秋本奈緒美

あきもと なおみ
秋本 奈緒美
本名 原田 優美(旧姓:平沢)
生年月日 (1963-01-13) 1963年1月13日(61歳)
出身地 日本の旗 日本長野県松本市
身長 168cm
血液型 B型[1]
職業 女優
活動期間 1982年 -
配偶者 日向大介(1986年 - 1990年)
原田篤(2003年 - )
事務所 スタッフ・アップ
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
天体観測
女刑事みずき〜京都洛西署物語〜
あした吹く風
離婚弁護士II
七色のおばんざい
備考
B84 W58 H87
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秋本 奈緒美(あきもと なおみ、1963年1月13日[1] - )は、日本女優歌手。本名:原田優美(はらだ ゆみ)、旧姓:平沢(ひらさわ)[2]スタッフ・アップ所属。

人物

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長野県松本市出身[2]松商学園高等学校[1]松商学園短期大学(現在の松本大学松商短期大学部)卒業。

経歴

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父親がジャズ好きで、自身もその影響で子供の頃からジャズを身近に聴いて育った[2]。その中でサラ・ボーンのステージにとても感動し、自分もジャズをやるんだと決める[2]。音楽プロデューサーの長戸大幸の元へデモテープを送り続けた末に認められ[2]1982年昭和57年)、ビーイング傘下でジャズ歌手としてJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントからデビュー。翌1983年昭和58年)、テレビ番組 『オールナイトフジ』(フジテレビ)の初代の司会を鳥越マリとともに務め、世間に広く知られる[注釈 1]。女優としても幅広く活躍。後に2冊のヌード写真集『ウーム』(1992年、撮影:渡辺達生)、『フェイス』(1994年、撮影:杉山芳明)を発表。2019年、22年ぶりのアルバムキングレコードから発売。

私生活

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1986年昭和61年)、音楽プロデューサー日向大介と結婚したが、1990年平成2年)離婚。2003年平成15年)、『ただいま満室』(テレビ朝日)で共演した16歳年下の俳優・原田篤と再婚。この再婚では結婚式を行っていない[注釈 2]

出演

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テレビドラマ

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NHK

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日本テレビ系

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TBS系

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フジテレビ系

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テレビ朝日系

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テレビ東京系

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WOWOW

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その他

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映画

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舞台

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  • テンセイクンプー 〜転世薫風〜(2006年12月2日 - 20日、青山劇場 / 12月24日 - 28日、大阪厚生年金会館芸術ホール) - くの一のみゆき 役
  • メルシィ!僕ぅ?(2007年6月26日 - 7月5日、東京グローブ座 / 7月14日 - 17日、シアター・ドラマシティ) - リーダーの結城 役
  • 社長、絶体絶命です(2011年2月2日 - 6日、恵比寿・エコー劇場) - 主演・二代目女社長 役
  • カルテット!(2012年4月12日 - 21日、東京グローブ座) - 母ひろみ 役
  • みのり(2012年6月、池袋シアターグリーン BIG TREEシアター) - みのりの母 役
  • 魔法のオルゴール(2012年9月、CBGKシブゲキ!!) - キリコ 役
  • PRINCE KAGUYA(2015年11月28日 - 12月6日、博品館劇場 / 12月12日 - 13日、松下IMPホール) - アカホシ 役
  • スマイルマーメイド(2016年12月1日 - 5日、シアター1010 / 12月10日 - 12日、シアター・ドラマシティ) - ジュジュ 役
  • デルフィニア戦記~動乱の序章~(2018年12月8日 - 12月13日、渋谷区文化総合センター大和田) - アエラ / おばば 役
  • BLACK BIRD(2019年3月27日 - 31日、博品館劇場) - 原田陽子 役
  • 奇人たちの朗読会(2024年2月4日、ドルチェ・アートホール Osaka) - 奇人 役[7]
  • モンパルナスの奇跡〜孤高の画家モディリアーニ〜(2024年6月15日 - 23日、よみうり大手町ホール)[8] 
  • となりのテーブルは青くない(2024年8月24日、まつもと市民芸術館 小ホール)[9]

バラエティ

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ラジオ

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CM

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音楽

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シングル

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発売日 タイトル 規格 規格番号 備考
1st 1982年10月10日 サイレント・コミュニケーション EP VIHX-1593 「サイレント・コミュニケーション」グリコディオーネイメージソング
2nd 1983年4月21日 BEGINNING EP VIHX-1605 「BEGINNING」『やすきよ笑って日曜日』(テレビ朝日)エンディングテーマ
3rd 1984年5月21日 ジェントルじゃいられない EP VIHX-1632 マツダファミリアイメージソング
4th 1987年3月4日 SHOCK THE BABY EP ETP-17936 アルバム『Split Finger First Lady』と同時発売。
5th 1988年2月25日 WE ARE NEW EP RT07-2067 松竹映画『恋はいつもアマンド ピンク』主題歌

アルバム

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発売日 タイトル 規格番号 備考
1st 1982年1月21日 ROLLING 80'S LP:VIH-28066CT:VCF-10075CD:VICJ-77012* 清水靖晃プロデュース

*2016年にCD化。

2nd 1982年6月21日 ONE NIGHT STAND LP:VIH-28084CT:VCF-10093CD:VICJ-77026* 笹路正徳プロデュース

*2016年にCD化。

3rd 1982年12月16日 THE 20th ANNIVERSARY LP:VIH-28109CT:VCF-10118CD:VICJ-77040* 入江純プロデュース

