甲斐拓哉

甲斐 拓哉
オリックス時代(2010年6月5日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 長野県松本市
生年月日 (1990-12-18) 1990年12月18日(33歳)
身長
体重
183 cm
83 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 ドラフト1位
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

甲斐 拓哉(かい たくや、1990年12月18日 - )は、長野県松本市出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

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プロ入り前

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小学校3年時に松本北リトルリーグ城東フェニックスで野球を始め、投手・捕手として活躍、中学時代は松本南シニアに所属。エースとして、2005年ジャイアンツカップ全国大会優勝に貢献した。当時既に140km/hの直球を投げ、プロのスカウトからも注目されていた[1]

その後東海大三高校へ進学し、1年秋からエースを任された。3年春の南信予選1回戦では17奪三振ノーヒットノーランを記録し準優勝。夏の長野大会では準々決勝で151km/hを計測し、準決勝ではレギュラーの約半数が中学時代のチームメイトの松商学園と対戦し、9回を3安打に抑えたが失策絡みで4失点し、3-4で敗退した[1]

2008年のドラフト会議オリックス・バファローズから1位指名を受け入団。

オリックス時代

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2009年は右手指の故障等でファームでも1試合登板に終わる。

2010年は春季キャンプ中に痛めた右肘について同年4月下旬に調整を終え、シーズン終盤には復帰。フェニックス・リーグでの投球が認められて秋季キャンプにも参加。

2011年12月2日に戦力外通告を受け、育成選手として再契約した[2]

2012年10月4日に再び戦力外通告を受け[3]、10月31日に自由契約公示された。

独立リーグ時代

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2013年1月4日に独立リーグであるベースボール・チャレンジ・リーグ信濃グランセローズに入団する事が報道され[4]、同月10日、正式に入団が発表された[5]

2015年11月18日任意引退での退団が発表された[6]

独立リーグを引退後、採用試験を受け現在は長野県の松本市役所へ入庁し勤務している。市役所の軟式野球チームでプレーしているが、肩の痛みから投手はしていないとのこと[7]

選手としての特徴・人物

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最速151km/hを記録した直球の評価が高い。反面中指にマメができやすく、高校2年秋にはマメの影響でブロック大会敗退を経験している。

家庭の事情から祖母と接する時間が多かった。きんぴらごぼう切り干し大根おからが好物である[1]

詳細情報

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年度別投手成績

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  • 一軍公式戦出場なし

独立リーグでの投手成績

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W
H
I
P
2013 信濃 19 4 7 0 0 .364 83.2 361 74 3 83 42 3 35 28 9 0 2 3.01 1.39
2014 23 2 4 0 0 .333 52.1 258 61 0 29 42 2 39 36 11 0 1 6.19 1.98
2015 35 1 3 3 0 .250 43.0 192 37 0 37 25 5 19 18 6 0 0 3.77 1.44
通算:3年 77 7 14 3 0 .333 179.0 811 172 3 149 109 10 93 82 26 0 3 4.12 1.57
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

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  • 21 (2009年 - 2011年)
  • 121 (2012年)
  • 19 (2013年 - 2015年)

脚注

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  1. ^ a b c 「高校、大学、社会人の1巡目候補に注目 2」『週刊ベースボール』11月3日号、ベースボール・マガジン社、2008年10月、pp.8-11。 
  2. ^ 育成選手契約のお知らせ”. オリックス・バファローズ (2011年12月2日). 2011年12月2日閲覧。
  3. ^ オリックスが9選手に戦力外通告”. デイリースポーツ (2012年10月4日). 2012年10月4日閲覧。
  4. ^ 前オリックス 甲斐 地元BC信濃へ入団”. スポニチ (2013年1月4日). 2013年1月4日閲覧。
  5. ^ 甲斐拓哉選手の入団記者会見を行いました”. 信濃グランセローズ (2013年1月10日). 2013年1月10日閲覧。
  6. ^ 退団選手のお知らせ”. 信濃グランセローズ (2015年11月18日). 2015年11月18日閲覧。
  7. ^ 過信が命取りに…消えた元ドラフト1位、今は松本市役所勤務 オリックスの後輩に伝えたい教訓とは”. 信濃毎日新聞デジタル (2024年2月8日). 2024年2月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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