トランスコスモス
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
市場情報 | |
略称 | トランスコスモス |
本社所在地 | 日本 〒170-6016 東京都豊島区東池袋3丁目1-1 サンシャイン60 北緯35度43分45秒 東経139度43分5秒 / 北緯35.72917度 東経139.71806度座標: 北緯35度43分45秒 東経139度43分5秒 / 北緯35.72917度 東経139.71806度 |
本店所在地 | 〒150-0011 東京都渋谷区東1丁目2-20 渋谷ファーストタワー 北緯35度39分28.7秒 東経139度42分32.1秒 / 北緯35.657972度 東経139.708917度 |
設立 | 1966年6月 (丸栄計算センター株式会社) |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 3011001041302 |
事業内容 | デジタルマーケティング ECワンストップサービス コールセンター BPOサービス アナリティクスサービス グローバル |
代表者 | 奥田昌孝(代表取締役会長) 牟田正明(代表取締役共同社長) 神谷健志(代表取締役共同社長) |
資本金 | 290億6,596万円 |
売上高 | 連結:3,622億01百万円 単体:2,367億16百万円 (2024年3月期) |
営業利益 | 連結:114億74百万円 単体:70億03百万円 (2024年3月期) |
経常利益 | 連結:137億82百万円 単体:99億09百万円 (2024年3月期) |
純利益 | 連結:100億97百万円 単体:94億57百万円 (2024年3月期) |
純資産 | 連結:1,180億65百万円 単体:668億07百万円 (2024年3月31日現在) |
総資産 | 連結:1,994億46百万円 単体:1,320億41百万円 (2024年3月31日現在) |
従業員数 | グループ:69,764名(国内:43,725名、海外:26,039名) (2024年3月末現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 公益財団法人トランスコスモス財団 13.84% 奥田昌孝 13.13% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 6.36% 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 3.06% (2024年3月31日現在) |
主要子会社 | 応用技術株式会社 株式会社Jストリーム スカイライトコンサルティング株式会社 |
関係する人物 | 玉塚元一(社外取締役)、夏野剛(社外取締役監査等委員) |
外部リンク | www |
トランスコスモス株式会社(transcosmos inc.)は、東京都豊島区に本社を置くデジタルマーケティング事業、EC事業、コールセンター事業、BPO事業、グローバル事業を展開する企業である[2]。経済産業省・東京証券取引所が選出する「DX注目企業2024」に選定され[3]、JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[4]。
東京都豊島区の本社のほか、日本国内各地に71拠点、日本以外には中国、韓国、ASEAN各国、アメリカ、ヨーロッパの国と地域に111拠点を持つ[5]。
会社法に基づく登記上の商号はトランス・コスモス株式会社。
提供サービス
[編集]BtoB
[編集]企業の売上拡大を支援するサービスとして、 チャネル統合型コミュニケーションサービス、AI・データドリブン コミュニケーションサービス、インターネットプロモーションサービス、デジタルインテグレーションサービス、ShopifyでのECサイト制作、LINE向け統合サービス、ソーシャルメディアサービス、オムニチャネル統合プラットフォーム「Gotcha!mall」「MOALA」、マーケティングリサーチ/アナリティクスサービス、ECワンストップサービス、Amazon・楽天出店・売上最大化支援、フルフィルメント(ロジスティクス)サービス、リバースロジ(返品物流サービス)、マーケティングオートメーション(MA)導入・運用、コンタクトセンターサービスなどを手がける。
その他、コスト最適化を支援するサービスとして、ビジネスプロセスサービス、コーポレートBPOサービス、ビルディングインフラサービス、エンジニアリングサービス、ITアウトソーシングサービス、コンタクトセンターサービス、オフショアサービスなどを提供している。