*2016年にCD化。

4th 1983年8月21日 FOUR SEASONS LP:VIH-28134CD:VDR-3CT:VCF-10151 ※ビクターHPではオリジナル発売日は84年2月25日表記。
5th 1984年2月21日 POISON 21 LP:VIH-28158CD:VDR-13CT:VCF-10178 ※ビクターHPではオリジナル発売日は84年4月21日表記。
6th 1984年8月8日 ACT 13 LP:VIH-28163CD:VDR-38CT:VCF-10203 84年6月22日の中野サンプラザでのライブを収録。

※ビクターHPではオリジナル発売日は84年9月5日表記。

7th 1984年12月12日 水彩画 LP:VIH-28200CD:VDR-63CT:VCF:10220 以降『Split~』まで日向大介プロデュースとなる。
8th 1986年4月1日 ポートレート LP:ETP-90421CD:CA32-1269CT:ZH28-1718 東芝EMI移籍第一弾。
9th 1987年3月4日 Split Finger First Lady LP:ETP-90457CD:CA32-1397CT:ZH28-1794 この後、89年3月21日にアルバムをリリース予定だったが、中止となった。
10th 1990年12月25日 Lonely Bed PR-0004 4曲入りミニアルバム。作曲は須貝幸生相沢公夫
11th 2019年12月25日 ラブレター〜あなたへ〜 QECH-7

ベストアルバム

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発売日 タイトル 規格番号 備考
1st 1984年11月21日 BEST ONE 全曲集 VCF-20039 カセットテープのみのリリース。
2nd 1984年12月5日 MY FRIEND VDR-56 スーパー・ベスト
3rd 1986年10月21日 秋本奈緒美 全曲集 VDR-1295 東芝EMI移籍に伴いビクターよりリリース。
4th 2015年12月16日 ゴールデン☆ベスト 秋本奈緒美 VICL-70196 SHM-CD。ビクター時代の楽曲を収録。

その他参加作品

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発売日 タイトル 規格品番 規格 備考
1986年 シーダ メロウ・サウンド PRCD-1009 CD 松下電器産業Panasoft企画による、テクニクスポータブルCDプレーヤー「CDer」シリーズの店頭向け等デモCDとなるオムニバスアルバム(非売品)。『ONE NIGHT STAND』より「Alexander's Ragtime Band」「嘘は罪(It's A Sin To Tell A Lie)」「Capricorn Woman」の4曲が収録され、非売品ながらCD化。
1986年 76/45 DOR-0146 LP 第一家電(DAM)の「マニアを追い越せ!大作戦」シリーズ第26弾として配布(非売品)。アルバム『Portrait』より6曲収録。
1987年3月 Female Vocal for Coffee Break DOCD0008 CD 第一家電によるオムニバスアルバム(非売品)。「スプリット・フィンガー・ファースト・レディ」「11月の風」の2曲が収録
2014年7月14日 Summer Champion / Come Rain or Come Shine LAST97 LP 浅野ゆう子の「サマーチャンピオン」と、秋本のアルバム『ONE NIGHT STAND』からの楽曲をカップリング。限定300枚。
2018年4月25日 Tennessee Waltz / Speak Low JS7S-190 EP 1982年のアルバム『ONE NIGHT STAND』からシングルカット

写真集

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  • 『NAOMI IN SAN FRANCISCO』(1983年、近代映画社、撮影:小杉修造)
  • 『Womb ウーム』(1992年、ワニブックス、撮影:渡辺達生
  • 『Face フェイス』(1994年、ワニブックス、撮影:杉山芳明)

脚注

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注釈

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  1. ^ 石橋貴明が秋本を「ジャズ歌手でありながら音符が読めない。楽譜にコード代わりに動物の絵、ブタからブタへ。」と嘲笑ネタにしていた。
  2. ^ 明石家さんまが「俺が結婚式やったるわ」と発言したが、2021年3月末時点で行われていない。
  3. ^ 前身の「男と女のミステリー(1988年-1991年)」枠での放送。

出典

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  1. ^ a b c 『テレビ・タレント人名事典(第6版)』日外アソシエーツ、2004年6月、20頁。ISBN 978-4-8169-1852-0 
  2. ^ a b c d e 河北新報 1983年6月8日 20面「登場」コーナー
  3. ^ 松本清張ミステリー時代劇 第6話”. BSテレ東. 2022年7月1日閲覧。
  4. ^ 男と女のミステリー時代劇 第3話”. BSテレ東. 2022年7月1日閲覧。
  5. ^ 彼女が恋した職人さん~マリーは匠に首ったけ~”. テレビ東京. 2022年7月1日閲覧。
  6. ^ 坂東龍汰の主演映画「君の忘れ方」公開日決定 南果歩、円井わん、岡田義徳ら出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年9月10日). 2024年9月10日閲覧。
  7. ^ 案内人は後藤ひろひと「奇人たちの朗読会」に楠見薫・秋本奈緒美・石丸謙二郎・旭堂南丸”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年1月22日). 2024年1月22日閲覧。
  8. ^ 浦井健治主演「モンパルナスの奇跡」稲葉友・宮澤佐江ら全キャスト解禁、ビジュアルも”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年2月22日). 2024年2月22日閲覧。
  9. ^ 土田英生が戯曲講座の成果を朗読劇に、松本の喫茶店を舞台にした「となりのテーブルは青くない」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年8月13日). 2024年8月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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