名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌
名探偵コナン 探偵たちの | |
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Detective Conan The Private Eyes' Requiem | |
監督 | 山本泰一郎 |
脚本 | 柏原寛司 |
原作 | 青山剛昌 |
出演者 | 高山みなみ 山崎和佳奈 神谷明 山口勝平 堀川りょう 林原めぐみ 茶風林 緒方賢一 岩居由希子 高木渉 折笠愛 |
音楽 | 大野克夫 |
主題歌 | B'z 「ゆるぎないものひとつ」 |
撮影 | 野村隆 |
編集 | 岡田輝満 |
制作会社 | トムス・エンタテインメント |
製作会社 | 小学館 よみうりテレビ 日本テレビ 小学館プロダクション 東宝 トムス・エンタテインメント |
配給 | 東宝 |
公開 | 2006年4月15日 2006年7月22日 2007年1月25日 |
上映時間 | 111分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 30.3億円[1][2][3][4][5][6][7] $26,251,232[8] |
前作 | 名探偵コナン 水平線上の陰謀 |
次作 | 名探偵コナン 紺碧の棺 |
『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』(めいたんていコナン たんていたちのレクイエム)は、2006年4月15日に公開された劇場版『名探偵コナン』シリーズの第10作目にあたる劇場版アニメである。上映時間は111分。興行収入は30億3000万円[1][2][3][4][5][6][7]。劇場版『名探偵コナン』10周年記念作品。第30回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞。キャッチコピーは「探偵たちよ、安らかに眠れ」「さよなら、コナン」。
概要
劇場版シリーズ第10作目を記念して、全レギュラーメンバーがほぼ勢揃いしたオールスター作品として制作された。オールスター作品に仕立てられたのは原作者・青山剛昌の要望である。TVシリーズのキャラクターからは、ゴロ・服部平蔵・遠山銀司郎・横溝重悟・白馬探・宮本由美が初登場するが[注 1]、宮本由美は台詞なし[注 2]。また「オールキャラ登場!」となっているが、本編で登場していないキャラクターも多数いる(工藤有希子など)。しかし、佐藤と高木がカレーを食べているシーンで、後ろの人ごみの中に祖母を連れて遊びにきている群馬県警の山村刑事がいる[注 3]など、一部のキャラクターは映画中にさりげなくモブ的に登場している。
本編のアフレコ直前に円谷光彦役の大谷育江が休業したため代役として折笠愛[注 4]が光彦の声を演じている[注 5]。大谷はその後、テレビアニメシリーズで復帰を果たしている。また、第7作『迷宮の十字路』以来3年ぶりに服部平次[注 6]、遠山和葉、大滝悟郎が、前々作『銀翼の奇術師』以来2年ぶりに、中森銀三、怪盗キッド、妃英理[注 7]が、第4作『瞳の中の暗殺者』以来6年ぶりに栗山緑が登場。一方、平次と白馬はこの作品で初めて出会った形になっているが、公開直前に原作において2人が初めて対面するエピソード[9]が描かれて、テレビアニメでも同様の描写となったため、本作は原作及びテレビアニメとは異なった展開となっている。ただし、それは平次側からの視点であり、本作の白馬はキッドの変装で白馬本人は原作及びテレビアニメでの出会いが初対面であることには変わりがない。また、平次がエピローグに登場した最初の作品でもある。
ポスターやパンフレットでは、上記の「オールキャラ登場!」を強調するように、コナンのメイン・サブレギュラー(主要な話に関わった人物など)キャラクターがほぼ全員集合したものが描かれ、既に亡くなっているキャラクターの頭上には天使の輪のようなものが描かれていた。なお、第6作『ベイカー街の亡霊』以降で、タイトルと同時に公開されるポスターが原作者による書き下ろしでなくアニメ原画なのは本作と次作の2作だけである。
本作では、OPムービーに入る前にメインテーマが少し流れ、コナンの左目のアップからOPムービーに入っている。また、作品解説はパソコンの画面を模しており、過去9作の解説の冒頭に出てきた新聞記者は登場していない。レギュラーメンバーの顔写真をクリックした後にムービープレイヤー風に再生されるという特異な形式となっている。
本作の脚本は、アニメシリーズの第1話を担当した柏原寛司が担当している(柏原は次作『紺碧の棺』でも脚本を担当している)。使われたBGMの中に第3作『世紀末の魔術師』バージョンの「キミがいれば」や前作『水平線上の陰謀』バージョンのメインテーマがあり、他の映画のメインテーマが使われたのは本作が初である。また、次作以降では一部の作品を除いて挿入歌が使われていない。
