II型肺胞上皮細胞

ウィキペディアから無料の百科事典

II型肺胞上皮細胞(にがたはいほうじょうひさいぼう、: Type II pneumocyte)は、肺胞呼吸上皮を構成する細胞の1種。大肺胞上皮細胞(だいはいほうじょうひさいぼう、英: great alveolar cell)、顆粒肺胞上皮細胞(かりゅうはいほうじょうひさいぼう)とも呼ばれる。細胞表面には微絨毛が存在し、細胞質内にはリン脂質に富む分泌顆粒が存在する。肺サーファクタントの分泌を担っている。

参考文献[編集]

  • 日本獣医解剖学会 編『獣医組織学』(改訂第二版)学窓社、2003年3月。ISBN 4873621135 
  • 内山安男『組織細胞生物学』南江堂、2006年、339-363頁。ISBN 4-524-23676-7 

関連項目[編集]