フライトプラン
フライトプラン | |
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Flightplan | |
監督 | ロベルト・シュヴェンケ |
脚本 | ピーター・A・ダウリング ビリー・レイ |
製作 | ブライアン・グレイザー |
製作総指揮 | ロバート・ディノッツィ チャールズ・J・D・シュリッセル |
出演者 | ジョディ・フォスター |
音楽 | ジェームズ・ホーナー |
撮影 | フロリアン・バルハウス |
編集 | トム・ノーブル |
製作会社 | タッチストーン・ピクチャーズ イマジン・エンターテインメント |
配給 | ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン) |
公開 | 2005年9月23日 2006年1月28日 |
上映時間 | 98分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $55,000,000 |
興行収入 | $89,707,299[1] $223,387,299[1] 31億2000万円[2] |
『フライトプラン』(Flightplan)は、2005年に製作されたアメリカのサスペンス映画である。監督はドイツ出身で『タトゥー』を制作したロベルト・シュヴェンケ。主演はジョディ・フォスター。製作はタッチストーン・ピクチャーズ。
あらすじ
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
仕事先のベルリンに滞在中、突然の事故で夫を亡くした航空機設計士のカイルは6歳の娘・ジュリア、そして棺に入った亡き夫・デヴィッドと共にベルリン空港から自らが設計に携わった飛行機[3]に乗り、自宅のあるニューヨーク・ロングアイランドへの帰路に就いていた。
離陸して約3時間後、仮眠から覚めたカイルは隣の席にいたはずのジュリアの姿がないことに気づく。誰も目撃者がおらず(ただ1人、ジュリアを見た旨を証言した目撃者がいたが、子供のため、証言能力なしと判断された)、乗務員総動員でジュリアの捜索にあたるが見つからない。仕舞いには搭乗記録にジュリアの名前が存在しないと告げられてしまう。
以後もジュリアの捜索に奔走するが、最愛の家族を失ったため、正気を失った危険人物だとみなされて、航空保安官に逮捕されてしまう。
実はある人物の策略だった。その人物はデヴィッドを殺害し、その棺に爆弾の起爆装置を隠して(X線検査を逃れるため)機内に持ち込んだ。そしてジュリアを機械室に隠してカイルを精神的に追い込み、カイルが多額の金を要求しているとウソの証言をしてカイルをハイジャック犯に仕立て上げようとしたのだ。搭乗記録にジュリアの名前がないというのも共犯者の偽の証言だった。それを知ったカイルは、その人物の追撃を交わしてジュリアを救出することに成功する。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- カイル・プラット - ジョディ・フォスター(戸田恵子)
- 航空機設計士。航空機内で娘が行方不明になる。周囲に事情を理解してもらえず、危険人物扱いされる。
- ジーン・カーソン - ピーター・サースガード(森川智之)
- 連邦航空保安官。
- 機長。
- キャビンアテンダント。
- フィオナ - エリカ・クリステンセン(小林沙苗)
- キャビンアテンダント。
- 乗客の一人。
- 乗客の一人。
- ジュリア・プラット - マーリーン・ローストン(宮本侑芽)
- カイルの娘。6歳。航空機内で行方不明になる。
- エリック - マシュー・ボマー
- フライトアテンダント。
- セラピスト - グレタ・スカッキ
- 乗客の一人。
- デヴィッド・プラット - ジョン・ベンジャミン・ヒッキー
- カイルの夫。事故でなくなる。
スタッフ
[編集]- 監督 : ロベルト・シュヴェンケ
- 脚本 : ピーター・A・ダウリング、ビリー・レイ
- 製作 : ブライアン・グレイザー
- 製作総指揮 : ロバート・ディノッツィ、チャールズ・J・D・シュリッセル
- 音楽 : ジェームズ・ホーナー
- 撮影 : フロリアン・バルハウス
- 編集 : トム・ノーブル
- 音響 : ジョン・タイトル
- プロダクション・デザイン : アレック・ハモンド
- 美術 : ケヴィン・イシオカ、セバスチャン・T・クラウィンケル
- セット : サイモン・ジュリアン・ボーチェリー、キャシー・ルーカス
- 衣装 : スーザン・ライアル
- 特殊効果-監督 : クレイ・ピニー
- 特殊効果-監修 : ジョン・S・ベイカー、ゲルト・フォイシター
- 特殊効果 : トーマス・ティーレ
- 視覚効果-監修 : マーク・フロイント、ロブ・ホジソン、エドソン・ウィリアムズ
- 視覚効果 : ローラ・ビジュアル・エフェクツ社
- スタント指導 : ジル・ストークスベリー
- キャスティング : デボラ・アクィラ、メアリー・トリシア・ウッド、トリシア・ウッズ
評価
[編集]レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは179件のレビューで支持率は39%、平均点は5.30/10となった[4]。Metacriticでは33件のレビューを基に加重平均値が53/100となった[5]。
関連項目
[編集]- アレクサンダー・プラッツ駅
- グース・ベイ空港
- ラブラドール地方
- バルカン超特急・・・この作品やヒッチコック劇場の「Into Thin Air」にストーリーが酷似している。
脚注
[編集]- ^ a b “Flightplan (2005)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月5日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)660頁
- ^ ボーイング747を彷彿とさせるエルジンE474という名称で、エアバスA380に似た外観を持つ総2階建て4発機の架空機。
- ^ “Flightplan (2005)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年6月9日閲覧。
- ^ “Flightplan Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年6月9日閲覧。