2006年4月以降、公開記念特番「ありがとう!10周年コナン大賞」が各局で随時放送された。
近年のシリーズ同様、本作も小説版が小学館のジュニア文庫(小学館ジュニアシネマ文庫)から2013年10月30日に発売されている[10]。
本編では常時コナンの服装が私服であり[注 8]、ポスターや解説を除くと初めてジャケット姿のコナンが登場していない[注 9]。
恒例のダジャレクイズは本作では阿笠博士ではなく、蘭が出題している。
劇場版シリーズの定番となっているエピローグ後の次回作の予告は、今作でも放映された。エンディング終了後に、第1弾『時計じかけの摩天楼』から本作『探偵たちの鎮魂歌』までの劇場版シリーズの通番とサブタイトルが順に映し出され、「11番目の事件が始まる」という字幕が浮かび上がり、2007年の製作が決定した旨の字幕予告とともに江戸川コナン役の高山みなみの声で「第11弾製作決定!」というセリフが流れた。のちに次回作は海を舞台に財宝探しをするという内容の『紺碧の棺』であることが発表された。
本作がレンタル用VHSビデオが出された最後の作品となり、以降の作品はDVDに完全移行した。
ストーリー
ある人物から調査依頼を受けた小五郎は、コナン、蘭、少年探偵団と共に、横浜に新しくできたテーマパーク「ミラクルランド」を訪れた。その敷地内にある「レッドキャッスルホテル」に着いた一行は、高田と名乗る依頼人の秘書からスイートルームに案内され、ミラクルランドの腕時計型フリーパスIDを配られる。全員がそれを腕に装着し、コナンは大喜びの蘭や少年探偵団たちとミラクルランドに向かおうとするが、高田に部屋に残るように言われる。
部屋にはコナンと小五郎だけが残った。高田がリモコンを操作すると、顔を隠した依頼人がモニターに映し出された。依頼人はコナンと小五郎に「私が出すヒントを元に、ある事件を今から12時間以内に解決してもらいたい。もしできなかったら、全員のフリーパスIDを爆破する。」と迫る。先ほど配られたフリーパスIDには時限装置付きのC-4爆薬が仕掛けられていたのだ。これによりコナン達は22時のタイムリミットに追われることとなった。さらに、無理やり外した場合も爆発するという。また、コナンと小五郎以外の面々に着けられたフリーパスIDについては、一旦ミラクルランドのゲートから中に入るとセンサーが感知して起爆装置が起動し、それ以後ミラクルランドの一定エリア内から出た時に爆発する仕掛けになっているという。小五郎の顔なじみの竜阿茶の爆死シーンがモニターに映し出され、依頼人から第1のヒントを受け取ったコナンと小五郎は、レッドキャッスルホテルを飛び出した。蘭と少年探偵団の中では、灰原哀だけがコナンから連絡を受けて状況を把握する。このエリアにはミラクルランドのほぼ全域が含まれるが、大型遊具の「スーパースネーク」は一部がエリア外を通るため、手首に爆弾が付けられていると知らない毛利蘭たちがスーパースネークに乗らないよう、灰原は腐心する。
コナンと小五郎は「TAKA3-8」という暗号が「高島町3-8-5」を意味することを読み解く。高島町3丁目を探す過程で、再開発で地名が「みなとみらい」に変わってしまったことを突き止め、ホテル跡の廃墟にたどり着く。そこに住んでいたホームレスから、4月4日に白い大きな鳥のようなものが飛んでいたこと、同じ日に変な車が停まっていたこと、不動産屋が地下室を閉めたことを聞かされる。地下室には目出し帽子、手袋、ガバメント等が発見され、それらは犯行に使われ、この廃墟で車を乗り換えたと推測。また、ホームレスの言う「白い鳥」が怪盗キッドであることも発覚する。廃墟を出たコナンと小五郎は、張り込んでいた神奈川県警の刑事達にキッドの仲間と誤認されて逮捕される。
怪盗キッドは深山商事社長の深山総一郎の美術品を狙っているとされていたが、今日は何も盗まず逃走した。また、最近何者かに命を狙われているという。
依頼人から連絡を受けたコナンは、なぜか依頼人から「工藤新一君」と呼ばれ、第2のヒントとして「夜のカフェテラスに行ってくれ」と指示を受ける。コナンは夜のカフェテラスを馬車道と解釈した。その道中で服部平次と遭遇する。平次もまた依頼人に事件の解決を要請され、和葉を人質に取られていたのだ。馬車道で通りかかった車を見たコナン達は、依頼主の解決してほしい事件に現金輸送車襲撃事件が関わっていることに気づく。平次は夜のカフェテラスと「YOU CRY」というヒントを与えられており、コナンと平次はその「YOU」と思われる横浜海洋大学に向かう。横浜海洋大学ではキッドのライバルである白馬探と出会うが、彼もまたIDを付けていた。大学内にある「CRY」こと「横浜犯罪研究会(Crime Research of Yokohama)」の部室を捜索する中で、3代目の部長・伊東末彦が除名処分になったことが判明する。
