ADAM at
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出生名 | 玉田 大悟(たまだ だいご) |
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別名 | タマスケアット |
生誕 | 1977年10月26日(47歳) 日本 栃木県 |
出身地 | 日本 静岡県磐田市 |
ジャンル | |
職業 | キーボーディスト |
担当楽器 | |
活動期間 | 2011年 - |
レーベル | やまねこレコード(2014年) Victor Entertainment(2015年 - ) |
公式サイト | ADAM at |
著名使用楽器 | |
ローランド RD-2000 |
ADAM at | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2019年 - |
ジャンル | 音楽 |
登録者数 | 約6950人 |
総再生回数 | 約179.4万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2023年10月5日時点。 |
ADAM at(アダム・アット、本名:玉田 大悟(たまだ だいご)、1977年10月26日 - [1])は、日本のキーボーディスト、および彼のソロプロジェクトの名称。2016年までは「タマスケアット」名義で活動していた。
来歴
[編集]当初は両親の意向で渋々習っておりレッスンをサボることもあったが[3]、父親にビートルズのCDと楽譜を買い与えられてから弾くのが楽しくなったという。[4]
父親の影響でジャズを聴くようになる。その後一時期ヘヴィメタルに没頭するが、SOIL&"PIMP"SESSIONSに感銘を受け再びジャズに転向[2]。
高校卒業後は一般企業で営業職のサラリーマンとして働いていた。その後退職し、イベント会社のスタッフ・コンサート会社の企画担当を経てイベンターとして独立する。[3]
初舞台は自身が主催したイベントのO.A.。その後本格的にソロプロジェクトとして始動、インストバンド「ADAM at」を結成。タマスケアット名義で唯一の正規メンバーとして在籍し、他メンバーは流動的にするという方針をとった。
2014年にミニアルバム『Silent Hill』をリリース。翌年にはフルアルバム『CLOCK TOWER』でビクターエンタテインメントよりメジャー・デビュー。2019年にはフジロックフェスティバルに出演した。
2017年からは個人の名義もADAM atに変更している。
エピソード
[編集]芸名の由来は苗字のスペルを逆綴りにしたもの(Tamada→adamat→ADAM at)。
ADAM atのアルバムの題名は、スプリットアルバムを除き全てホラーゲームから取られている(但し本人はあくまでも「名前が被ってるだけの偶然」と主張している)。[5]
地元・静岡県での活動を大切にしており、自身の自主企画やリリースツアーのファイナル公演を静岡県のライブハウスで行うことも多い他、2018年からは自身主催のフェス「INST-ALL FESTIVAL」を浜松市にある浜名湖ガーデンパークで開催している。
「トワイライトシンドローム」「零」のジャケットイラストは『木曜日のフルット』とコラボしたもの。作者の石黒正数はADAM atのファンであり、猫をモチーフにした曲も多いことからコラボが実現した。なお、「零」には木曜日のフルットをモチーフにした楽曲「サタデーナイトフルット」が収録されている。
「Daylight」「OUTLAST」のジャケットイラストは、小説『猫と竜』とコラボしたもので、コミカライズ版を担当する佐々木泉が手掛けている。『Daylight』には「猫と竜」というタイトルの楽曲が、『OUTLAST』には作品の登場キャラクターをタイトルに冠した「shirotae」「kurobane」の2曲が収録されている。
ディスコグラフィ
[編集]シングル
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 収録曲 | 備考 | |
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1 | 2015年 5月 6日 | 六三四 | 配信限定 | 全1曲
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2 | 2018年10月24日 | Dear Mr.Morning (RETRO FUTURE Remix) | 配信限定 | 全1曲
| チャリティーシングル 売上は全額胆振東部地震の義援金に使用 |
3 | 2020年 4月29日 | 最終電車 | 配信限定 | 全1曲
| 6thアルバム『零』先行シングル |
2022年1月26日 | Syoi syoi | 配信限定 | 全1曲
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アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | オリコン | 収録曲 | 備考 | ||
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最高位 | 登場回数 | ||||||
ミニアルバム | |||||||
1 | 2014年1月22日 | Silent Hill | CD YMNK-1001 | ― | ― | 全5曲
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Sp | 2017年7月26日 | Dr.Jekyll | CD VICL-64816 | 110位 | 1回 | 全5曲
| PHONO TONESとのスプリットアルバム |
フルアルバム | |||||||
1 | 2015年1月21日 | CLOCK TOWER | CD VICL-64287 | 104位 | 4回 | 全10曲
参加ミュージシャン
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2 | 2016年1月20日 | スウィートホーム | CD VICL-64513 | 63位 | 5回 | 全11曲
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3 | 2017年1月25日 | Echo Night | CD VICL-64712 | 47位 | 7回 | 収録内容
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CD+DVD VIZL-1106 | |||||||
4 | 2018年5月9日 | サイコブレイク | CD VICL-64995 | 41位 | 5回 | 全10曲
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5 | 2019年6月19日 | トワイライトシンドローム | CD VICL-65211 | 49位 | 3回 | 全10曲
