調布
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調布(ちょうふ)
律令制下の租税である租庸調のうち、その土地の特産物を納める「調」として納めていた布。
- 地名
- 多摩川流域の地名。多摩川で晒した布を「調」として納めていたことに由来する。『万葉集』東歌の「多摩川にさらす手作り(たづくり)さらさらに 何そこの児のここだ愛(かな)しき」など、多摩川で晒した布は東国の特産品として知られていた[1]。また「調布」と書いて「たづくり」「てづくり」とも読んでいた。
- 施設
- 菓子
脚注[編集]
- ^ 朝日新聞社会部編『東京地名考 上』p.270、朝日文庫、朝日新聞社出版局、1986年。ISBN 4022603496