こうして、依頼人の言う「ある事件」についてある可能性が浮かび上がる。数ヶ月前に横浜で起きた現金輸送車襲撃事件は投資顧問会社「ファーイーストオフィス」の経営陣で、横浜犯罪研究会のOB・OGでもあった伊東末彦、西尾正治、清水麗子の3人による犯行であったが、犯行後に西尾が何者かに射殺されていたのだ。その容疑者として有力視されていたのが伊東であったが、伊東は事故に遭い重傷を負って入院。伊東の車から西尾の狙撃に使用されたライフルが見つかり、そのスコープに珍しいマスカラが付着していたことから、それを関係者で唯一使用していた麗子が西尾殺害の嫌疑をかけられて厳しい取り調べを受け、麗子はそれに耐えかねて海岸で入水自殺したとされる。麗子が自殺した20日後、やっと面会の許可が下りたことから警察が伊東の入院先の病院に向かったところ、伊東は失踪していたという。
タイムリミットが迫る中で真実にたどり着いたコナンと平次は依頼人の元へ向かう。依頼人の正体は伊東末彦。彼は事故の後遺症により身体が不自由となっていた[注 10]。そしてコナンと平次は伊東の依頼内容であった「西尾を殺害した犯人」について真相を語るが、その犯人が清水麗子であると告げた途端に伊東は激昂する。
西尾が殺されたのは現金輸送事件の過程で警備員を殺害してしまったことに起因しており、伊東による狙撃で殺害されていたと思われていた。しかし、金を独り占めしたい麗子にとっては西尾も伊東も邪魔な存在であり、先んじて西尾を一発で撃ち抜いて殺害した上で、伊東にその事実を伝えずに西尾を撃たせると、伊東も始末しようと彼の車に細工をして事故に遭わせる。伊東はなんとか生き延びたものの、容疑が彼にかかったので上手くいったかと思いきや、警察の取り調べで麗子自身に疑いがかかったため、自殺を装って先輩である深山商事社長・深山総一郎のもとに潜伏していた。キッドの命が狙われたのは彼が現金輸送事件の犯人たちの顔を目撃してしまったため、深山から殺し屋を差し向けたことによるものだった。麗子を愛する伊東は、彼女を犯人とする警察の捜査結果を認めることが出来ず、伊東が犯人だと言ってくれる探偵を探していたのだ。
深山がキッドとの対決に敗北した後、コナン達の元に麗子が現れる。麗子は深山に頼んで伊東の資産管理権限を引き継いだことを告げ、口封じのためにコナン達を抹殺しようとして敗れるが、彼女の銃撃によりID解除システムが一部破壊されてしまう。爆発時刻の22時が迫る中、何とかシステムの復旧を試みるも、システムのパスワードにかかった秘密の質問は「あなたが一番愛する人は?」というものだった。「清水麗子」と入力するもそれは弾かれ、伊東と清水の言動から、伊東が所詮自分のことしか愛していないことにコナンは気づき、「伊東末彦」と入力したところ、間一髪で解除に成功[注 11]。伊東に「君達は最高の探偵だよ」と称賛されるも、コナンは「あなたは最低の人間ですよ」と彼を蔑む。
あとはフリーパスIDを全員分回収すれば一件落着と思われた。ミラクルランドは閉園時刻を過ぎたものの、一度だけ特別にスーパースネークの運行が決定され、コナン達は平次・和葉と共に搭乗できたのだが、元太がフリーパスIDを未だに着用していることが発覚し、危機に陥る。しかし、怪盗キッドにより彼のフリーパスIDは回収され、危機を脱する。実は怪盗キッドは白馬探に変装してコナン達と行動を共にしていた。彼が変装していた白馬のIDは園子の正規のID[注 12]をくすねたものであり、園子にIDが返却された後[注 13]、元太がトイレに行っている間に彼女のIDが回収されたことで爆弾が仕掛けられたIDの数と一致したために今回の事が起きたのだった。
こうして事件は無事に解決し、後日に竜阿茶が大金をせしめられたために死んだふりをしていただけで実は生存していたこと[注 14]が報道されるところで物語は幕を閉じる。
登場人物
レギュラーキャラクター
- 江戸川 コナン(えどがわ コナン)
- 声 - 高山みなみ
- 本作の主人公。本来の姿は「東の高校生探偵」として名を馳せている工藤新一だが、黒ずくめの組織に飲まされた毒薬・APTX4869の副作用で小学生の姿になっている。推理以外にも「超高校生級」と言われるほどのサッカーの実力を持つ。
- 毛利 蘭(もうり らん)
- 声 - 山崎和佳奈
- 本作のヒロイン。新一の幼馴染かつガールフレンド。関東大会で優勝するほどの空手の達人で、その力を遺憾なく発揮し、本作ではひったくり犯を撃退している。
- 依頼人の策略により、少年探偵団や和葉と共に人質となる。
- 毛利 小五郎(もうり こごろう)
- 声 - 神谷明
- 蘭の父親で「眠りの小五郎」の異名で有名な私立探偵。コナンの保護者。元警視庁捜査一課強行犯係の刑事。
- 工藤 新一(くどう しんいち)
- 声 - 山口勝平
- コナンの本来の姿で高校生探偵。本作では声のみでの登場。
- 服部 平次(はっとり へいじ)
- 声 - 堀川りょう
- 「西の高校生探偵」として有名で、新一とは「東の工藤・西の服部」と並び称されている。コナンの正体を新一と知る数少ない人物の1人で、彼のライバルであり親友。推理以外にも大阪府警の強豪を全て倒せるほどの剣道の達人。
- 馬車道でコナン達に出会い、共に捜査を行う。
- 怪盗キッド (かいとうキッド)
- 声 - 山口勝平
- 神出鬼没の大怪盗。正体・本名は黒羽 快斗(くろば かいと)。コナンの正体を新一と知る数少ない人物の1人でもあり、コナンのライバル。
