第36回日本アカデミー賞

日本アカデミー賞
受賞対象	作品・監督・脚本・俳優・技術部門
開催日	2013年3月8日
会場	グランドプリンスホテル新高輪国際館パミール
国	日本
主催	日本アカデミー賞協会
報酬	ブロンズ像、賞状、賞金（最高30万円）
初回	1978年
最新回	2012年（対象作公開年度）
公式サイト	https://www.japan-academy-prize.jp/
テレビ/ラジオ放送
放送局	日本テレビ
放送時間	金曜日21:00 - 22:54（『金曜ロードSHOW!』枠）
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第36回日本アカデミー賞は、2013年 3月8日に発表・授賞式が行われた、日本の映画賞。

概要[編集]

2011年 12月11日から2012年 12月15日の期間中に公開され、基準に満たした作品が選考対象となる。

各部門の優秀賞は2013年 1月23日に発表され^[1]、最優秀賞の発表と授賞式は2013年3月8日にグランドプリンスホテル新高輪で行われた。

これまで同一人物が複数の作品で優秀賞に選出された場合、ダブル受賞者として4人5作品の受賞者を選定していたが、今年から5人の異なる受賞者を選出することを基本とし主演男優賞（役所広司）及び助演男優賞（佐藤浩市）が2作品で選出され、5人6作品の受賞となった^[1]。

授賞式の司会は関根勤と井上真央^[2]で、放送はテレビは日本テレビ系列、ラジオはニッポン放送『日本アカデミー賞話題賞のオールナイトニッポン』にて当日夜に行われた。

最優秀作品賞[編集]

桐島、部活やめるってよ

優秀作品賞[編集]

最優秀アニメーション作品賞[編集]

おおかみこどもの雨と雪

優秀アニメーション作品賞[編集]

最優秀監督賞[編集]

吉田大八（桐島、部活やめるってよ）

優秀監督賞[編集]

犬童一心/樋口真嗣（のぼうの城）
阪本順治（北のカナリアたち）
原田眞人（わが母の記）
降旗康男（あなたへ）

最優秀脚本賞[編集]

内田けんじ（鍵泥棒のメソッド）

優秀脚本賞[編集]

青島武（あなたへ）
喜安浩平/吉田大八（桐島、部活やめるってよ）
那須真知子（北のカナリアたち）
原田眞人（わが母の記）

最優秀主演男優賞[編集]

阿部寛（テルマエ・ロマエ）

優秀主演男優賞[編集]

堺雅人（鍵泥棒のメソッド）
野村萬斎（のぼうの城）
森山未來（苦役列車）
役所広司（聯合艦隊司令長官山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-）
役所広司（わが母の記）

最優秀主演女優賞[編集]

樹木希林（わが母の記）

優秀主演女優賞[編集]

最優秀助演男優賞[編集]

大滝秀治（あなたへ）

優秀助演男優賞[編集]

香川照之（鍵泥棒のメソッド）
高良健吾（苦役列車）
佐藤浩市（あなたへ）
佐藤浩市（のぼうの城）
森山未來（北のカナリアたち）

最優秀助演女優賞[編集]

余貴美子（あなたへ）

優秀助演女優賞[編集]

寺島しのぶ（ヘルタースケルター）
広末涼子（鍵泥棒のメソッド）
満島ひかり（北のカナリアたち）
宮崎あおい（わが母の記）

話題賞[編集]

俳優部門[編集]

大島優子（闇金ウシジマくん）

作品部門[編集]

桐島、部活やめるってよ

新人俳優賞[編集]

武井咲（るろうに剣心/愛と誠/今日、恋をはじめます）
二階堂ふみ（ヒミズ/悪の教典）
橋本愛（桐島、部活やめるってよ/HOME 愛しの座敷わらし/Another）
染谷将太（ヒミズ/悪の教典）
チャンミン（東方神起）（黄金を抱いて翔べ）
東出昌大（桐島、部活やめるってよ）
松坂桃李（ツナグ/麒麟の翼/今日、恋をはじめます）

最優秀音楽賞[編集]

川井郁子（北のカナリアたち）

優秀音楽賞[編集]

上野耕路（のぼうの城）
林祐介（あなたへ）
久石譲（天地明察）
富貴晴美（わが母の記）

最優秀撮影賞[編集]

木村大作（北のカナリアたち）

優秀撮影賞[編集]

芦澤明子（わが母の記）
清久素延/江原祥二（のぼうの城）
浜田毅（天地明察）
林淳一郎（あなたへ）

最優秀照明賞[編集]

杉本崇（北のカナリアたち）

優秀照明賞[編集]

永田英則（わが母の記）
杉本崇（のぼうの城）
安藤清人（天地明察）
中村裕樹（あなたへ）

最優秀美術賞[編集]

磯田典宏/近藤成之（のぼうの城）

優秀美術賞[編集]

原田満生（北のカナリアたち）
原田満生（テルマエ・ロマエ）
部谷京子（天地明察）
矢内京子（あなたへ）
山崎秀満（わが母の記）

最優秀録音賞[編集]

橋本文雄（聯合艦隊司令長官山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-）

優秀録音賞[編集]

小野寺修（天地明察）
志満順一（北のカナリアたち）
志満順一（のぼうの城）
本田孜（あなたへ）
松本昇和（録音）/矢野正人（整音）（わが母の記）

最優秀編集賞[編集]

日下部元孝（桐島、部活やめるってよ）

優秀編集賞[編集]

上野聡一（のぼうの城）
菊池純一（あなたへ）
原田遊人（わが母の記）
普嶋信一（北のカナリアたち）

最優秀外国作品賞[編集]

最強のふたり

優秀外国作品賞[編集]

会長特別賞[編集]

新藤兼人（監督・脚本）
橋本文雄（録音技師）
森光子（俳優）
山田五十鈴（俳優）
若松孝二（監督）

協会特別賞[編集]

岡安プロモーション（ネガフィルム編集）
三陽編集室（ネガフィルム編集）
菅原俊夫（殺陣師）
馬場正男（美術管理）
宮本まさ江（衣裳）

会長功労賞[編集]

『踊る大捜査線』シリーズの製作に対して

岡田茂賞[編集]

セントラル・アーツ

協会栄誉賞[編集]

山田洋次（監督）

脚注[編集]

[脚注の使い方]

^ ^a ^b 第36回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見 - 日本アカデミー賞公式サイト。2013年3月11日閲覧。
^ 第35回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞（『八日目の蝉』）を受賞。

外部リンク[編集]

第36回日本アカデミー賞

[news-1] 第36回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見 - 日本アカデミー賞公式サイト。2013年3月11日閲覧。

[2] 第35回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞（『八日目の蝉』）を受賞。

[1]

[2]