神海英雄

しんかい ひでお
神海 英雄
生誕 (1982-07-27) 1982年7月27日(42歳)[1]
日本群馬県前橋市
職業 漫画家
活動期間 2004年 -
ジャンル 少年漫画
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神海 英雄(しんかい ひでお、1982年7月27日[1] - )は、日本漫画家群馬県前橋市出身[1]

経歴

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小学校は前橋市の市立学校に通う[2]。一時期、サッカーを嗜んでいた[3]。また群馬交響楽団の「移動音楽教室」で音楽に興味を持つ。小学5年生の時、鼓笛隊で担当したサックスの演奏を顧問の教師から褒められ、それがきっかけで吹奏楽に熱中する。中学・高校では吹奏楽部に所属、中学2・3年の夏には群馬県吹奏楽コンクールで金賞を獲得した(ただし西関東大会代表になれなかった)。大学3年生の時、就職活動で行きたい業界が見つからなかったため、自身も漫画家を志すようになっていく。大学卒業後は荒木飛呂彦のアシスタントを約5年間務めた[4][2]

2004年、『赤マルジャンプ』(集英社)2004 SUMMERに読切『アンサンブル』を掲載し漫画家デビュー[4]。読切3作品(『Heart Catcher』『Dodge The Ball』『Q部!!』)の掲載を経て、『週刊少年ジャンプ』2010年42号より初連載となるサッカー漫画『LIGHT WING』を連載した。

『LIGHT WING』完結後、自身の読切作品の中で1番描きたい題材を描けた『アンサンブル』(吹奏楽)と1番自分らしさの出せた『Heart Catcher』をもとに読切『SOUL CATCHER(S)』を執筆[5]、『少年ジャンプNEXT!』(集英社)2012 AUTUMNにセンターカラーで掲載された。この読切をもとに、『週刊少年ジャンプ』2013年24号から2014年31号まで『SOUL CATCHER(S)』を連載する。その後『少年ジャンプNEXT!!』(集英社)への移籍・連載(2014 vol.4 - 2015 vol.2)を経て、『少年ジャンプ+』(集英社)2015年8月2日から2016年2月14日まで毎週日曜更新で連載した。

『SOUL CATCHER(S)』完結後、読切2作品(『昼夜逆転丸』『バズルジャグル』)をそれぞれ『最強ジャンプ』『ジャンプGIGA』にて掲載。

『最強ジャンプ』2017年9月号にフジテレビのバラエティー番組「今夜はナゾトレ」のコーナーの1つ、『瞬間探偵 平目木駿』のコミカライズ読切を原作:道尾秀介で掲載。その後、『最強ジャンプ』2018年1月号から2019年5月号まで『瞬間探偵 平目木駿』(原作:道尾秀介)を連載した。

『瞬間探偵 平目木駿』完結後、『少年ジャンプ+』で2019年7月23日から2日連続ではじめてのいいねを掲載する。

2022年、『週刊少年ジャンプ』12号より40号まで『地球の子』を連載[6][7]。平凡な男性と「地球の子」としてヒーロー活動を行う女性の純愛を描いた物語である。

