藤森雅也

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ふじもり まさや
藤森 雅也
プロフィール
生年月日 1964年????
国籍 日本の旗 日本
出身校 大阪芸術大学映像科
職業 アニメーター
キャラクターデザイナー
アニメ演出家
アニメ監督
所属 亜細亜堂
活動期間 1987年 -
ジャンル アニメーション
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藤森 雅也(ふじもり まさや、1964年 - )は、日本男性アニメーターキャラクターデザイナーアニメ演出家アニメ監督亜細亜堂所属。

来歴・人物[編集]

大阪芸術大学映像科を卒業後、1987年に亜細亜堂へ入社。同期には湯浅政明佐藤竜雄などがいる。

アニメーターとして作画監督原画を担当するだけでなく、演出家としても活躍しており、『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』(2002年)では劇中のレースシーン絵コンテを担当して迫力あるシーンを作り上げ、『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』(2004年)では、クライマックスパートの絵コンテ演出・作画監督を単独で担当している。『おまえうまそうだな』(2010年)で劇場映画の初監督を務めた。

アクションも好きで、『劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女』(2012年)で監督を務めた際に、「アクションが本当に好きで、自分の映画を作るときは、本来アクションが必要ないものでも1シーンでもいいからアクションシーンを作ってやろうと思っちゃいます」と述べている[1]

また、自身の手がけた作品について語る場面では『絶対少年』(2005年)を挙げており、「自分が手掛けた作品の中でも特に思い出深いのものは『絶対少年』という作品で、オープニングが完成した時はすごく手応えを感じたので、自分の中でつくった中では一番のフィルムです。」と話している[2]

藤森の作る作品については周辺の人物も高く評価しており、『忍たま乱太郎』第16期-第19期のOPでは、アニメーションプロデューサーの松山竜一郎が「前のOP(16期~)は藤森(雅也)くんが10年流せるものを作るって意気込みで作った物なんですよ。それくらい力を入れたものだったので、おかげさまで評判も良かったんですが次のハードルがやたらと高くなってしまいました。」と述べている[3]

主な参加作品[編集]

テレビアニメ[編集]

1975年
1979年
  • ドラえもん(大山ドラ:-2005年、6代目オープニングアニメーション作画監督)
1987年
1991年
1993年
  • 忍たま乱太郎(-2013年、キャラクターデザイン・作画監督・原画・絵コンテ・演出[4]
1994年
1996年
  • イーハトーブ幻想〜KENjIの春(ペンシルアニメーション)
  • YAT安心!宇宙旅行(-1997年、絵コンテ・演出・作画監督)
1997年
1998年
1999年
2000年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2009年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2018年
2020年
2021年
2023年

劇場アニメ[編集]

1990年
1992年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2006年
2010年
2011年
2012年
2014年
2017年
2018年
2019年
2024年

OVA[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 映画『劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-』 監督 藤森雅也さん -■ とにかくアクションははずせない
  2. ^ 映画『劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-』 監督 藤森雅也さん -■ 他のアニメと違って“視点”が変わっていた
  3. ^ 忍たま乱太郎アニメーションブック 忍たま忍法帖とくもり!"「別冊レイアウト・原画集」の裏方よもやまスペシャル
  4. ^ 第16期~第19期のOPで絵コンテ・演出・作画監督を務めた。
  5. ^ a b アニメージュ2011年8月号「【第四十四回】この人に話を聞きたい 聞き手 小黒祐一郎」で紹介された藤森雅也 主要作品リスト(89ページ)でOP絵コンテ・演出も担当と判明した。
  6. ^ “アニメ「REVENGER」に虚淵玄が参加「久々にド真ん中狙いの剛速球ストレート」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年11月25日). https://natalie.mu/comic/news/502524 2022年11月25日閲覧。 
  7. ^ 「忍たま乱太郎」新作劇場アニメ、12月に公開 屈指の人気エピソードが初の映像化”. コミックナタリー. ナタリー (2024年2月22日). 2024年2月23日閲覧。

関連項目[編集]