BtoC
[編集]- Gotchamall - 買い物クーポン
- 藤巻百貨店 - EC
- GeekJackJk、酒虎 - 越境EC
- ワークイット - 求人サイト
沿革
[編集]- 1966年(昭和41年)6月 - 創業者の奥田耕己が、当社の前身となる丸栄計算センター株式会社を設立。
- 1985年(昭和60年)6月 - トランス・コスモス株式会社を設立。
- 1992年(平成4年)10月 - 東京証券取引所市場第二部上場。
- 1995年(平成7年)2月 - 大宇宙信息創造(中国)有限公司を設立。
- 1997年(平成9年)
- 5月 - 株式会社Jストリームを設立。
- 9月 - 東京証券取引所市場第一部上場。
- 2000年(平成12年)3月 - スカイライト コンサルティング株式会社を設立。
- 2003年(平成15年)10月 - 東京本社を渋谷区に移転。
- 2004年(平成16年)
- 2月 - 応用技術株式会社に資本参加。
- 7月 - ミットサイアム・テレサービス株式会社(現・transcosmos (Thailand) Co., Ltd. )と資本提携。
- 2005年(平成17年)4月 - 株式会社トランスコスモス アシストを設立。
- 2006年(平成18年)
- 1月 - 大宇宙設計開発(大連)有限公司を設立。
- 3月 - 上海特思尓大宇宙商務咨詢有限公司を設立。
- 3月 - クロスコ株式会社と資本提携。
- 2007年(平成19年)
- 1月 - トランスコスモス・テクノロジーズ(現・トランスコスモス・デジタル・テクノロジー)を設立。
- 4月 - 大宇宙信息系統(本渓)有限公司を設立。
- 9月 - トランスコスモスフィールドマーケティング株式会社(現・トランスコスモスパートナーズ)を設立。
- 9月 - eMnet Inc.と資本提携
- 2008年(平成20年)
- 8月 - 大宇宙ジャパン株式会社を設立。
- 11月 - 蘇州大宇宙信息創造有限公司を設立。
- 2009年(平成21年)7月 - CIC Korea Inc.とInwoo Tech Inc.合併、transcosmos Korea Inc. へ社名変更。
- 2010年(平成22年)4月 - 大宇宙商業服務(蘇州)有限公司を設立。
- 2012年(平成24年)
- 5月 - トランスコスモス・アナリティクス株式会社を設立。
- 7月 - 産経ヒューマンラーニング株式会社を設立。
- 2013年(平成25年)
- 6月 - PT. transcosmos Indonesiaを設立。
- 7月 - 京都営業所を開設。
- 10月 - 大慶大宇宙設計開発有限公司を設立。
- 12月 - transcosmos Asia Philippines, Inc.を設立。
- 2014年(平成26年)
- 3月 - transcosmos Vietnam co., ltd.を設立。
- 4月 - Ookbee Company Limitedと資本・業務提携。
- 9月 - TRANSCOSMOS (MALAYSIA) SDN. BHD.を設立。
- 10月 - 优趣汇(上海)供应链管理有限公司(UNQ)と資本・業務提携。
- 11月 - TRANSCOSMOS(UK)LIMITEDを設立。
- 11月 - transcosmos technology Vietnam Co., Ltd.を設立。
- 12月 - 済南大宇宙信息創造有限公司を設立。
- 2015年(平成27年)
- 3月 - TAKASHIMAYA TRANSCOSMOS INTERNATIONAL COMMERCE PTE. LTD.を設立。
- 6月 - 山東雅諾達電子商務有限公司(略称:Magic Panda)と資本・業務提携。
- 6月 - グランドデザイン株式会社に資本参加。
- 7月 - 株式会社caramoの株式を譲受。
- 9月 - VAIMO ABと資本・業務提携。
- 2016年(平成28年)
- 2月 - 株式会社富士通HRプロフェショナルズ(現・FTHRプロフェショナルズ)の株式の一部を譲受。
- 4月 - Merlin Information Systems Group Limited(現・transcosmos Information Systems Limited)を子会社化。
- 5月 - transcosmos online communications株式会社を設立。
- 8月 - 台灣特思爾大宇宙股份有限公司(transcosmos Taiwan Inc.)を設立。
- 11月 - Infracommerceと資本・業務提携。
