ベストドレッサー賞

ベストドレッサー賞(ベストドレッサーしょう)とは、ファッション意識の向上や産業活性化、文化交流などを目的として1972年に社団法人日本メンズファッション協会によって設立された賞。

生みの親は石津謙介[1]で、毎年12月に政治・経済、学術・文化、スポーツ・芸能などの各界から選出が行なわれる。

2012年には、「渋谷ストリート・ベストドレッサー賞」も創設されている(後述)。

受賞者一覧

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年度 政治・経済
部門
学術・文化
部門
スポーツ・芸能
部門
女性部門 日本伝統
部門
インターナショナル
部門
特別賞
1 1972年 砂田重民
佐治敬三
千宗室
黛敏郎
古波蔵保好
西城正三
長谷川勝利
布施明
大辻伺郎
都倉俊一
2 1973年 佐藤栄作
梁瀬次郎
草柳大蔵
佃公彦
二谷英明
生沢徹
尾崎紀世彦
3 1974年 木村俊夫 野坂昭如 北大路欣也
4 1975年 寬仁親王
石原慎太郎
益田喜頓 木原光知子
5 1976年 入江相政
柴田錬三郎
放駒清一 長嶋茂雄
6 1977年 荒舩清十郎
麻生太郎
植草甚一 坂東玉三郎 高見山大五郎
7 1978年 園田直 広中平祐 広岡達朗
西田敏行
郷ひろみ
8 1979年 盛田昭夫 糸川英夫
吉行淳之介
西城秀樹
小林繁
9 1980年 柿澤弘治 五木寛之 若山富三郎
渡辺貞夫
立木義浩
青木功
10 1981年 武藤嘉文
牛尾治朗
浅井愼平 世良譲
西本幸雄
湯原信光
タモリ
11 1982年 大賀典雄 村松友視
藤田敏八
原辰徳
堺正章
ビートたけし
12 1983年 河野洋平
原清
藤本義一
糸井重里
藤田まこと
江本孟紀
13 1984年 堤清二 はらたいら
松平定知
日野皓正
片山敬済
今野雄二
楠田枝里子
14 1985年 犬丸一郎 鈴木清順 柴田恭兵
松尾雄治
桂文珍
叶和貴子
15 1986年 松浦均 北方謙三 小堺一機
陣内孝則
松本恵二
萬田久子
16 1987年 徳山二郎 夏木陽介
久米宏
九重勝昭
吉永小百合
17 1988年 千々岩雄平 山藤章二
鈴木エドワード
奥田瑛二
中嶋悟
浅野温子
18 1989年 石川六郎 景山民夫 田原俊彦
芹澤信雄
三田佳子
19 1990年 橋本龍太郎 宮本文昭 中畑清
松岡修造
高嶋政伸
浅野ゆう子
20 1991年 福原義春 中沢新一 織田裕二 桐島かれん 玉村豊男
加藤和彦
21 1992年 小林陽太郎 筑紫哲也 小林稔侍
鈴木亜久里
伊達公子
22 1993年 細川護熙 米長邦雄 東山紀之
武田修宏
小谷実可子
23 1994年 梶原拓
安西邦夫
宮本亜門 中井貴一
ラモス瑠偉
山口智子
24 1995年 藤田雄山
樋口廣太郎
服部幸應 萩原健一
加藤久
西田ひかる
25 1996年 菅直人
谷本正憲
宮内義彦
小林よしのり 小室哲哉
有森裕子
安室奈美恵 石津謙介
26 1997年 大西正文 野村萬斎 西村雅彦
長塚京三
飯島直子
27 1998年 岩国哲人 田崎真也 三國連太郎
内藤剛志
川口能活
吉川ひなの
28 1999年 石原慎太郎 和泉元彌 藤村俊二
織田裕二
L'Arc〜en〜Ciel
松嶋菜々子
29 2000年 水野誠
依田巽
浅田次郎 伊藤英明
フィリップ・トルシエ
浜崎あゆみ 高橋尚子
30 2001年 石原伸晃
宇野康秀
佐渡裕 平井堅
新庄剛志
米倉涼子 渡辺貞夫
(グランドベストドレッサー)
31 2002年 安倍晋三 松永真理 テリー伊藤
菊川怜
宮本恒靖
(廃止) 東儀秀樹 ケリー・チャン
32 2003年 中村史郎 葉加瀬太郎 Gackt
長谷川京子
星野仙一
中村獅童 冨永愛
33 2004年 三木谷浩史 千住博 佐藤浩市
石川亜沙美
野村忠宏
ペ・ヨンジュン
34 2005年 小池百合子
藤田晋
