広畑塁
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 福岡県飯塚市 |
生年月日 | 1995年6月17日(29歳) |
身長 体重 | 175[1] cm 80[1] kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2017年 育成選手ドラフト5位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
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コーチ歴 | |
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この表について |
広畑 塁(ひろはた るい、1995年6月17日 - )は、福岡県出身のプロ野球選手(捕手)・コーチ。右投左打。NPBでは育成選手であった。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]東海大第五高時代は、甲子園出場経験はなし。
高校卒業後は立正大学へ進学し、東都大学野球連盟に加盟する同校の硬式野球部に入部。大学時代は控え捕手として過ごし、二部通算3試合の出場に留まり、打率.000、0安打、0本塁打、0打点の成績であった[2]。チームは4年次の春季リーグまで二部リーグ所属。入れ替え戦に勝利し、秋季リーグは一部に所属したが自身が打席に立つことはなかった[2]。
2017年10月26日、プロ野球ドラフト会議で読売ジャイアンツから育成選手ドラフト5位で指名を受け入団[3]。
巨人時代
[編集]2020年は二軍で5打数1安打、三軍では28試合に出場し打率.211、0本、4打点に終わり[4]、11月28日に戦力外通告を受けた[5]。
12月7日に開催された12球団合同トライアウトに参加し、四球、空振り三振、一ゴロ、見逃し三振という結果だった[6]。
ワンダラーズ時代
[編集]2021年4月2日にオーストリアン・ベースボール・リーグ(ABL)のウィーン・ワンダラーズと契約を結んだことがわかった[7]。背番号は川﨑宗則を慕って52をつけた[8]。5月中旬にオーストリアに渡り、7月いっぱいまでのレギュラーシーズンの試合に出場。22試合に出場し、79打数19安打で、打率.241、2本塁打、34打点のシーズン成績だった。オーストリアでは本職の捕手のほか、出場機会を増やすために外野手としても出場。その後、ポストシーズンは早期敗退を喫するも、国際大会も参加し、8月下旬までプレー。国際大会は過密日程だったため、投手として出場する試合もあり、1イニング8失点を喫したという。9月7日に日本に帰国した[9][10]。帰国後は小林亮寛が代表の野球教室「コビーズ」の中学3年生限定クラブでキャッチングコーチを務めた[11]。
KAL・大分時代
[編集]2021年12月12日、九州アジアリーグの大分B-リングスが、新入団選手として広畑と契約に合意したと発表した[12]。オーストリア時代と同じく、背番号は52[8]。シーズン終了後の10月31日に退団(自由契約)が発表された[13]。国内外問わず、現役続行を希望するとしていた[14]。
HFL・士別時代
[編集]2022年12月17日、北海道フロンティアリーグの士別サムライブレイズ(球団名は2023年2月1日よりKAMIKAWA・士別サムライブレイズに変更[15])に入団することが発表された[16]。選手兼野手コーチとしての契約で、複数球団から誘いがあった中、士別からは唯一コーチ兼任の話があったことが入団の大きな決め手になった[17]。
2023年の1シーズンプレーし、シーズン終了後の10月6日に自由契約での退団が発表された[18]。士別退団後の11月29日には、台湾プロ野球(CPBL)の台鋼ホークスの新入団選手トライアウトに参加したが、入団には至らなかった[19]。
KAL・火の国時代
[編集]2023年12月14日、九州アジアリーグの火の国サラマンダーズに入団することが発表された。野手総合コーチ兼任選手としての入団で、選手としてのポジションは捕手・外野手となっている。GMの神田康範は、広畑の入団をもって「最後のピースが埋まり、2024年シーズンのパズルが完成しました」とコメントしている[1]。
2024年は選手としては38試合に出場した。10月10日付で自由契約となった[20]。広畑は自身のX(旧Twitter)アカウントで「新天地を求めて、色んなところで色んな環境や野球を見てプレーして、もっと突き詰めるようにまだまだ頑張ります」と記した[21]。
人物・プレースタイル
[編集]二塁送球1.8秒の強肩と堅実な守備が持ち味の捕手[2][22]。50m6秒2の俊足も持ち合わせる[8]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]- 一軍公式戦出場なし
独立リーグでの年度別打撃成績
[編集]年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
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2022 | 大分 | 58 | 192 | 168 | 25 | 41 | 7 | 2 | 4 | 64 | 12 | 0 | 1 | 4 | 0 | 18 | - | 2 | 43 | 2 | .244 | .324 | .381 | .705 |
