谷崎泰明
谷﨑 泰明(たにざき やすあき、1951年(昭和26年)10月20日[1] - )は日本の外交官。東京都出身。日本台湾交流協会理事長。
略歴
[編集]- 1975年(昭和50年)東京大学法学部第三類卒業後、外務省入省。ドイツ語研修[1]。
- 1992年(平成4年)7月アジア局南西アジア課長
- 1994年(平成6年)8月経済協力局有償資金協力課長
- 1996年(平成8年)7月欧亜局西欧第一課長
- 1998年(平成10年)8月在ドイツ日本国大使館公使。
- 2001年(平成13年)2月外務省大臣官房総務課長。外務省機密費流用事件の調査にあたった。
- 2003年(平成15年)5月大臣官房審議官兼欧州局
- 2004年(平成16年)7月外務省大臣官房審議官(総括担当)
- 2005年(平成17年)8月から外務省領事局長。
- 2008年(平成20年)7月から外務省欧州局長。
- 2010年(平成22年)駐ベトナム特命全権大使[2]。ベトナム赤門会名誉会長。
- 2013年10月から外務省研修所長。
- 2014年8月5日から駐インドネシア特命全権大使。
- 2017年6月19日から日本台湾交流協会(実質的には「日本国駐台湾大使館」に相当する)理事長[3]。
同期
[編集]- 河相周夫(12年外務事務次官・10年内閣官房副長官補)
- 別所浩郎(12年駐韓大使・10年外務審議官)
- 奥田紀宏(13年駐カナダ大使・10年駐エジプト大使・08年国連次席大使)
- 三輪昭(14年関西担当大使・10年駐ブラジル大使・08年駐ポルトガル大使)
- 鈴木庸一(13年駐フランス大使・10年駐シンガポール大使)
- 持田繁(10年国連事務総長副特別代表)
- 門司健次郎(13年ユネスコ代表部大使・10年駐カタール大使)
- 渥美千尋(11年駐アイルランド大使・08年駐パキスタン大使)
- 山口寿男(07年駐ノルウェー大使・06年駐イラク大使)
- 岸野博之(13年駐ラオス大使・10年駐エチオピア大使)
- 水城幾雄(10年駐パナマ大使)
- 江川明夫(13年駐スロバキア大使・10年駐ザンビア大使)
- 竹内春久(13年駐シンガポール大使・11年駐沖縄担当大使・08年駐イスラエル大使)
- 西林万寿夫(13年駐ギリシャ大使・10年兼北極担当大使・12年文化交流担当大使・09年駐キューバ大使)
- 篠塚保(12年国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当兼サイバー政策担当大使・09年駐バングラデシュ大使)
- 蒲原正義(13年駐カザフスタン大使・12年査察担当大使・9年駐グルジア大使)
- 森元誠二(13年駐スウェーデン大使・08年駐オマーン大使)
- 小林祐武(98年外務省経済局総務参事官室課長補佐)
- 椿秀洋(12年駐ボリビア大使)
- 庄司隆一(11年駐ナイジェリア大使)
- 清水武則(11年駐モンゴル大使)
- 福田米蔵(11年駐ジンバブエ大使)
- 隈丸優次(13年駐カンボジア大使)
- 藤田順三(13年駐ウガンダ大使)
- 丸尾眞(12年科学技術協力担当大使・10年駐キルギス大使)
- 名井良三(13年駐アンゴラ大使)
- 大部一秋(13年駐ウルグアイ大使)
著作
[編集]- 「わが国の技術協力と道路分野での協力 (道路整備と各省庁の所管行政とのかかわり<特集>)」道路. (通号 535) [1985.09]
- 「「文化外交」が目覚めるとき--欧州をめぐる大型文化事業の隆盛 (特集 躍動する欧州の時代)」外交フォーラム. 11(5) [1998.05]
- 「拡大・変化するEUに注目を--来年〔2005年〕1月から市民交流」外交. 20(1) (通号 115) [2004.Spr.]
- 「多様化する危機にいかに対処するか--官民による危機管理強化を目指して (特集 海外を安全に歩くために)」外交フォーラム. 19(4) (通号 213) [2006.4]
脚注
[編集]- ^ a b 新イ日本大使に谷崎氏 オールラウンドの行動派 外務省研修所長 欧州局長など歴任 9月中旬にも赴任 オールジャパンで インドネシア外交を (2014年08月06日)
- ^ 谷﨑 泰明在ベトナム社会主義共和国日本国特命全権大使”. 在ベトナム大使館ホームページ. 2012年9月9日閲覧。 “
- ^ 理事長の交代日本台湾交流協会