石黒賢

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いしぐろ けん
石黒 賢
本名 同じ
別名義 イシグロ ケン(翻訳家名)
生年月日 (1966-01-31) 1966年1月31日(58歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都
身長 178 cm
血液型 A型
職業 俳優タレント司会者·キャスター児童文学翻訳家
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1983年 -
活動内容 1983年:俳優デビュー
1993年:『振り返れば奴がいる
2004年:『新選組!
配偶者 既婚[1]
著名な家族 石黒修(父)
事務所 ソニー・ミュージックアーティスツ
公式サイト 石黒賢オフィシャルWEBサイト
主な作品
テレビドラマ
青が散る
3年B組金八先生(第3シリーズ)
すてきな片想い
振り返れば奴がいる
ショムニ』シリーズ
不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜
新選組!
CHANGE
半沢直樹
ネメシス
映画
ホワイトアウト
ローレライ
LIMIT OF LOVE 海猿
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石黒 賢(いしぐろ けん、1966年1月31日 - )は、日本俳優タレント司会者キャスター児童文学翻訳家。本名、同じ[2]。翻訳家名、イシグロ ケン

東京都出身。成城学園中学校高等学校成城大学経済学部卒業。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。父は日本人初のプロテニス選手として知られる石黒修

来歴・人物[編集]

中学から大学までテニス部に在籍し、中学2年生の時には都大会で秋篠宮文仁親王と対戦した経験がある[3]。そのことから、テニス専門誌にコラムを書いたり[4]WOWOWのテニス中継(グランドスラム大会ジャパン・オープンテニスなど)では番組ナビゲーターやゲストなどで出演することが多い[5]

「テニスの出来る男の子を捜している」と知人から聞きつけた父の「じゃあうちの子を」との推薦により、1983年、高校3年時に『青が散る』に主演してデビュー[3]

また、一女二男がおり、ニューヨークでたまたま手にした絵本『Scary』の翻訳をきっかけに[6]、「絵本パパこれ読んで!シリーズ」としてトランスワールドジャパンからイシグロ・ケン名義で6冊の絵本を出版したり[7]2008年よりWOWOW『ウィンブルドンテニス』のスペシャルナビゲーターを務めるなど、活動の場を広げている。

振り返れば奴がいる』で共演した織田裕二と親交がある。また、髙嶋政宏とは成城学園中学・高校・大学を通じた同級生で、『ツインズ教師』で初共演した[8]。妻も成城大学出身で、ミス・キャンパスとして語学雑誌の表紙を飾ったこともある[9]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • がしんたれ(1994年7月・8月 / 芸術座 / 座長)
  • 恋忘れ草(1997年1月・2月 / 芸術座)
  • ラブハンドル(2006年2月4日 - / パルコ劇場 他)
  • 今の私をカバンにつめて(2010年9月25日 - ・2013年9月6日 - 16日 / こどもの城 青山円形劇場・2013年9月20日〜24日 / 大阪ビジネスパーク円形ホール)
  • 万葉ファンタジスタ 大伴家持(2013年10月5日・2014年9月14日 / 高岡市民会館)
  • ユーミン×帝劇 vol.2 あなたがいたから私がいた(2014年10月8日 - 31日 / 帝国劇場)
  • 音楽朗読劇『Homunculus~ホムンクルス~』(フェルナンド枢機卿[31]
  • 7本指のピアニスト~泥棒とのエピソード~(2022年7月24日 - 31日、サンシャイン劇場)[32]

情報・バラエティ番組[編集]

スポーツ番組[編集]

  • ウィンブルドンテニス(WOWOW、2012年6月25日 - 7月8日・2014年6月23日 - 7月6日) スペシャルナビゲーター
  • 東京パラリンピック

石黒賢 岸田奈美 大西瞳が語る東京パラリンピック (NHK 2021年9月4日)

WEBドラマ[編集]

  • プリズン・オフィサー 第3話(2015年2月、BeeTV) - 四谷信一郎 役[33]
  • 新しい王様 Season2(2019年1月18日 - 3月14日、Paravi) - 麻布 役
  • 百合だのかんだの(2019年5月14日配信開始、FOD) - 不破誠 役
  • EVOL(2023年11月3日 - 、DMM TV) - 土屋広美 役[34]

ラジオ[編集]

CM[編集]

音楽活動[編集]

シングル[編集]

