新港町 (神戸市)
新港町(しんこうちょう)は兵庫県神戸市中央区の町名。丁番を持たない単独町名である。郵便番号は650-0041。
地理
[編集]旧・生田区沿岸東部、新港地域の西部にあたる。商業・工業地域で倉庫・港湾施設が建ち並ぶ。
北東は浜辺通、東は小野浜町、南は神戸大橋でポートアイランドの港島と接続、西は波止場町、北は東から順に海岸通、加納町。
第四突堤(神戸ポートターミナル)には神戸新交通ポートアイランド線が走り、ポートターミナル駅がある。
歴史
[編集]明治40年(1907年)起工の第一 - 第四突堤244,000m2が大正7年(1918年)に新しい港という意味で新港町と名づけられた。大正12年(1923年)、昭和5年(1930年)、昭和47年(1972年)などに地先の埋立地を編入している。昭和6年(1931年)より神戸区、昭和20年(1945年)より生田区、昭和55年(1980年)より中央区に所属。
- 昭和3年(1928年)、神戸臨港線小野浜 - 湊川間が開業。
- 昭和2年(1927年)、二代目神戸税関庁舎竣工。
- 昭和7年(1932年)、旧国立生糸検査所竣工。
- 昭和38年(1963年)、阪神高速道路京橋 - 柳原間が着工。
- 昭和45年(1970年)、阪神高速道路神戸 - 西宮間が開通。ポートアイランドと第四突堤の間に神戸大橋開通。
- 昭和55年(1980年)、海岸通一 - 六丁目・加納町一 - 六丁目の各一部を編入。
- 昭和60年(1985年)、神戸臨港線神戸港 - 湊川間廃止。
人口統計
[編集]- 平成17年国勢調査(2005年10月1日現在)での世帯数7、人口77、うち男性22人、女性55人[1]。
- 昭和63年(1988年)の世帯数11・人口22[2]。
- 昭和35年(1960年)の世帯数2・人口10[2]。
- 大正9年(1920年)の世帯数6・人口28[2]。
脚注
[編集]- ^ “神戸市町別世帯数・年齢別人口(国勢調査)”. 神戸市. 2009年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年10月2日閲覧。
- ^ a b c 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1988
参考文献
[編集]- 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 竹内理三 編『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803。