総胆管 ウィキペディアから無料の百科事典 胆管周辺の模式図肝臓、右肝管、左肝管、総肝管、胆嚢管、総胆管、胆嚢、オッディ括約筋、ファーター膨大部、膵管、膵臓、十二指腸 総胆管(そうたんかん、英: common bile duct)は、総肝管と胆嚢管との合流部から十二指腸までを結ぶ導管である。胆道の最も下流にあたる部分で、肝管および胆嚢からの胆汁を十二指腸へ流す役割を担う。総胆管は胆嚢管との合流部から十二指腸の背側を下行し、膵頭部を貫いて十二指腸に入る。総胆管の先は乳頭部胆管となり、主膵管と合流して十二指腸乳頭部に開口する。乳頭部にはOddi括約筋と呼ばれる筋組織が存在し、胆汁の排出を制御するとともに腸液の逆流を防いでいる。 関連項目[編集] 胆管癌 先天性胆道拡張症 膵胆管合流異常 追加の画像[編集] 胆道系の模式図 胆嚢と胆管 膵臓の位置 腹腔神経節およびそこから腹部臓器へ放射状に伸びる交感神経叢 上腹部における腹膜の水平分布 十二指腸下行脚の内表面およびファーター乳頭 肝臓の下面 背側から見た膵臓および十二指腸 膵管 門脈およびその枝 肝臓と胆嚢 典拠管理データベース 国立図書館 フランス BnF data ドイツ その他 Terminologia Anatomica この項目は、生物学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:生命科学/Portal:生物学)。表示編集