  1. 君にミステイク(作詞:庄野真代、作曲・編曲:小泉まさみ、1985年8月21日、ビクター
    • (c/w)SE TSU NAI季節(シーズン)(作詞:庄野真代、作曲・編曲:小泉まさみ)
  2. 青くなれ(作詞:さかたかずこ、作曲:円広志、編曲:川村栄二、1987年6月21日、ビクター)※映画『やるときゃやるぜ』主題歌

アルバム[編集]

  1. ISHIGURO(1988年6月21日、ビクター)

書籍[編集]

絵本翻訳[編集]

  • Scary もしこんなことになっちゃったら(2005年4月、トランスワールドジャパン、絵本 パパこれよんで!シリーズ、ISBN 9784925112352
  • ティップトップとワニ これはティップトップとむしばのワニのおはなし(2005年4月、トランスワールドジャパン、絵本 パパこれよんで!シリーズ、ISBN 9784925112376
  • ティップトップとゾウ これはティップトップとなきむしのゾウのおはなし(2005年4月、トランスワールドジャパン、絵本 パパこれよんで!シリーズ、ISBN 9784925112369
  • マルタとじてんしゃ(2006年8月、トランスワールドジャパン、絵本 パパこれよんで!シリーズ、ISBN 9784925112826
  • マルタとききゅう(2006年8月、トランスワールドジャパン、絵本 パパこれよんで!シリーズ、ISBN 9784925112833
  • マルタとたこ(2006年8月、トランスワールドジャパン、絵本 パパこれよんで!シリーズ、ISBN 9784925112840

脚注[編集]