作品

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連載作品 読切作品
作品名 掲載誌 収録 注記
1 あんさんふるアンサンブル 1赤マル2004 SUMMER 吹奏楽がテーマの作品。デビュー作。49P
2 はあときやつちやあHeart Catcher 2赤マル2005 SPRING 実演販売がテーマの作品。49P。麻生周一が「好きな漫画」として挙げている[8]
3 とつちさほおるDodge The Ball 3WJ 2007年9号 L - 3 ドッジボールがテーマの作品。47P
4 きゆうふQ部!! 4WJ 2008年13号 L - 2 クイズ大会がテーマの作品。47P
5 らいとういんくLIGHT WING 5WJ 2010年42号 - 2011年12号 L サッカー漫画初連載
6 そうるきやつちやあすSOUL CATCHER(S) 6NEXT! 2012 AUTUMN S - 8 連載版のプロトタイプ
7 そうるきやつちやあすSOUL CATCHER(S) 7WJ 2013年24号 - 2014年31号
NEXT!! 2014 vol.4 - 2015 vol.2
+ 2015年8月2日 - 2016年2月14日
S 吹奏楽がテーマの漫画
8 ちゆうやきやくてんまる昼夜逆転丸 8最強 2017年1月号 SOUL CATCHER(S)のスピンオフ作品。31P
9 はするしやくるバズルジャグル 9GIGA 2017 vol.2 ジャグリングがテーマの作品。50P
10 しゆんかんたんてい瞬間探偵 平目木駿 10最強 2017年9月号 瞬 - 1 原作:道尾秀介。フジテレビ「今夜はナゾトレ」より。29P
11 しゆんかんたんてい瞬間探偵 平目木駿 11最強 2018年1月号 - 2019年5月号 原作:道尾秀介。フジテレビ「今夜はナゾトレ」より
12 はしめてのいいねはじめてのいいね 12+ 2019年7月23日 - 2019年7月24日 動画クリエイターがテーマの作品。前編52P、後編34P
13 ちきゆうのこ地球の子 13WJ 2022年12号[6] - 2022年40号[7]
14 ひりおねあちゆうとりある億万長者チュートリアル 14最強 2023年5月号[9]

その他

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  • 2014年6月30日から2015年6月29日まで『SOUL CATCHER(S)』公式Twitterで、毎日描き下ろしイラストを公開していた。
  • 『神海英雄の仕事ぶりを皆様に見ていただく。』 - 『少年ジャンプ+』にて2015年9月12日から10月3日まで、作画の様子の動画を毎週土曜更新で配信した(全4回)。

評価

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  • 漫画家の松井優征は、神海のSOUL CATCHER(S)連載開始時、「天才児、神海先生が帰って来た!!どんな驚きが待っているか今から楽しみです!!」とコメントしている[10]
  • 小説家の入間人間は、注目している作家の1人として葦原大介とともに神海の名前を挙げている[11]

関係人物

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師匠
アシスタント時代の同期
アシスタント

脚注

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  1. ^ a b c 『赤マルジャンプ』2004 SUMMER、「新人紹介」
  2. ^ a b 朝日新聞別刷りAsahi+C 2013年10月13日
  3. ^ 『LIGHT WING』3巻巻頭コメント
  4. ^ a b c 新年企画・神海英雄さん” (2015年1月9日). 2015年1月12日閲覧。
  5. ^ 推す!この一話はコレだ! 第3回 神海英雄/SOUL CATCHER(S)”. 2014年3月22日閲覧。
  6. ^ a b “「SOUL CATCHER(S)」の神海英雄が描く一般人と地球を守るヒーローの純愛物語”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年2月21日). https://natalie.mu/comic/news/466534 2022年9月5日閲覧。 
  7. ^ a b “結婚の誓いを果たしに“鬼嫁”がやって来た、ジャンプの下町モノノケバトルコメディ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年9月5日). https://natalie.mu/comic/news/492381 2022年9月5日閲覧。 
  8. ^ 「特別ページ」『赤マルジャンプ』2008WINTER号、集英社
  9. ^ 『最強ジャンプ』2023年5月号、集英社、2023年4月4日、ASIN B0BZ93K6SB 目次より。
  10. ^ 週刊少年ジャンプ2013年24号巻末コメントより。
  11. ^ 入間の一問一答”. 入間人間公式サイト(入間の間). 2013年9月8日閲覧。
  12. ^ a b 『週刊少年ジャンプ』2010年42号(集英社)「巻末コメント」における神海・椎橋の発言。
  13. ^ a b ぬらりひょんの孫」6巻、椎橋寛、集英社
  14. ^ 『SOUL CATCHER(S)』公式Twitter 2014年5月18日