| 2020年第12回CDショップ大賞 ジャズ賞受賞 |
6 | 2020年5月27日 | 零 | CD VICL-65384 | 35位 | 2回 | 全11曲
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7 | 2021年6月23日 | Daylight | CD VICL-65515 | 37位 | 2回 | 全10曲
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2021年9月29日 | Silent Hill Re-Record | NCS-10255 | 全10曲
| 『Silent Hill』の復刻盤。タワーレコード限定発売 | |||
8 | 2022年6月15日 | OUTLAST | CD VICL-65702 | 全10曲
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2023年4月26日 | 百物語 | NCS-10278 | 全7曲
| タワーレコード限定発売 | |||
2023年9月6日 | P.T. | VICL-65869:CD VIZL-2219:初回限定盤 | 全11曲
初回限定盤Disc2 (Live at “Live House HAMAMATSU MADOWAKU” 2023.1.14)
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参加作品
[編集]- PHONO TONES×ADAM at『Mr.Hyde』(2017年7月26日)
- 「Mr.Hyde」演奏参加、「シエノとレイン」「やまねこ革命第五番」楽曲提供
- Yusuke Hirado Prospect『Heritage』(2017年8月16日)
- 「The Lust feat.ADAM at」
- ADAM at×jizue×Schroeder-Headz『COLOURS』(2018年4月11日)
- 「COLOURS」演奏参加、「五右衛門新ヴァージョン」「Hang New's High」「Re:Ppin」楽曲提供
- 『Fabtone』(2019年10月23日)
- 「The Lust feat.ADAM at / Yusuke Hirado Prospect」
タイアップ
[編集]ミュージックビデオ
[編集]監督 | 作品 |
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坪井隆寛 | 「Echo Night」 |
鈴木淳 | 「共鳴ディストラクション」 「Install」「Dancer In The Lake」 |
加藤マニ | 「Days」 |
不明 | 「Silent Hill」 「CLOCK TOWER」 「スウィートホーム」 |
ライブ
[編集]主催ライブ・ツアー
[編集]日程 | タイトル | 公演スケジュール | 備考 | |
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2014年 | 2月22日 - 5月25日 | 「Silent Hill」リリースツアー | 19ヶ所19公演
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2015年 | 3月1日 - 6月27日 | “CLOCK TOWER” Release Tour 2015 | 18ヶ所19公演
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9月21日 - 10月25日 | ADAM at 2マンイベントツアー | 4ヶ所4公演
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2016年 | 4月2日 - 6月25日 | “スウィートホーム” Release Tour 2016 | 11ヶ所13公演
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2017年 | 4月8日 - 6月25日 | Echo Night Tour 2017 | 8ヶ所8公演
| 初の全公演ワンマンツアー |
2018年 | 6月30日 | INST-ALL FESTIVAL 2018 | 1ヶ所1公演
| 初の自身主催フェス |
8月21日 | INST-ALL Vol.15 | 1ヶ所1公演
| 学生&20歳以下限定ライブ | |
9月15日 - 12月24日 | 「サイコブレイク」リリースツアー | 9ヶ所9公演
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2019年 | 5月24日 | INST-ALL Vol.16 | 1ヶ所1公演
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7月7日 | INST-ALL FESTIVAL 2019 | 1ヶ所1公演
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10月14日 - 12月21日 | トワイライトシンドロームツアー2019 | 10ヶ所10公演
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2020年 | 3月19日(6月16日) | INST-ALL Vol.18 ADAM atメジャーデビュー5周年記念ワンマン | 1ヶ所1公演
| 新型コロナウィルス感染症対策のため中止 |
10月9日 - 12月27日 | 零ツアー 2020 | 10ヶ所10公演
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脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ ADAM atのツイートTwitter(2017年3月7日)2020年4月29日閲覧。
- ^ a b Schroeder-Headz×ADAM at 2人のピアノマンが語る現在のインストシーン音楽ナタリー(2016年1月20日)2020年4月29日閲覧。
- ^ a b 「ADAM at」インタビュー とにかく動き続けたことで見えた糸口 考えてもいなかったその先に【DOMO×Live House浜松窓枠】Domo(2017年7月26日)2020年4月30日閲覧。
- ^ ADAM atインタビュー ラウドロックが好きな人に“ADAM atでヘドバンできますか?”って聞いてみたいSkream!(2018年5月9日)2020年4月30日閲覧。
- ^ ADAM atのツイートTwitter(2020年3月12日)2020年4月30日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- Victor Entertainmentによる紹介ページ
- ADAM at/アダムアット (@ADAMat1026) - X(旧Twitter)