- 本作では新一ではなく自身の別のライバルに変装して、コナンや平次と一時的に共同戦線を張る。
- 灰原 哀(はいばら あい)
- 声 - 林原めぐみ
- 元黒の組織の一員かつAPTX4869の開発者で、コナンの正体を新一と知る数少ない人物の1人。
- コナンからフリーパスIDに爆弾を仕込まれ人質にされていることを知らされ、蘭達を守るためにミラクルランドから出ないよう孤軍奮闘する。
- 目暮 十三(めぐれ じゅうぞう)
- 声 - 茶風林
- 警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部。
- 小五郎から蘭達を極秘に保護する事を依頼され、ミラクルランドへと向かう。
- 阿笠 博士(あがさ ひろし)
- 声 - 緒方賢一
- コナンの正体を新一と知る数少ない人物の1人で、発明家。
- ミラクルランドには同行していなかったが、コナンから事件について聞かされ、発明や情報収集などで協力する。
- 吉田 歩美(よしだ あゆみ)、小嶋 元太(こじま げんた)、円谷 光彦(つぶらや みつひこ)
- 声 - 岩居由希子(歩美)、高木渉(元太)、折笠愛(光彦)
- 少年探偵団の3人。
- 中盤、歩美はひったくり犯の人質になってしまい出入り口に近づいたため、あわや爆発しかけるが、園子、蘭、和葉、佐藤のお陰で事なきを得た。
- 元太は千葉刑事のミスにより、最後の最後で大騒動が起きてしまう。
- 遠山 和葉(とおやま かずは)
- 声 - 宮村優子
- 平次の幼馴染かつガールフレンド。平次に好意を持っていて、蘭や園子とも仲が良い。合気道部に所属している有段者でもあり、ひったくり犯を投げ飛ばしている。
- 妃 英理(きさき えり)
- 声 - 高島雅羅
- 蘭の母親で小五郎の妻。「法曹界のクィーン」の異名で有名な敏腕弁護士。
- 小五郎からの連絡で娘の蘭たちの危機を感じ、情報収集するべく調査に乗り出す。
- 鈴木 園子(すずき そのこ)
- 声 - 松井菜桜子
- 蘭の同級生で親友。鈴木財閥の令嬢で、蘭や新一とは幼馴染でもある。蘭と新一を通じて、遠山和葉・服部平次とも友人関係。
- 財閥の令嬢であることを感じさせない気さくでサバサバした性格。豪快な面は本作でも描かれており、歩美を人質に逃げようとするひったくり犯を、そうとは知らず列を並び間違えていると言い突き飛ばした。依頼人の事件にはほぼ関わっていない。
- 服部 平蔵(はっとり へいぞう)
- 声 - 小山武宏
- 平次の父親で大阪府警察本部長。平次を上回る推理力の持ち主。
- 遠山刑事部長(とおやまけいじぶちょう)
- 声 - 小川真司
- 和葉の父親で大阪府警察刑事部長。平蔵とは幼なじみかつ親友で、右腕として信頼を寄せられている。大滝警部からは「遠山のおやっさん」と呼ばれ、慕われている。
- フルネームが判明するのは、第14作『天空の難破船』からである。
- 白鳥 任三郎(しらとり にんざぶろう)
- 声 - 井上和彦
- 警視庁捜査一課のキャリア組警部。
- 佐藤 美和子(さとう みわこ)
- 声 - 湯屋敦子
- 警視庁捜査一課の刑事で警部補。格闘技に長けていて洞察力も鋭い。高木刑事と交際中。
- ひったくりし逃走を図る男性に人質にされそうになるが、ジャーマン・スープレックスで返り討ちにしている。
- 高木 渉(たかぎ わたる)
- 声 - 高木渉
- 警視庁捜査一課の刑事で巡査部長。佐藤刑事と交際しており、ミラクルランドでのデート中に本件へ遭遇する。
- 千葉刑事(ちばけいじ)
- 声 - 千葉一伸
- 警視庁捜査一課の刑事で巡査部長。
- 宮本 由美(みやもと ゆみ)
- 声 - なし[注 15]
- 警視庁交通部交通課の婦警で警部補。
- 本来の役職とは異なるが、大規模な事件の応援要請を受け、私服に変装して捜査に加わり、佐藤・高木・千葉ら捜査第一課のメンバーと共にレストランで待機する。
- 本格的な登場は、第24作『緋色の弾丸』からである[注 16]。
- 栗山 緑(くりやま みどり)
- 声 - 百々麻子
- 英理の秘書。
- 英理の指示で小五郎や蘭たちの危機を知り、裏事情の調査と救助を模索するべく行動している。
- 大滝 悟郎(おおたき ごろう)
- 声 - 若本規夫
- 大阪府警捜査一課強行犯捜査係の警部。
- 本作では神奈川県警に勤務している青木という従兄弟がいることが分かっている。
- 中森 銀三 (なかもり ぎんぞう)
- 声- 石塚運昇
- 警視庁捜査二課知能犯捜査係の警部。本作では神奈川県警捜査1課と合同捜査をしている。
- 横溝 重悟(よこみぞ じゅうご)
- 声 - 大塚明夫
- 神奈川県警察刑事部捜査一課の警部で、静岡県警察の警部・横溝 参悟(よこみぞ さんご)の双子の弟。性格は直情的な部分が目立つが、根は弱い者を守り悪を憎む正義漢である。
- ゴロ
- 声 - 青山カイト(青山剛昌の飼い猫)
- 妃英理が飼っているロシアンブルーの猫。
- モデルはコナン役・高山みなみの飼い猫・カイトで、本作では声も当てている[注 17]。