松任谷正隆 坂口憲二
伊東美咲
古田敦也
マリア・シャラポワ
35 2006年 新浪剛史 リリー・フランキー 荒川静香
渡辺謙
黒木瞳
ボビー・バレンタイン
36 2007年 桜井正光 河瀬直美
古澤巌
役所広司
栗山千明
奥山清行 市川海老蔵
37 2008年 吉越浩一郎 井上雄彦 市原隼人
上戸彩
田臥勇太
水谷豊
38 2009年 林文子 滝田洋二郎 土屋アンナ
高橋克典
西本智実
39 2010年 前田新造 溝畑宏 沢村一樹
杉本彩
武井咲
中澤佑二
40 2011年 黒岩祐治 石田衣良 吉瀬美智子
東山紀之
古閑美保
KARA
超新星
テリー伊藤
(石津謙介賞)[1]
41 2012年 高岡浩三 市川猿之助 剛力彩芽
藤木直人
佐々木則夫
きゃりーぱみゅぱみゅ 曻地三郎
川端友紀
(MFU推薦枠)
42 2013年 安倍晋三
橋谷有造
百田尚樹 堀北真希
綾野剛
夏木マリ
佐藤琢磨
草間彌生 滝川クリステル
43 2014年 豊田章男 片岡愛之助
小山薫堂
宮沢りえ
鈴木亮平
福原愛
笹本恒子
44 2015年 鈴木直道
澤田秀雄
又吉直樹 吉田羊
松坂桃李
シャーロット・ケイト・フォックス 吉田羊
(ウールマーク賞)
45 2016年 小池百合子
岡崎忠彦
荒木飛呂彦 伊調馨
菅田将暉
松下奈緒
別所哲也
46 2017年 塚本能交 村治佳織 波瑠
尾上菊之助
畠山愛理
波瑠
(ウールマーク賞)
47 2018年 津賀一宏 吉俣良 有村架純
高橋一生
中嶋一貴
石川康晴
アルケミスト
(日本メンズファッション協会推薦枠)
48 2019年 世耕弘成
三木谷浩史
小松美羽
藤舎貴生
[2]
ムロツヨシ
羽根田卓也
西川悟平
49 2020年 鈴木善久 尾上菊之助 田中みな実
中村倫也
ときど
50 2021年 設楽洋[3] 伊集院静[3] 田中圭[3]
吉岡里帆[3]
鳥海連志[3]
マンリオ・カデロ[3] 草野仁[3]
51 2022年 野本弘文 長坂真護 岩田剛典
杉咲花
メイガス
大水綾子
大谷翔平
52 2023年 水口貴文 隈研吾 赤楚衛二
川口春奈
栗山英樹
伊藤玄聖

渋谷ストリート・ベストドレッサー賞

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2012年に、ベストドレッサー賞が40周年を迎えたことを記念して創設された。2013年から、「渋谷ストリート部門」と「原宿ストリート部門」に分けられた。

受賞者一覧

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第1回(2012年)
第2回(2013年)
第3回(2014年)
第4回(2015年)
第5回(2016年)
第6回(2017年)
第7回(2018年)

脚注

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  1. ^ a b 週刊ファッション情報
  2. ^ “ベストドレッサー賞に8人…ドラマ復帰の杏さん「覚悟の1年、評価光栄」”. 読売新聞オンライン. (2019年11月27日). https://www.yomiuri.co.jp/national/20191127-OYT1T50222/ 2019年11月28日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g 田中圭、2021年は「公私ともにいろいろあった」 来年の“運気回復”願う”. ORICON NEWS. 株式会社oricon ME (2021年12月2日). 2021年12月3日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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