- 2017年(平成29年)
- 5月 - Soft Space Sdn Bhd と資本・業務提携。
- 6月 - playground株式会社を設立。
- 9月 - ミーアンドスターズ株式会社を設立。
- 9月 - 株式会社電通デジタルドライブを設立。
- 9月 - マシンラーニング・ソリューションズ株式会社を設立。
- 12月 - 全国SNSカウンセリング協議会を設立。
- 2018年(平成30年)
- 3月 - TRANSCOSMOS OMNICONNECT, LLCを設立。
- 4月 - PT.transcosmos Commerceを設立。
- 11月 - Heroleads(Thailand)Co.,Ltd.と資本・業務提携。
- 12月 - ラブロック株式会社と資本・業務提携。
- 2019年(令和元年)
- 9月 - 株式会社GVを設立。
- 11月 - 東芝ヒューマンアセットサービス株式会社(現・TTヒューマンアセットサービス)の株式の一部を譲受。
- 11月 - 東芝ピーエム株式会社(現・TTピーエム)の株式の一部を譲受。
- 2020年(令和2年)
- 3月 - 第二本社をサンシャイン60に設立。
- 6月 - BPOセンター長崎中央開設。
- 2021年(令和3年)
- 1月 - MCMセンター池袋EAST開設。
- 1月 - ECX天神オフィス開設。
- 6月 - transcosmos international Pte. Ltd.を設立。
- 6月 - TRANSCOSMOS ZERO PTE. LTD.を設立。
- 8月 - 株式会社Brand Operationを設立。
- 9月 - 本社をサンシャイン60に移転。
- 9月 - 本店を渋谷ファーストタワーに移転。
- 10月 - BPOセンター札幌大通東開設。
- 2022年(令和4年)
- 4月 - 東京証券取引所プライム市場へ移行。
- 4月 - 創業者の奥田耕己が逝去。「正五位 旭日中綬章」が追贈される。
- 2023年(令和5年)
- 1月 - MCMセンター博多東開設。
- 3月 - Over The Border Inc.と資本・業務提携。
- 4月 - 東北電力トランスコスモスマネジメントパートナー株式会社を設立。
- 5月 - 天津霆客計算機信息技術有限公司(TINKERS)と資本・業務提携。
- 5月 - 株式会社Cogent Labsと資本・業務提携。
- 6月 - BPOセンター大阪御堂筋開設
- 10月 - MCMセンターをCXスクエアに名称変更
- 12月 - BPOセンター仙台五橋開設。
- 12月 - 株式会社ウェブライフと資本・業務提携。
- 2024年(令和6年)
- 3月 - transcosmos India Private Limited設立。
- 3月 - BPOセンター福岡呉服町開設。
- 5月 - BPOセンター札幌北八条開設。
- 6月 - 大宇宙信息系統(蘇州)有限公司設立。
国内グループ企業
[編集]- トランスコスモス・アナリティクス株式会社
- transcosmos online communications株式会社
- 株式会社トランスコスモス・デジタル・テクノロジー
- トランスコスモスパートナーズ株式会社
- 応用技術株式会社
- クロスコ株式会社
- グランドデザイン株式会社
- 株式会社GV
- 株式会社Jストリーム
- スカイライトコンサルティング株式会社
- 株式会社電通デジタルドライブ
- 株式会社FTHRプロフェショナルズ
- TTヒューマンアセットサービス株式会社
- TTピーエム株式会社
- 東北電力トランスコスモスマネジメントパートナー株式会社
- playground株式会社
- マシンラーニング・ソリューションズ株式会社
- ミーアンドスターズ株式会社
- ラブロック株式会社
- 株式会社Brand Operation
- 藤巻百貨店
- 産経ヒューマンラーニング株式会社
- 株式会社トランスコスモス・アシスト
かつての国内グループ企業
[編集]- amimo有限責任事業組合 - 2009年清算
- ショックウェーブエンターテインメント株式会社 - 2009年解散
- BPS株式会社 - 2009年清算
- アバカス・ジャパン株式会社 - 2009年清算
- ビカム株式会社 - 2009年度株式譲渡
- ネットスイート株式会社 - 2009年度株式譲渡
- 株式会社ネットマイル - 2009年度株式譲渡
- ダブルクリック株式会社 - 2010年、国内におけるDART事業をGoogleに売却後、吸収合併
- 株式会社リッスンジャパン - 2010年株式譲渡
