『2 Baddies』(ツーバディーズ)は、韓国のアイドルグループ・NCT 127の4作目のアルバム。2022年9月16日にDreamusより発売された。2023年1月30日には、リパッケージアルバム『Ay-Yo』(エイヨー)が発売された。
- 3rdアルバム『Sticker/Favorite』より約1年ぶりのカムバック。
- 韓国タイトルは『질주(疾走)』。
- タイトル曲「2 Baddies(질주)」を含む12曲が収録されている。
- HANTEOチャートにて、初動売り上げ1,547,595枚を記録した[9]。
- 8月24日より「NEO SEOUL」プロモーションが、YouTubeのショート動画で公開された。
- 「NEO SEOUL」という仮想のクラブを背景に、NCT 127の音楽とメンバーたちのさまざまな姿や新しいアルバムのヒントが登場している[10]。
- ファン参加型のイベント「NEO SEOUL CHALLENGE」が展開された。
- NCT 127のショート動画に挿入された音楽を使って作成された映像を「#NeoSeoulChallenge」「#NCT127Challenge」のハッシュタグとともに、YouTubeのショート動画機能に投稿することで参加できる[10]。
- 9月15日、タイトル曲「2 Baddies」のミュージックビデオを先行公開した。
- タイトルの「2 Baddies(疾走)」に合わせ、自動車をメインに制作された[11]。華やかな照明とキネティックな要素、多彩なCGなどが調和したダイナミックな映像となっている[11]。
- 9月16日、イルサン・KINTEX第2展示場7ホールにてカムバックショー「NCT 127 4TH ALBUM "2 Baddies" COMEBACKSHOW - FASTER」を開催[12]。
- 10月10日、米ABCテレビ『グッド・モーニング・アメリカ』に3年ぶりに出演し、タイトル曲「2 Baddies」を披露した。
- 10月11日、米国トーク番組『ジェニファー・ハドソンショー』にK-POPアーティストとして初めて出演し、タイトル曲「2 Baddies」を披露した。
- 2023年2月17日、タイトル曲「2 Baddies」のリミックスシングル「iScreaM Vol. 21 : 2 Baddies Remixes」が公開された。No Identityバージョン、Viannバージョン、Biiclaバージョンの3つのリミックスバージョンが収録されている。
- 第37回ゴールデンディスク賞 - 本賞(アルバム部門)
- Paper「The Best K-Pop B-Sides of 2022」-「Faster」[13]
- ローリング・ストーン「2022年の年間ベストソングTOP100」71位 -「2 Baddies」[14]
- DAZED「The Best K-pop Tracks of 2022」-「2 Baddies」[15]
- Faster [2:52]
- 作詞:이송 (VERYGOODS), 사하라 (153/Joombas)
- 作曲:Mich Hansen, Rasmus Hedegaard, Balance
- 編曲:Cutfather, Hedegaard
- 強烈なベースとミニマルなフックが印象的なヒップホップダンスナンバー[16]。
- 目標に向けて誰よりも速く疾走する情熱と自信溢れる姿を表現している[16]。
- 2 Baddies(질주; 疾走)[3:51]
- 作詞:sokodomo, 해일 (Haeil), XINSAYNE
- 作曲:Aron Bergerwall, Louise Lindberg, Tony Ferrari, Parker James, Moa 'Cazzi Opeia' Carlebecker, Ellen Berg
- 編曲:aron wyme, IMLAY
- 中毒性の強いシグネチャーシンセサウンドとパワフルなボーカルが調和したヒップホップダンスナンバー[17]。
- 「周りの視線を気にせず、明確な主観と自分の思い通りに大切なものを見て疾走する者だけが成長し、成功を成し遂げることができる」というメッセージを盛り込んだ[17]。
- Time Lapse [3:36]
- 作詞:정하리, 태용 (TAEYONG), 마크 (MARK)
- 作曲:Dwayne "Dem Jointz" Abernathy Jr., Young Chance
- 編曲:Dem Jointz
- マイナーでセンチメンタルな雰囲気のミッドテンポR&B曲[18]。
- 歌詞には「現実と夢を行き来しながら過去の恋人を懐かしむ気持ち」がつづられている[18]。
- Crash Landing(불시착; 不時着)[3:26]
- 作詞:KENZIE
- 作曲:KENZIE, IMLAY, JUNNY (주니)
- 編曲:KENZIE, IMLAY
- UKドリルが加味されたヒップホップR&B曲[19]。恋人と予想外の場所に不時着して夢見てきた愛を成し遂げるというストーリー[19]。
- Designer [3:58]
- 作詞:김재원 (JamFactory), 태용 (TAEYONG), 마크 (MARK)
- 作曲:Corron Cole, James Bunton, Aaron Aye, Dwayne "Dem Jointz" Abernathy Jr., RYAN JHUN
- 編曲:No Past No Future, RYAN JHUN, Dem Jointz
- トレンディーな雰囲気のトラックと軽快なラップやボーカルが調和しているヒップホップR&Bナンバー[18]。
- デザイナーとなって恋人を特別に飾り、より美しくしたい気持ちを明るくスマートに表現した歌詞が印象的な楽曲[18]。
- Gold Dust(윤슬; ユンスル)[4:11]
- 作詞:이채영 (JamFactory)
- 作曲:Maureen "Mozella" McDonald, Nick Bradley, Stuart Crichton, Paul Blanco
- 編曲:Stuart Crichton, Paul Blanco
- ミニマルなトラック構成に特色のあるボコーダーサウンドと甘いボーカルが合わさった叙情的なR&B楽曲[20]。
- 歌詞では平凡な日常に一筋の光のように近づいてきて、自身をときめかせた相手への気持ちを、日差しや月明かりで光るさざなみになぞらえている[20]。
- Black Clouds(흑백 영화; 白黒映画)[3:39]
- 作詞:오현선 (lalala studio)
- 作曲:Rokman, Lauren Dyson, Sean Fischer
- 編曲:Rokman, Sean Fischer