- 白馬 探(はくば さぐる)
- 声 - 石田彰
- 新一や平次と同じ高校生探偵。怪盗キッドのライバルでもあり、その正体を黒羽快斗であることを知る数少ない人物の1人。ロンドンでの留学経験が長い。常にキザで芝居がかった言い回しをする人物。
- 劇場版初登場であるが、実は別人の変装姿で、本人は未登場である[注 18]。
オリジナルキャラクター
- 依頼人
- 毛利小五郎にある事件の解決を依頼をしてきた謎の男。
- 爆弾を仕込んだフリーパスIDで蘭や少年探偵団、和葉を人質に取り[注 19]、事件の解決を強要する。モニター画面から指示を与えるのみで、赤いローブを纏いサングラスを掛けているが、顔は隠され声も変えられている。なぜかコナンのことを「工藤新一君」と呼ぶ。横浜のあらゆる場所に小型カメラを仕掛け、モニターで小五郎たちの動きを監視している。
容疑者
- 伊東 末彦(いとう すえひこ)
- 声 - 古谷徹
- 投資顧問会社「ファーイースト・オフィス」社長。
- 現金輸送車襲撃事件の容疑者だったが、西尾正治殺人事件の入院先の病院から逃亡して現在は行方不明となっている。
- 学生時代は横浜海洋大学の横浜犯罪研究会に所属しており、3代目の部長だった。同じく研究会にいた清水麗子と西尾正治とは友人関係で、3人は強盗事件の容疑者として指名手配されていた。事件を引き起こしたことで研究会からは除名処分とされ、単独の自動車事故を起こして車椅子での生活を余儀なくされている。
- 自分語りが好きで、麗子からも退屈な男だと見下されていた。
- 清水 麗子(しみず れいこ)
- 声 - 平野文
- 投資顧問会社「ファーイースト・オフィス」秘書室長。
- 容姿端麗な美女で、男性を手玉に取り思い通りに操っている。また、両利きのため拳銃を同時に2丁使用できる。
- 現金輸送車襲撃事件の重要参考人だったが、取り調べ期間中に崖から身を投げるも遺体は発見されなかった。
- 伊東末彦らと同じ横浜海洋大学のCRY横浜犯罪研究会出身で、伊東・西尾と組んで現金輸送車襲撃事件を計画する。だが、怪盗キッドに犯行を目撃され、先輩の深山総一郎に始末するよう頼んだ。計画が失敗すると深山を見限って、現金を独り占めしようとした。
ミラクルランド
- 高田 正雄(たかだ まさお)
- 声 - 田原アルノ
- 依頼人の秘書。依頼人の顔と居場所は知らされていない。
- 笑顔を絶やさない穏やかな風貌だが、依頼人からの要求を遂行する冷酷さも併せ持っている。
- 竜 阿茶(りゅう あちゃ)
- 声 - 小山力也
- 依頼人から小五郎と同じ調査を依頼された探偵で、小五郎とも組んだことがある。
- 名前の由来は『リュウ・アーチャーシリーズ』のリュウ・アーチャー。
- 大野(おおの)
- 声 - 小野坂昌也
- 女性にひったくりをした男性。
- 歩美を人質にして逃亡を試みたが、園子に突き飛ばされて歩美を逃がしてしまう。最後は佐藤刑事に返り討ちにされて逮捕された。
- パソコン音声
- 声 - 池本小百合
- 伊東末彦が操作していたパソコンの音声。
- コナンが爆弾のプログラムを解除するための操作をしている間、爆発までのカウントダウンを知らせていた。
- アナウンス
- 声 - 引田有美
- ミラクルランドで流れていたアナウンス。
- 人気アトラクションのため、混雑しているスーパースネークで蘭と少年探偵団が雑談している後ろから流されていた。
- 茂木 遥史(もぎ はるふみ)
- 声 - なし
- 小五郎と同じ調査を依頼された探偵。
- 原作・アニメ「集められた名探偵!工藤新一vs怪盗キッド」に登場。本作では名前と写真だけ登場した。
- 槍田 郁美(そうだ いくみ)
- 声 - なし
- 茂木と同じく小五郎と同じ調査を依頼された探偵。
- 原作・アニメ「集められた名探偵!工藤新一vs怪盗キッド」に登場。茂木と同じく名前と写真だけ登場した。
深山商事
- 深山 総一郎(みやま そういちろう)
- 声 - 野島昭生
- 深山商事社長。
- 美術館の宝石を怪盗キッドに狙われているため、プロのスナイパーを雇ってキッドと対決するも、自身の罪を暴かれたうえ警察を呼び寄せられる。
横浜海洋大学
- 武(たけし)
- 声 - 遊佐浩二
- 横浜海洋大学のCRY横浜犯罪研究会に所属する男性部員。
- 調査にやってきたコナン一行に、犯罪研究会を除名処分となった伊東末彦らの情報を提供した。
- 優(ゆう)
- 声 - 半場友恵
- 横浜海洋大学のCRY横浜犯罪研究会に所属する女性部員。
- 横浜海洋大学を受験すると答えた白馬探に、大学に合格したらクラブに入会しないかと勧誘していた。
警察関係者
- 刑事
- 声 - 梁田清之
- 中森警部の部下。
- コナンらの事情を知らなかったため、逃げようとした小五郎を捕まえてしまった。取り調べの最中も、小五郎の隣で威圧的な態度で立っていた。
- 警官
- 声 - 大沢在昌[注 20]
- コナンと小五郎に道を尋ねられていたパトロール中の警官。
- 再開発のため、高島町の町名が変更され「みなとみらい」になっていたことを伝えた。
