ffdshow
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ffdshow ビデオデコーダの構成 | |
最新版 | 1.3.4531 / 2014年6月28日 |
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最新評価版 | ffdshow_rev4533_20140929_clsid / 2014年9月29日[1] |
対応OS | Microsoft Windows |
種別 | コーデック |
ライセンス | GNU General Public License |
公式サイト | sourceforge.net |
ffdshow (エフエフディーショウ、エフエフダイレクトショウ)とは、動画・音声形式の圧縮・伸張を行う為の DirectShow フィルタと VFW コーデックである。
概要
[編集]主に高速で高画質なデコーダとして利用されている。MPEG-4 (Xvid, DivX, H.264 等) の他にも数多くの動画・音声形式に対応している。また、インタレース解除、ポストプロセッシング、リサイズ、シャープ、字幕などの多彩な画像処理フィルタ、イコライザ、ミキサなどの音声処理フィルタを備えている。
ffdshow はメディアプレイヤやスプリッタを内蔵していない。その代わりに ffdshow を導入すると、DirectShow, VFW に対応したメディアプレイヤで自動的に ffdshow の機能が使用されるようになる。
FFmpeg を始めとする多くのライブラリを、DirectShow, VFWで利用できるようにしたオープンソースのソフトウェアである。当初の主要な開発者は Milan Cutka であったが、Milan Cutka による更新は2006年5月に停止された。その後、元の ffdshow と同じく SourceForge.net において、ffdshow-tryouts が企画され、事実上開発を引き継いだ為、現在ではこれが ffdshow を名乗っている。
動作環境
[編集]対応 OS
- Windows XP 以降
- Windows 98/Me/2000 (リビジョンによる制限あり)
ffdshow-tryouts beta7 は日本語を指定すると、インストーラが文字化けする。ffdshow-tryouts beta6 は Windows 2000/Xp/Server 2003/Vista に対応している。 Windows 2000 で動作する最後のビルドは clsid によるリビジョン 3904(20110623) である。 Windows 98/Me で動作する最後のビルドは clsid によるリビジョン 2322 である。
対応コーデック
[編集]以下が対応している主なコーデックである(2010年(平成22年)9月14日現在)。
映像コーデック
[編集]- MPEG-1
- MPEG-2
- MPEG-4
- MS-MPEG4
- Dirac
- H.263 (FLV1)
- H.264 (x264)
- Motion JPEG
- DV
- Huffyuv
- Indeo Video
- VP3
- VP6 (FLV4)
- VP8
- Theora
- RealVideo
- Chinese AVS
- Cinepak
- CorePNG
- MSZH
- ZLIB
- Windows Media Video
音声コーデック
[編集]- AAC
- AC3
- EAC3
- ADPCM
- AMR
- ATRAC3
- Dolby TrueHD
- DTS
- DTS-HD
- FLAC
- リニア PCM
- MLP
- MP1
- MP2
- MP3
- Nellymoser
- Vorbis
- QDesign Music
- True Audio
- TrueSpeech
- MACE
- Windows Media Audio
備考
[編集]ffdshow及びffdshow tryoutsの開発は停滞しており、このソフトの利用者にはLAV Filtersを後継として使うことが推奨されている。[2]
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “ffdshow / Code / Commit [r4533]”. 2015年5月11日閲覧。
- ^ “ffdshow tryouts project: Discussion & Development - Doom9's Forum” (英語). forum.doom9.org. 2017年11月1日閲覧。