- 株式会社グリッド・ソリューションズ - 2010年清算
- 日本公共料金サービス株式会社 - 2010年度株式譲渡
- 株式会社富士山マガジンサービス - 2010年度株式一部譲渡によりグループ範囲外へ
- トランスコスモス シー・アール・エム宮崎株式会社 - 2011年清算
- 株式会社マーケットスイッチ・ジャパン - 2011年清算
- サイバーソース株式会社 - 2012年度株式譲渡
- 株式会社アレス・アンド・マーキュリー - 2012年清算
- 株式会社フロム・ソフトウェア - 2014年株式譲渡
- 日本直販株式会社 - 2022年株式譲渡
海外グループ会社
[編集]- 中国
- 上海特思尓大宇宙商務諮詢有限公司
- 大宇宙商業服務(蘇州)有限公司
- 大宇宙設計開発(大連)有限公司
- 大慶大宇宙設計開発有限公司
- 大宇宙信息系統(本渓)有限公司
- 大宇宙信息創造(中国)有限公司
- 蘇州大宇宙信息創造有限公司
- 大宇宙ジャパン株式会社
- 済南大宇宙信息創造有限公司
- 大宇宙信息系統(蘇州)有限公司
- 优趣汇(上海)供应链管理有限公司(UNQ)
- 能猫(山東)集団有限公司(Magic Panda)
- 台湾
- 台灣特思爾大宇宙股份有限公司
- 韓国
- transcosmos Korea, Inc.
- eMnet Inc.
- インドネシア
- PT. transcosmos Indonesia
- PT. transcosmos Commerce
- タイ
- transcosmos (Thailand) Co., Ltd.
- Heroleads (Thailand) Co.,Ltd.
- Ookbee
- ベトナム
- transcosmos Vietnam co., ltd.
- transcosmos technology Vietnam Co., Ltd.
- フィリピン
- transcosmos Asia Philippines, Inc.
- マレーシア
- TRANSCOSMOS (MALAYSIA) SDN. BHD.
- Soft Space Sdn Bhd
- シンガポール
- TAKASHIMAYA TRANSCOSMOS INTERNATIONAL COMMERCE PTE. LTD.
- transcosmos international Pte. Ltd.
- TRANSCOSMOS ZERO PTE. LTD.
- インド
- transcosmos India Private Limited
- 米国
- transcosmos America, Inc.
- TRANSCOSMOS OMNICONNECT, LLC
- 英国
- transcosmos Information Systems Limited
- スウェーデン
- VAIMO AB
- 中南米
- Infracommerce
スポンサード
[編集]- FC琉球 (サッカー Jリーグ) 2005年 -
- V・ファーレン長崎(同上)マスコット「ヴィヴィくん」のユニホームスポンサー、2015年 -
- 東北楽天ゴールデンイーグルス (日本プロ野球) 2007年
- アルテリーヴォ和歌山 (関西サッカーリーグ) 2011年 -
ネーミングライツ
[編集]- トランスコスモススタジアム長崎 - V・ファーレン長崎のホームスタジアムである長崎県立総合運動公園陸上競技場の命名権を2016年8月1日より取得(クリーンスタジアム規定が適用される国際試合を除く)[6]。
関連事業
[編集]- Second Life - 2007年から、セカンドライフ参入支援として、企業向けにアバター派遣サービスを展開している。
- 近未来予報ツギクル - トランスコスモスがフジテレビと制作した番組。
- amimo - プロダクション・アイジーとトランスコスモスが共同出資し2006年に設立した有限責任事業組合(LLP)。
脚注
[編集]- ^ 組織図 - トランス・コスモス株式会社
- ^ 事業内容
- ^ “トランスコスモス、経済産業省・東京証券取引所が選出する「DX注目企業2024」に選定”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2024年5月24日閲覧。
- ^ “トランス・コスモス、「JPX日経インデックス400」構成銘柄に選定”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年8月16日閲覧。
- ^ 拠点一覧
- ^ J2長崎のホーム、ネーミングライツでトランスコスモススタジアム長崎に スポニチアネックス、2016年7月22日閲覧。