捜査中に出会う人々
- カズ
- 声 - 岩田光央
- 潰れたホテルに住んでいたホームレスの男。
- コナンと小五郎をホームレスと勘違いし、子供がいる身で大変だと同情していた。
- 占い師
- 声 - 杉山佳寿子
- 数日前に起こった現金輸送車襲撃事件の目撃者。
- 事件の調査をしていたコナンと平次に、今日は人生で最悪の日であると忠告をするが、この占いはある意味的中することになった。
その他
- 山村 ミサオ(やまむら ミサオ)[注 21]
- 群馬県警察刑事部捜査一課の刑事。
- ミラクルランドへ偶然祖母を連れて遊びにきており、佐藤と高木がカレーを食べている時に、後ろの人ごみの中の1人として登場している。
- 本作では劇場版10周年記念による演出上のモブ的な描かれ方のため、本作の登場人物としてはカウントされていない。
- 正式な劇場版登場は、第13作『漆黒の追跡者』からである。
- 山村 ミサエ(やまむら ミサエ)[注 22]
- 鳥取県八頭町在住の山村刑事の祖母。
- 孫のミサオ(山村刑事)に連れられてミラクルランドへ遊びにきており、佐藤と高木がカレーを食べている時に、ミサオと共に後ろの人ごみの中の1人として登場している。
- 本作では劇場版10周年記念による演出上のモブ的な描かれ方のため、本作の登場人物としてはカウントされていない。
スタッフ
- 原作 - 青山剛昌
- 監督・絵コンテ・演出 - 山本泰一郎
- 脚本 - 柏原寛司
- 絵コンテ協力 - 奥脇雅晴、西森章、影山楙倫、亀垣一
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 須藤昌朋
- デザインワークス・作画監督 - 山中純子
- メカデザイン - 牟田清司、清水義治、大浪太
- 作画監督補 - 牟田清司、清水義治、野口寛明、滝口禎一、かわむらあきお、糸島雅彦
- 美術監督 - 渋谷幸弘
- 色彩設計 - 西香代子
- 撮影監督 - 野村隆
- 3D CGI ディレクター - 後藤優一
- 編集 - 岡田輝満
- 音響監督 - 井澤基
- 音響効果 - 横山正和、横山亜紀
- 音楽 - 大野克夫
- ストーリーエディター - 飯岡順一
- アシスタントプロデューサー - 斎藤朋之、北田修一
- アソシエイトプロデューサー - 浅井認
- アニメーションプロデューサー - 西村政行
- プロデューサー - 諏訪道彦、吉岡昌仁
- エンディングロケ・取材協力 - 株式会社 横浜・八景島、神奈川県歴史博物館、横浜港大さん橋国際客船ターミナル、横浜フィルムコミッション、ロイヤルウイング
- 取材協力 - 横浜国立大学
- 特別協賛 - ファミリーマート、famima.com、文教堂書店・ブックストア談
- アニメーション制作 - 東京ムービー
- 製作 - 「名探偵コナン」製作委員会(小学館、読売テレビ放送、日本テレビ放送網、小学館プロダクション、東宝、トムス・エンタテインメント)
- 配給 - 東宝
テレビ放送
回数 | 番組名(放送枠名) | 放送形態 | 放送日 | 放送時間(JST) | 放送分数 | 平均世帯視聴率 | 備考 |
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1 | 通常拡大枠 | 2007年4月2日 | 19:00-21:15 | 135分 | 「春休み映画スペシャル」と称して初放送された。 |
音楽
主題歌
- B'z「ゆるぎないものひとつ」
- 作詞 - 稲葉浩志 / 作曲 - 松本孝弘 / 編曲 - 松本孝弘・徳永暁人・稲葉浩志
- CD版とはイントロが別バージョンになっている。また、エンディングは端折られてエピローグに流れている。
- 3月31日にはCD版の方が『ミュージックステーション』で披露され、コナンの映画主題歌が同番組で披露されるのは、2年ぶり2回目。
挿入歌
サウンドトラック
『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』 | ||||
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大野克夫 の サウンドトラック | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | ユニバーサルミュージック | |||
プロデュース | 大野克夫バンド | |||
大野克夫 アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 4988005425324 |
収録曲
- 名探偵コナン メイン・テーマ(鎮魂歌ヴァージョン)
- ミラクルランド
- スーパースネーク
- DUPLEX
- フライング パイレーツ
- WORKING MACHINE
- 怪盗キッドの予告状(鎮魂歌ヴァージョン)
- コナン走る
- バイクの脅威
- スケボーVSバイク
- ミラクルランドクイズ
- メリーゴーランド
- 拷問
- 依頼者
- 高島町を探せ!