  1. ^ 2月:石黒朋子さん”. 暮らしのレシピ. TBSテレビ (2008年2月). 2016年9月7日閲覧。
  2. ^ 石黒 賢”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2016年9月7日閲覧。
  3. ^ a b “石黒賢、秋篠宮様と中学時代にテニスで対戦『徹子の部屋』当時のエピソードを語る”. テレビドガッチ (プレゼントキャスト). (2015年10月9日). https://plus.tver.jp/news/35617/detail/ 2016年9月7日閲覧。 
  4. ^ 『月刊テニスマガジン』"石黒賢のGo-Full-Out"(2012年5月号)より。ドラマ『青が散る』でもその腕前を披露している。
  5. ^ 石黒賢 絵になるパパ 夕刊フジ「ぴいぷる」2008年6月19日付
  6. ^ 東日本大震災 チャリティーオークション 商品紹介Sony Music Artists Inc.、2012/02/21
  7. ^ イシグロ・ケン(いしぐろけん)絵本ナビ
  8. ^ 1993年3月10日付読売新聞夕刊9面
  9. ^ 信岡資生「私と成城大学(思い出すまま) (信岡資生名誉教授退任記念号)」『成城大學經濟研究』第142巻、成城大学経済学会、1998年10月、301-308頁、ISSN 03874753NAID 110000245207 
  10. ^ スペシャルドラマ『渥美清のああ、青春日記』”. BSフジ. 2020年6月20日閲覧。
  11. ^ “「株価暴落」試写会で織田裕二の握手を瀬戸康史がスルー!?”. livedoorニュース. (2014年10月8日). https://news.livedoor.com/article/detail/9337289/ 2014年10月11日閲覧。 
  12. ^ “榎木孝明、住友の初代総理事役に「現代人よりも腹が据わっている」”. SANSPO.COM (株式会社 産経デジタル). (2015年11月10日). https://www.sanspo.com/article/20151110-5OYE5TW4HJMO3CWWM6RQYFBM4E/ 2015年11月10日閲覧。 
  13. ^ “田辺誠一:WOWOWドラマWで主演 出世欲全開の元エリート警官に”. まんたんウェブ (株式会社毎日新聞デジタル). (2015年11月18日). https://mantan-web.jp/article/20151117dog00m200026000c.html 2015年11月18日閲覧。 
  14. ^ “石黒賢&吉行和子&金子昇ら追加キャストが決定!「喪失の儀礼」”. シネマカフェネット. (2016年3月3日). https://www.cinemacafe.net/article/2016/03/03/38429.html 2016年3月3日閲覧。 
  15. ^ “松平健、初のダークヒーローで“攻めの演技”「自分から向かっていった」”. ORICON STYLE. (2016年5月17日). https://www.oricon.co.jp/news/2071799/full/ 2016年5月18日閲覧。 
  16. ^ “織田裕二、主演ドラマで石黒賢と再び対峙「相手に不足なし」”. ORICON STYLE. (2016年9月21日). https://www.oricon.co.jp/news/2078728/full/ 2016年9月21日閲覧。 
  17. ^ “『記憶捜査』新レギュラー・松島聡を共演者が絶賛 同期・上白石萌音「聡ちゃんは、朗らかに清く美しくいてくれる人」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2022年11月4日). https://www.oricon.co.jp/news/2255552/full/ 2022年11月4日閲覧。 
  18. ^ ドラマBiz リーガル・ハート 〜いのちの再建弁護士〜”. テレビ東京. 2019年5月27日閲覧。
  19. ^ “栗山千明VS石黒賢!「サイレント・ヴォイス特別篇」で白熱の心理戦”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2020年2月10日). https://thetv.jp/news/detail/222763/amp/ 2020年3月15日閲覧。 
  20. ^ 仲村トオル、広瀬すずの父役に起用 『ネメシス』追加キャストに真木よう子ら決定”. ORICON NEWS (2021年3月17日). 2021年3月17日閲覧。
  21. ^ 永瀬廉主演NHKドラマ『わげもん』キャスト発表 小池徹平、久保田紗友、武田鉄矢ら”. ORICON NEWS. 株式会社oricon ME (2021年11月16日). 2020年11月16日閲覧。
  22. ^ "石黒賢、16年ぶりフジ木曜劇場出演 一大ホテルグループの社長役「いい息抜きになってもらえると」". ORICON NEWS. oricon ME. 28 April 2022. 2022年4月29日閲覧
  23. ^ “「科捜研の女」石黒賢が危険な物理学者に、沢口靖子演じるマリコに冷酷な敵意向ける”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年9月20日). https://natalie.mu/eiga/news/494345 2022年9月20日閲覧。 
  24. ^ 石黒賢、山下リオ、映美くらら、3時のヒロイン 福田麻貴、『ラストマン』第3話ゲスト出演”. Real Sound|リアルサウンド映画部. blueprint (2023年4月29日). 2023年4月30日閲覧。
  25. ^ 『合理的にあり得ない』第6話で貴山の悲しい過去が明らかに 松下洸平のコメントも到着”. Real Sound|リアルサウンド映画部. blueprint (2023年5月22日). 2023年5月23日閲覧。
  26. ^ “鈴木保奈美が唐沢寿明と31年ぶり共演、「連続ドラマW フィクサー」で弁護士役”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年5月21日). https://natalie.mu/eiga/news/525397 2023年5月21日閲覧。 
  27. ^ “寺門ジモン初監督「フード・ラック!食運」11月公開、主演はNAOTOと土屋太鳳”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2020年7月29日). https://natalie.mu/owarai/news/389482 2020年7月29日閲覧。 
  28. ^ "cast". 映画『20歳のソウル』. 2022年3月18日閲覧
  29. ^ “神尾楓珠主演『20歳のソウル』ポスター&予告編解禁 主題歌はLA在住のアーティスト・Kenta Daichi”. ORICON NEWS (oricon ME). (2022年3月18日). https://www.oricon.co.jp/news/2228285/full/ 2022年3月18日閲覧。 
  30. ^ 石黒賢が劇場版「おいしい給食」で市原隼人の新たな敵に、イカメシが登場する特報解禁”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年1月25日). 2024年1月25日閲覧。
  31. ^ CAST”. 音楽朗読劇『Homunculus~ホムンクルス~』. 2017年8月7日閲覧。
  32. ^ 成井豊が手がける実話ベースの「7本指のピアニスト」主演はEXILE松本利夫”. ステージナタリー (2022年5月12日). 2022年5月12日閲覧。
  33. ^ “小日向文世が“極道の神様”が乗り移った刑務官に!?”. ウォーカープラス. (2015年1月15日). https://thetv.jp/news/detail/54302/ 2015年1月15日閲覧。 
  34. ^ “青木柚×伊礼姫奈×服部樹咲「EVOL」に芋生悠、石黒賢、安田顕が出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年9月11日). https://natalie.mu/eiga/news/540420 2023年9月11日閲覧。 
  35. ^ 11月は俳優・石黒賢と共演! ももクロ・百田夏菜子のラジオドラマプロジェクト”. ニッポン放送. 2022年9月12日閲覧。
  36. ^ NHK FMシアター『ツシマヤマネコの歌』(2023年12月2日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2023年11月9日閲覧。

外部リンク[編集]