2023 | 士別 | 43 | 132 | 116 | 15 | 32 | 5 | 1 | 3 | 48 | 21 | 0 | 0 | 3 | 3 | 10 | - | 0 | 20 | 2 | .276 | .326 | .414 | .740 |
2024 | 火の国 | 38 | 85 | 71 | 9 | 21 | 1 | 0 | 1 | 25 | 9 | 2 | 3 | 1 | 0 | 12 | - | 1 | 14 | 0 | .296 | .405 | .352 | .757 |
KAL:2年 | 96 | 277 | 239 | 34 | 65 | 8 | 2 | 5 | 89 | 21 | 2 | 4 | 5 | 0 | 30 | - | 3 | 57 | 2 | .272 | .360 | .372 | .733 | |
HFL:1年 | 43 | 132 | 116 | 15 | 32 | 5 | 1 | 3 | 48 | 21 | 0 | 0 | 3 | 3 | 10 | - | 0 | 20 | 2 | .276 | .326 | .414 | .740 |
- 2024年シーズン終了時
背番号
[編集]- 005(2018年 - 2020年)
- 52(2021年 - 2024年)
脚注
[編集]- ^ a b c “新入団スタッフ『広畑塁野手総合コーチ兼任選手』について”. 火の国サラマンダーズ (2023年12月14日). 2023年12月14日閲覧。
- ^ a b c “育成5位 立正大・広畑"ミスター・ゼロ"からの下剋上誓う”. スポーツ報知 (2017年11月17日). 2019年1月19日閲覧。
- ^ “育成ドラフトで8選手”. 読売ジャイアンツ (2017年10月26日). 2019年1月18日閲覧。
- ^ “選手・成績 > 打者成績 > 三軍打者成績(シーズン)”. 読売ジャイアンツ. 2021年3月16日閲覧。
- ^ “【巨人】育成の広畑塁と小山翔平に戦力外通告 2人で20人目”. スポーツ報知 (2020年11月28日). 2021年3月16日閲覧。
- ^ “新庄氏ら56人参加/2020合同トライアウト詳細”. 日刊スポーツ (2020年12月7日). 2021年3月16日閲覧。
- ^ “【巨人】元育成・広畑塁、オーストリアのプロ野球チームと正式契約「全てが勉強」”. スポーツ報知 (2021年4月3日). 2021年4月3日閲覧。
- ^ a b c 広畑塁(インタビュアー:小林圭太)「元巨人の広畑塁が九州独立L「大分B‐リングス」入団 背番号52で「大分の川崎宗則になれるように」」『スポーツ報知』、2021年12月14日 。2021年12月21日閲覧。
- ^ “元巨人の広畑塁がオーストリアのプロリーグでのシーズンを終え帰国「この先も野球を続けたい」”. スポーツ報知. (2021年9月11日) 2021年10月19日閲覧。
- ^ “元巨人育成の26歳捕手、まさかの投手として登板 欧州球界に飛び込んだ広畑塁の今シーズンと今後”. 西日本スポーツ. (2021年9月11日) 2021年10月19日閲覧。
- ^ “福岡|コビーズベースボールクラブ|中学3年生”. 2021年10月19日閲覧。
- ^ 2022年度契約合意選手発表 - 大分B-リングス(2021年12月12日)2022年4月20日閲覧。
- ^ 大分B-リングス 選手契約について - 九州アジアプロ野球機構(2022年10月31日) 2022年10月31日閲覧。
- ^ “元巨人の広畑塁、九州独立リーグの大分から自由契約 国内にこだわることなく移籍先を探す”. スポーツ報知. (2022年10月31日) 2022年10月31日閲覧。
- ^ “球団名変更のお知らせ”. 士別サムライブレイズ. 2023年1月13日閲覧。
- ^ 士別サムライブレイズ [@samurai_blades] (2022年12月17日). "【NEW SAMURAI】". X(旧Twitter)より2022年12月17日閲覧。
- ^ 堀内啓太「元巨人の広畑塁捕手がHFL士別サムライブレイズでプレー…狙う次の「塁」はNPB復帰」『スポーツ報知』2023年9月1日。2023年11月8日閲覧。
- ^ 退団選手のお知らせ - KAMIKAWA・士別サムライブレイズ(2023年10月6日)2023年10月12日閲覧。
- ^ 横尾弘一「台湾プロ野球に新規参入した台鋼ホークスのトライアウトにあの日本人も!!」『Yahoo!ニュース』2023年12月1日。2023年12月14日閲覧。
- ^ “選手契約について”. 火の国サラマンダーズ (2024年10月10日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ 広畑塁 [@td58902] (2024年10月10日). "2024年10月10日のポスト". X(旧Twitter)より2024年10月27日閲覧。
- ^ “【巨人】 育成5位の立正大・広畑、指名あいさつ受け「レベルアップしていきたい」”. スポーツ報知 (2017年10月17日). 2019年1月19日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 広畑 塁 Hirohata Rui (@td58902) - X(旧Twitter)
- 広畑塁 Hirohata Rui (@0hiro_rui5) - Instagram
- 広畑塁チャンネル - YouTubeチャンネル