- 怪盗キッド出現(鎮魂歌ヴァージョン)
- 奇妙な取調べ
- これだ!
- 現金輸送車(回想)
- やさしい親バカ小五郎
- 横浜海洋大学探索
- 写真の謎~銃を出す男たち
- 大阪府警、大滝
- 哀の心配
- ドロボー!!
- 3人の探索推理
- タッチA~狙撃事件
- 血のあと
- コミカルメドレーA.B.C.
- 人質~爆発の危機
- 事件を終え~仕組まれた事件
- ひとつのナゾが解けて…
- 小五郎、事件の説明
- 名探偵コナン愛のテーマ
- 男の悲哀
- 事件の全貌
- 本当のワル
- ワルサーを構える
- 悲壮なる戦い
- 喜び
- 事件の解説
- 平和が戻る
- クライマックス
- エピローグ
映像ソフト
- DVD - 2006年12月13日発売(初回生産限定盤・同日発売)[11](廉価版・2011年2月25日発売[12])
- BD - 2011年2月25日発売[13](廉価版・2018年12月7日発売[14]。)
舞台のモデル
- ミラクルランド - 横浜・八景島シーパラダイス、よこはまコスモワールド(EDに実写で登場)
- 横浜海洋大学 - 横浜国立大学(主題歌を担当したB'zの稲葉浩志は横浜国立大学出身)
- その他、みなとみらいや馬車道など横浜の実在する場所が数多く登場する。また、ファミリーマートが背景に登場している。
脚注
注釈
- ^ ただし、白馬探は怪盗キッドの変装姿。
- ^ 台詞付きでの登場は、番外編の『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』からで、『コナン』単独作品では第24作『緋色の弾丸』が初となる。
- ^ 台詞は無い。台詞付きでの本格的な登場は、第13作『漆黒の追跡者』の捜査会議でのシーンが初である。
- ^ テレビアニメでは、目暮警部の妻・目暮みどりと、自殺を止められなかったためコナンのその後の探偵業に影響を与えることになる浅井成実を、第6作『ベイカー街の亡霊』ではヒロキ・サワダと人工頭脳ノアズ・アークを演じている。
- ^ ポスターでは、大谷育江と折笠愛のダブルキャストでクレジットされているバージョンもある。
- ^ オープニングでのキャストクレジットおよびエピローグへの登場は本作が初。
- ^ 前作『水平線上の陰謀』は小五郎のイメージのみで台詞無しで登場していた。
- ^ そもそも本作は回想シーンを除き、全て1日で起きた出来事のため、キッドなどの例外を除き、誰一人服を着替えていない。
- ^ ただし通常の青ジャケット・灰色の短パン姿が本編で全く登場しなかったのは『世紀末の魔術師』が初(同作では横須賀の古城内の探索で、白い半袖のワイシャツと水色のベストを着用していた)。
- ^ 劇中で服部が語ったところによると「生きていたのが奇跡といえるほどの大怪我で、1か月間集中治療室から出られなかったらしい」というほどの重傷を負ったという。コナンを「工藤新一君」と呼んでいたのはスイートルームに置いていた椅子に設けていた指紋認証によるもので、視力も不自由になっていた依頼人(伊東)は「江戸川コナン」の存在を認識できず、コナンが変声機無しで話した時は「君(工藤新一)の声が幼く聞こえる」と言っている。
- ^ パスワードは"57010"である。これは、本作が劇場版名探偵コナンの第10作であることをもじった表現である(570=コナン・10=10周年)。
- ^ 鈴木財閥がミラクルランドに出資したために与えられており、爆弾は付いていない。
- ^ 園子はIDにペンキが付いていたことを訝しむが、これは白馬として行動している時に麗子が差し向けた殺し屋に襲われた際に付着したもの。
- ^ 依頼人と手を組んで小五郎達を脅迫したことになるため逮捕された。
- ^ テレビアニメや後の劇場版では、杉本ゆうが担当している。
- ^ ただし、劇場版作品としてカウントすれば、厳密には番外編の『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』が台詞付きでの本格的な初登場作品となる。
- ^ テレビシリーズでは高山みなみが声を担当。
- ^ また、テレビアニメに登場した白馬は、「コナン」シリーズと2010年から複数回定期放送された「まじっく快斗」シリーズ、および2022年に放送のスピンオフ作品『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』では石田彰の担当だが、2014年の「まじっく快斗1412」では宮野真守に変更された。
- ^ 蘭達の物はミラクルランドから出ると爆発する機能が付加されているが、この事実を知るのは灰原のみ。
- ^ 直木賞受賞作家。大沢はこの年の5月20日に行われたトークショーで本作に参加した件について触れている。
- ^ テレビアニメや後の劇場版では、古川登志夫が声を担当している。
- ^ テレビアニメでは、堀絢子が声を担当している。
出典
- ^ a b “2006年(平成18年)興収10億円以上番組” (PDF). 日本映画製作者連盟. 2015年5月16日閲覧。
- ^ a b “名探偵コナン:劇場版新作が興収60億円突破 シリーズ最高記録を更新”. MANTANWEB (毎日新聞社). (2016年6月6日) 2017年5月25日閲覧。
- ^ a b “劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』興行収入は、ついにシリーズ最高60億到達!?”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2016年6月6日) 2017年5月25日閲覧。
- ^ a b “劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』が、シリーズ歴代最高興収を記録! まもなく500万人動員、65億円突破へ”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2017年5月29日) 2017年5月30日閲覧。
