学習研究社)、『よろず電脳調査局ページ11』(徳間書店)の各シリーズなど、電脳(コンピュータ)が関わる作品を多く発表している。2005年9月から2007年9月まで日本SF作家クラブ第17代事務局長を、2013年3月から2015年8月までの間、第17代会長を務めた。

日本文藝家協会会員、日本児童文学者協会会員。「創作集団プロミネンス」(旧名「少年文芸作家クラブ」)会員。

作品リスト[編集]

ミルキ〜ピア物語[編集]

「京美ちゃんの家出」「聖哉くん、誘拐!」「フェスティバルキャラの逆襲」収録
(単行本未収録)「京美・誕生―小さなイヤリング」「霧のエトランゼ」

よろず電脳調査局ページ11[編集]

電脳祈祷師シリーズ[編集]

展翅シリーズ[編集]

技術解説書[編集]

SF短編集[編集]

  • 赤い涙
「赤い涙」「任務(ベストミッション)」「バッド・チューニング」「門(ゲート)ひらくときに」「こんにちは赤ちゃん」「キャットファイト」収録
  • 電脳セッション
「人生スクロール」「アドレスに帰りたい」「暗闇からポップアップ」「スウィートメモリー」「素敵なコンパチブルライフ」「日本一のバグ男」「コンパイラ少女の恐怖」「裏ウィンドウ」「俺たちにROMはない」「デリートしよう、思い出を」「忘れじのキャリッジ・リターン」「I/O牧場の決斗」「マクロの決死圏」「華麗なるフロッピー」「八月の濡れた回路」「ルートディレクトリに進路を取れ」収録

ノベライズ[編集]

児童文学[編集]

  • 何かが来た 2013年7月31日、岩崎書店・21世紀空想科学小説)ISBN 978-4265075027

関連項目[編集]

外部リンク[編集]