渥美千尋
渥美 千尋(あつみ ちひろ、1950年(昭和25年)9月6日 - )は、日本の外交官。2011年(平成23年)8月からアイルランド駐箚特命全権大使。
人物・経歴
[編集]新潟県出身。1974年(昭和49年)に外交官試験に合格する。1975年(昭和50年)上智大学経済学部経済学科を卒業後、外務省に入省した。
- 1980年(昭和55年)11月 経済局(総務参事官室)課長補佐
- 1983年(昭和58年) 1月 経済協力局経済協力第一課課長補佐
- 1984年(昭和59年) 1月 経済協力局有償資金協力課首席事務官
- 1985年(昭和60年) 7月 駐フィリピン大使館一等書記官
- 1987年(昭和62年) 9月 軍縮会議日本政府代表部一等書記官
- 1990年(平成2年)4月 経済協力局政策課企画官
- 1991年(平成3年)4月 大臣官房総務課企画官兼首席事務官
- 1993年(平成5年)2月 欧亜局大洋州課長
- 1994年(平成6年)1月 武村正義内閣官房長官秘書官
- 1994年(平成6年)1月 五十嵐広三内閣官房長官秘書官
- 1995年(平成7年)7月 駐米大使館参事官(ハーバード大学国際問題研究所客員研究員)
- 1996年(平成8年)6月 経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部参事官
- 1998年(平成10年)7月 駐露大使館公使
- 2001年(平成13年)1月 アジア大洋州局参事官
- 2002年(平成14年)9月 アジア大洋州局審議官
- 2003年(平成15年)8月 駐中国大使館公使
- 2005年(平成17年)8月 駐中国大使館特命全権公使
- 2006年(平成18年)8月 南部アジア部長
- 2008年(平成20年)7月 駐パキスタン大使
- 2011年(平成23年)3月 駐アイルランド大使[1]
- 2016年(平成28年)4月 一般財団法人港湾空港総合技術センター客員研究員、一般財団法人沿岸技術研究センター上席客員研究員[2]
同期
[編集]- 河相周夫(12年外務事務次官・10年内閣官房副長官補)
- 別所浩郎(12年駐韓大使・10年外務審議官)
- 奥田紀宏(13年駐カナダ大使・10年駐エジプト大使・08年国連次席大使)
- 谷崎泰明(13年外務省研修所長・10年駐ベトナム大使)
- 三輪昭(14年関西担当大使・10年駐ブラジル大使・08年駐ポルトガル大使)
- 鈴木庸一(13年駐フランス大使・10年駐シンガポール大使)
- 持田繁(10年国連事務総長副特別代表)
- 門司健次郎(13年ユネスコ代表部大使・10年駐カタール大使)
- 山口寿男(07年駐ノルウェー大使・06年駐イラク大使)
- 岸野博之(13年駐ラオス大使・10年駐エチオピア大使)
- 水城幾雄(10年駐パナマ大使)
- 江川明夫(13年駐スロバキア大使・10年駐ザンビア大使)
- 竹内春久(13年駐シンガポール大使・11年駐沖縄担当大使・08年駐イスラエル大使)
- 西林万寿夫(13年駐ギリシャ大使・10年兼北極担当大使・12年文化交流担当大使・09年駐キューバ大使)
- 篠塚保(12年国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当兼サイバー政策担当大使・09年駐バングラデシュ大使)
- 蒲原正義(13年駐カザフスタン大使・12年査察担当大使・9年駐グルジア大使)
- 森元誠二(13年駐スウェーデン大使・08年駐オマーン大使)
- 小林祐武(98年外務省経済局総務参事官室課長補佐)
- 椿秀洋(12年駐ボリビア大使)
- 庄司隆一(11年駐ナイジェリア大使)
- 清水武則(11年駐モンゴル大使)
- 隈丸優次(13年駐カンボジア大使)
- 藤田順三(13年駐ウガンダ大使)
- 丸尾眞(12年科学技術協力担当大使・10年駐キルギス大使)
- 名井良三(13年駐アンゴラ大使)
- 福田米蔵(11年駐ジンバブエ大使)
- 大部一秋(13年駐ウルグアイ大使)
脚注
[編集]- ^ 渥美 千尋 (あつみ ちひろ)南部アジア部長経歴” (PDF). 月刊インド Vol. 104, No. 8. 2011年4月16日閲覧。 “
- ^ 「特別職国家公務員の再就職状況の公表について(平成28年4月1日~平成29年3月31日)」外務省
外部リンク
[編集]- 時事ドットコム:ロシア大使に原田氏(渥美千尋の経歴あり)
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