- ^ a b “「劇場 名探偵コナン」シリーズ史上初 興収50億円突破で『純黒の悪夢(ナイトメア)』メガヒットに突入”. 映画/ドラマ (アニメ!アニメ!). (2016年5月9日) 2017年5月25日閲覧。
- ^ a b “劇場版「名探偵コナン 純黒の悪夢」興収60億円突破 シリーズ累計は600億円に”. アニメニュース (アニメ!アニメ!). (2016年6月6日) 2017年5月25日閲覧。
- ^ a b “【どこまで行く!?】『名探偵コナン から紅の恋歌』63.5億でシリーズ最高興行収入突破!”. T-SITE NEWS (TSUTAYA). (2017年5月29日) 2017年5月30日閲覧。
- ^ “Detective Conan: The Private Eyes' Requiem (2006)”. Box Office Mojo. 2022年7月22日閲覧。
- ^ 単行本54巻File.6「人を飲む部屋」 - 55巻File.2「熱血探偵」("アニメ第479話「名探偵コナン海の日2時間スペシャル「服部平次との3日間」」". 16 July 2007. 日本テレビ系列. 読売テレビ。
{{cite episode}}
:|series=
は必須です。 (説明)) - ^ 青山 剛昌、水稀 しま『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』小学館〈ジュニア文庫〉、2013年10月30日。ASIN 4092306423。ISBN 978-4092306424。OCLC 867735418。全国書誌番号:22318819。
- ^ 劇場版DVD 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌【通常盤】 - Amazon.co.jp。2018年12月22日閲覧。
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌【初回生産限定盤】[DVD] - Amazon.co.jp。2018年12月22日閲覧。 - ^ 劇場版「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」DVD - Musing、ビーイング。2018年12月22日閲覧。
- ^ 劇場版「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」ブルーレイディスク - Musing、ビーイング。2018年12月22日閲覧。
- ^ “劇場版 名探偵コナン 新価格版Blu-ray10巻”. 名探偵コナン[DVD/Blu-ray公式サイト] 2020年8月11日閲覧。
外部リンク
- 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌公式サイト - ウェイバックマシン(2006年5月27日アーカイブ分)
- 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 - トムス・エンタテインメント
- 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 - 東宝
- 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 - allcinema
- 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 - KINENOTE
- 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 - 文化庁日本映画情報システム
- Detective Conan The Private Eyes' Requiem - オールムービー
- Detective Conan The Private Eyes' Requiem - IMDb
- 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 - 映画.com
- 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 - MOVIE WALKER PRESS
- 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 - SF MOVIE DataBank
- 劇場版名探偵コナン【公式】 (@conan_movie) - X(旧Twitter)
- 劇場版『名探偵コナン』 (detective.conan.movie) - Facebook
通番 | 題名 | 公開日 | 脚本 | 主題歌 | 歌手 | 興行収入 | 観客動員数 |
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第1作 | 緋色の不在証明 | 2021年2月11日 | 宮下隼一 | 12.4億円 | |||
第2作 | 灰原哀物語 〜黒鉄のミステリートレイン〜 | 2023年1月6日 | |||||
第3作 | 名探偵コナン vs. 怪盗キッド | 2024年1月5日 | 大胆 | WANDS |
通番 | 題名 | 公開日 | 監督 | 脚本 | 主題歌 | 歌手 | 興行収入 | 観客動員数 |
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第1作 | ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE | 2013年12月7日 | 亀垣一 | 前川淳 | 42.6億円 | 308万人 |