ナイン・ネットワーク

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Nine Network
Nine Network Logo
開局日1956年9月16日
所有者Nine Entertainment Co.
映像方式576i (16:9 SDTV)
1080i (HDTV)
視聴率国内シェア31.8% (2010 Ratings Year, [1])
スローガンWelcome Home
オーストラリア
言語英語
放送エリアシドニー, メルボルン, ブリスベン, ニューキャッスル, ダーウィン
加盟パース, アデレード
関連チャンネル9HD
9GO!
9GEM
9life
ウェブサイトwww.9now.com.au ウィキデータを編集

Nine Network(ナイン・ネットワーク)は、シドニーに本拠を置くオーストラリアの民間テレビネットワーク。オーストラリアの大手メディア企業PBL(Publishing & Broadcasting Limited)の一部門である。PBLの傘下には有料の衛星テレビチャンネルやケーブルテレビ局(この2事業はニューズコーポレーションとの共同事業)、出版社、またメルボルンパースカジノなどがある。

概要[編集]

1956年シドニーメルボルンでテレビ放送を開始した。1963年に主要都市を結ぶネットワークを完成、ナショナルテレビジョンネットワークとなった。現在のチャンネル9との名称は1974年から用いている。

テレビ放送における視聴率争いで2000年以来、トップを走り続けている。(占有率でチャンネル9は29%前後、ライバルのチャンネル7は27%前後。出典:2005年度のオーストラリア国内でのテレビ局別占有率)。スポーツでは2024年パリから32年ブリスベン五輪、ラグビーの国内リーグ、ナショナルラグビーリーグ全豪オープンの地上波独占中継権。ゴルフ全英オープン全米オープン。また、世界でも屈指の選手層を誇る水泳の豪州選手権の放映権を持つ。

2006年にメルボルンで開催されたコモンウェルスゲームズではホスト制作局を務めた。日韓ワールドカップまではFIFAワールドカップも放映していた(2006年からは国営のSBSが放映)。ニュース番組でもトップをひた走り、ドラマやコメディ番組では『CSI:科学捜査班』や『WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!』といった制作の番組が人気を集めている。『テスト・ザ・ネイション』や『サバイバー』、『フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア』のオーストラリア版もこの局が制作している。

Nine.com.au[編集]

マイクロソフトとPBLが50%ずつ出資し、1997年からオーストラリア版のMSNを提供している。Mozilla Firefoxのブラウザでは閲覧できない。同様にライバルのチャンネル7もYahoo!と共同でYahoo!7を運営している。

外部リンク[編集]