松岩駅
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松岩駅 | |
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駅全景(2024年2月) | |
まついわ Matsuiwa | |
◄岩月 (1.3 km) | |
所在地 | 宮城県気仙沼市松崎片浜10 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■気仙沼線BRT |
キロ程 | 65.6 km(前谷地起点) |
電報略号 | マツ |
駅構造 | 地上駅 |
乗車人員 -統計年度- | 42人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 2012年(平成24年)8月20日[* 1] |
備考 | 無人駅 |
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松岩駅 | |
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駅舎(2009年7月) | |
まついわ Matsuiwa | |
◄最知 (2.3 km) (2.7 km) 南気仙沼► | |
所在地 | 宮城県気仙沼市松崎片浜10 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■気仙沼線 |
キロ程 | 65.6 km(前谷地起点) |
電報略号 | マツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
開業年月日 | 1957年(昭和32年)2月11日[2] |
廃止年月日 | 2020年(令和2年)4月1日[** 1] |
備考 | 無人駅[1] |
松岩駅(まついわえき)は、宮城県気仙沼市松崎片浜にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)のバス停留所である。元々は同社の気仙沼線の鉄道駅であった。
歴史
[編集]- 1957年(昭和32年)2月11日:日本国有鉄道(国鉄)気仙沼線の駅として開業(一般駅)[2]。
- 1963年(昭和38年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止し、旅客駅となる[2]。
- 1972年(昭和47年)2月1日:荷物扱いを廃止[3]。無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[2]。
- 2011年(平成23年)3月11日:東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)で発生した津波により流失[4]。
- 2012年(平成24年)8月20日:BRTで仮復旧[5]。
- 2018年(平成30年)7月1日:バス専用道の延伸に伴い、専用道上に駅を移設[6]。
- 2020年(令和2年)4月1日:柳津駅 - 気仙沼駅間の鉄道事業廃止により、鉄道駅としては廃駅となる[7][8]。
- 鉄道時代のホーム(2009年7月)
- 震災被害を受けたホーム(2012年9月)
- 一般道上に設置されていた時代のBRTのりば(2012年8月)
駅構造
[編集]鉄道駅のホームと線路を撤去した専用道上に、上り下りの乗降場が相対して設置されている。構内は2車線。柳津方面行き乗降場に待合室とトイレが設置されている。赤岩港方で一般道と繋がっており、気仙沼市立病院駅を経由する便の出入りに使われる。
BRTの運行開始時には県道上(ミヤコーバス「片浜」停留所と同位置)に設置されていた。
震災発生前は単式ホーム1面1線を有する地上駅で、気仙沼駅管理の無人駅であった[1]。コンクリート製の駅舎があったが震災による津波で流失し、ホームの一部のみが残った。
- 待合室(2024年2月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)のBRTにおける1日平均乗車人員は42人である[利用客数 1]。
2013年度(平成25年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
2013年(平成25年) | 58 | [利用客数 2] |
2014年(平成26年) | 66 | [利用客数 3] |
2015年(平成27年) | 62 | [利用客数 4] |
2016年(平成28年) | 57 | [利用客数 5] |
2017年(平成29年) | 52 | [利用客数 6] |
2018年(平成30年) | 60 | [利用客数 7] |
2019年(令和元年) | 58 | [利用客数 8] |
2020年(令和 | 2年)50 | [利用客数 9] |
2021年(令和 | 3年)45 | [利用客数 10] |
2022年(令和 | 4年)45 | [利用客数 11] |
2023年(令和 | 5年)42 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]西側は宮城県道26号線に接し、駅に隣接する「片浜」停留所では仙台方面の高速バス(ミヤコーバスの仙台 - 気仙沼線)が利用できる。
震災後、駅の東側では区画整理が行われ、商業施設の誘致が進められているが、2022年9月時点では交渉が難航し、見通しが立っていないと報じられている[9]。
- 松岩寺
- 古谷館八幡神社
- 煙雲館(仙台藩 伊達家御一家筆頭 鮎貝家居館。落合直文生家)
- 国道45号(気仙沼バイパス)
- 宮城県道26号気仙沼唐桑線
- 三陸沿岸道路 気仙沼中央インターチェンジ
- 松岩郵便局
- 気仙沼警察署松岩駐在所
- ミヤコーバス「片浜」停留所
隣の停留所
[編集]かつて存在した鉄道路線
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、24頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、484頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第537号”. 官報. (1972年1月28日)
- ^ 【東日本大震災】JR東日本、太平洋沿岸の23駅流失 Archived 2011年4月13日, at the Wayback Machine. - Sankei Biz(2011年4月1日)
- ^ 気仙沼線における暫定的なサービス提供開始について (PDF) - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース(2012年7月18日)
- ^ 気仙沼線BRTダイヤ改正について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース(2018年6月8日)
- ^ 『気仙沼線(柳津〜気仙沼間)及び大船渡線(気仙沼〜盛間)における鉄道事業の廃止の日の繰上げの届出について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月31日。オリジナルの2020年2月4日時点におけるアーカイブ 。2020年2月6日閲覧。
- ^ 『鉄道事業の廃止の届出に係る廃止の日の繰上げについて』(PDF)(プレスリリース)国土交通省東北運輸局、2020年1月29日。オリジナルの2020年2月1日時点におけるアーカイブ 。2020年2月6日閲覧。
- ^ “片浜地区土地区画整理地内の商業施設誘致見通したたず”. 三陸新報. (2022年9月20日). オリジナルの2022年9月20日時点におけるアーカイブ。 2022年9月22日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ a b “BRT駅別乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月23日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年8月26日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月19日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月10日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月7日閲覧。
関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- 日本の都道府県の東西南北端の駅の一覧 - 震災休止前は当駅が宮城県最東端であった。
外部リンク
[編集]- 駅の情報(松岩駅):JR東日本