K011

ウィキペディアから無料の百科事典

au K011・K011 Z
(KY011・KY011 Z)
キャリア au
製造 京セラ
発売日 2012年6月27日(K011)
2012年7月(K011 Z)
概要
OS KCP3.2(Brew MP)
CPU Qualcomm
Snapdragon S1
(QSD8650・1GHz)
音声通信方式 3G:CDMA 1X
CDMA2000 1xMC
2G:GSM
(新800MHz/2GHz(3G時))
データ通信方式 3.5G:WIN HIGH SPEED
CDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.A
形状 防水折りたたみ式
サイズ 112 × 49 × 15.3[1] mm
質量 約136 g
連続通話時間 220分
(国内使用時)
連続待受時間 350時間
(移動と静止の組合せ・国内使用時)
外部メモリ microSD
(最大2GB・KDDI公表)
microSDHC
(最大32GB・KDDI公表)
日本語入力 ATOK for au + APOT
FeliCa あり
赤外線通信機能 あり
(IrDA)
Bluetooth あり
放送受信機能 ワンセグ対応
備考 1. 液晶パネルに強化ガラスを採用
2. IPX5/IPX7等級の防水機能に対応
3. SAR値:0.212W/kg
(側頭部)
4. 製造国:日本の旗 日本
メインディスプレイ
方式 TFT液晶
解像度 ワイドVGA+
(480×854ドット)
サイズ 3.2インチ
表示色数 26万色
サブディスプレイ
方式 有機EL
解像度 - 
サイズ 0.9インチ
表示色数 1色(モノクロ)
メインカメラ
画素数・方式 約808万画素CMOS
機能 手振れ補正AFカメラ
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
エレガントピンク
プレミアムブラック
※K011 Zを含む。
パールホワイト
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

K011(けー ぜろいちいち)、およびK011 Z(けー ぜろいちいち ぜっと)は、京セラによって開発・製造された、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話CDMA 1X WIN(現・au 3G)対応音声通話端末である。製造型番はK011がKY011(けーわい ぜろいちいち)、K011 ZがKY011 Z(けーわい ぜろいちいち ぜっと)。

概要[編集]

  • K009(KY009)の実質的な後継機種で基本的に幅広い世代をターゲットとしているが、主に子供を持つ若年の家族(ヤングファミリー)に最適としており、このほかスマートフォンでの高額な通信料金に不安を持つ一部のビジネスユーザー(主に30代~40代)に向けた高機能系フィーチャーフォンとしての位置付けも考慮している。
  • SAR値は0.212W/kg(側頭部での場合)と低く、KCP3.x系プラットフォームを搭載した既存のauフィーチャーフォンとしては一番低い[2]
  • 2012年7月に追加されたカメラなしモデルのK011 Zは機密保護・業務外利用対策を前提とした法人向け機種となっている。本体色はプレミアムブラックのみとなる。


沿革[編集]

  • 2012年平成24年)5月15日 - KDDI、および京セラより公式発表。
  • 2012年6月14日 - 連邦通信委員会(FCC)を通過[3]
  • 2012年6月27日 - 東北・中部・中国・四国・九州地区にて先行発売。
  • 2012年6月28日 - 上記以外の残りの地区にて発売。
  • 2012年7月 - カメラなしモデルのK011 Zを発売。
  • 2014年(平成26年)1月 - 北陸地区にて販売終了。
  • 2016年(平成28年)4月30日 - スマートフォンタブレットの普及によるユーザーの減少に伴い、LISMO Book Storeのサービス終了。ただしダウンロード済みのコンテンツは、サービス終了後も利用できる[4]
  • 2018年(平成30年)3月31日 - EZアプリ、およびグローバルパスポート(GSM除く)等の各種サービスが終了[5]
  • 2022年令和4年)3月31日 - 3Gサービスの終了・停波により当端末は使用不可となる。

主な機能・対応サービス[編集]

  • mamorinoナビ
  • セルフメニュー
  • 辞書機能(明鏡モバイル国語辞典ほか)
  • とじるとロック
  • ブラインドスクリーン(覗き見防止機能)
  • 着信表示設定
  • ゆっくり通話・はっきり通話
  • でか文字
  • すぐ文字
  • バイリンガル機能
  • ブログアップ機能(K011 Zを除く)
  • Twitter投稿機能
  • ショッピング検索機能
  • フォトブック(K011 Zを除く)
  • ICレコーダー機能

ほか

主な機能・対応サービス
LISMO!
(着うたフル)
(着うたフルプラス)
(LISMOビデオクリップ)
(LISMO Video)[6]
(LISMO Book)
EZケータイアレンジ
ティーンズモード
バーコードリーダー&メーカー PCサイトビューアー
au BOX ワイヤレスミュージック au Smart Sports
Run & Walk
Karada Manager

フイットネス
EZナビウォーク
EZ助手席ナビ 安心ナビ 災害時ナビ ナカチェン
EZアプリ FullGame!
Bluetooth対戦
EZアプリ(JB) PCドキュメントビューアー
アレンジメニュー
マルチプレイウィンドウ[7]
クイックアクセスメニュー
じぶん銀行アプリ

EZニュースフラッシュ
EZニュースEX
Bluetooth EZFeliCa
ケータイ de PCメール デコレーションメール デコレーションアニメ au one メール
緊急地震速報
緊急通報位置通知
ワンセグ グローバルパスポート WIN HIGH SPEED
赤外線通信
(IrDA)
auフェムトセル

関連項目[編集]


外部リンク[編集]

注・出典[編集]

  1. ^ 最厚部は約17.0mm。
  2. ^ au電話の比吸収率について K011(au) 2012年6月26日閲覧
  3. ^ [1]
  4. ^ 電子書籍サービス「LISMO Book Store」の提供終了について KDDI 2015年11月6日
  5. ^ 3G ケータイ向けアプリサービス「EZアプリ」の配信、および一部サービスの終了について - KDDI 2016年4月28日。
  6. ^ 2013年3月31日をもってサービス終了
  7. ^ ただし2画面同時表示には非対応。