- 雨の日に暗雲が垂れ込めた無彩色の風景の中、別れた恋人と偶然再会する2人だけの瞬間をモノクロ映画の中の主人公として表現している[20]。
- Playback [3:14]
- 作詞:이창혁 (JamFactory)
- 作曲:Oneye, Andreas Oberg, Johan Gustafsson
- 編曲:Oneye, Johan Gustafsson
- 強烈な808ベースとキーボードサウンドが魅力的なトラップリズムベースのアップテンポなポップ曲[20]。
- 歌詞では、別れた恋人を忘れられず、回り回って同じ場所にある心を歯車になぞらえている[20]。
- Tasty [3:36]
- 作詞:Teodor Herrgardh, Rebecca Sjoberg, Gustav Nilsson, Moa 'Cazzi Opeia' Carlebecker, Ellen Berg
- 作曲:Teodor Herrgardh, Rebecca Sjoberg, Gustav Nilsson
- 編曲:댄스
- 重みのあるシンセベースとエネルギッシュな歌声が調和するヒップホップナンバー[16]。
- Vitamin [3:05]
- 作詞:김예인 (JamFactory)
- 作曲:Jacob Attwooll, Jon Eyden, Eben
- 編曲:Jacob Attwooll
- 90年代のヒップホップグルーヴを感じられるヒップホップジャンルの楽曲[21]。
- 歌詞には、相手の日常にとってビタミンのような存在になりたいという心情を描いた[21]。
- LOL (Laugh-Out-Loud) [3:41]
- 作詞:이혜윰 (Jam Factory)
- 作曲:Fabian Torsson, Harry Sommerdahl, Albin Nordqvist
- 編曲:Fabian Torsson, Harry Sommerdahl, Albin Nordqvist
- ネオソウルポップジャンルの楽曲[21]。ジャズギターのリフと808ビートで明るくエネルギーあふれる雰囲気を演出している[21]。
- 歌詞では、大変な時は大きく笑ってホコリのように払い落としてしまおうという慰めと応援のメッセージを伝えている[21]。
- 1, 2, 7 (Time Stops) [3:37]
- 作詞:박성희
- 作曲:Peter Wallevik, Daniel Davidsen, Iain James
- 編曲:PhD
- 90年代グルーヴベースのアップテンポなファンソング[19]。
- グループ名の「127」を活用して、愛する人と過ごす全ての瞬間は時間が止まったようだという感情を表現した[19]。
- 4thアルバム『2 Baddies』に「Ay-Yo」「DJ」「Skyscraper(마천루; 摩天樓)」の3曲を追加している。
- 1月26日、収録曲「DJ」のトラックビデオを公開した。
- 1月30日、タイトル曲「Ay-Yo」のミュージックビデオを公開した[30]。
- NCT 127の個性が盛り込まれた「ネオ・ミュージアム」を背景に、1つの作品になったメンバーたちが世界に向かってメッセージを発信する姿を前向きかつアーティスティックな映像で表現している[31]。
- 2月25日、NHK総合『Venue101』に出演し、タイトル曲「Ay-Yo」のパフォーマンスを披露した[32]。
- Ay-Yo [3:41]
- 作詞:KENZIE
- 作曲:KENZIE, Dwayne "Dem Jointz" Abernathy Jr., Adrian Mckinnon, Tropkillaz, Calixte
- 編曲:Dem Jointz, Tropkillaz
- 強烈なドラムラインと力強いボーカルが印象的なヒップホップダンスミュージックのタイトル曲[33]。
- 歌詞には「不確実な明日と永遠に続くと思っていた環境が変化し、倫理的な透明性を要求する新しい時代の中で、限りなく持続可能な価値を生み出し、前に進んでいく」というメッセージが盛り込まれている[33]。
- Faster
- 2 Baddies(질주; 疾走)
- Time Lapse
- DJ [3:18]
- 作詞:나정아 (153/Joombas), TAEYONG, MARK
- 作曲:Simon Petrén, Andreas Öberg, Ninos Hanna, Rico Greene, TAEYONG, MARK
- 編曲:Simon Petrén
- 70年代感性をファンキーアップテンポジャンルで再解釈した楽曲[34]。
- 歌詞には、メンバーたちがDJになって自ら選曲したプレイリストによって特別な瞬間を届けるというメッセージが込められている[34]。
- Crash Landing(불시착; 不時着)
- Designer
- Gold Dust(윤슬; ユンスル)
- Black Clouds(흑백 영화; 白黒映画)
- Playback
- Skyscraper(마천루; 摩天樓)[3:56]
- 作詞:Ellie Suh (153/Joombas), TAEYONG, MARK
- 作曲:Dem Jointz, Young Chance, Xydo (시도), TAEYONG, MARK
- 編曲:Dem Jointz
- 都心の空を突くような摩天楼のように、絶えず限界を乗り越えて更に高い場所に上がりたいという挑戦的な抱負が込められた強烈なヒップホップナンバー[35]。
- Tasty
- Vitamin
- LOL (Laugh-Out-Loud)
- 1, 2, 7 (Time Stops)
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元メンバー:ルーカス・ショウタロウ・ソンチャン・テイル |
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| メンバー | |
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作品 | 韓国 | ミニアルバム | |
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フルアルバム | |
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シングル | |
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デジタルシングル | |
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