青春怪談
『青春怪談』(せいしゅんかいだん)は、獅子文六による小説。1954年4月27日から11月12日まで『読売新聞』に連載後、同年に新潮社から刊行された。1955年には新潮文庫から刊行。2017年にはちくま文庫で再刊された。
同作品を原作とした映画を、日活と新東宝がそれぞれ製作し、1955年4月19日に揃って公開された。同じ原作を異なる映画会社が競作し、封切り日まで同じにするという珍しい公開形式をとっている。
本項では、同作品を原作としたテレビドラマについても述べる。
解説
[編集]日活版は『女性に関する十二章』と同じく和田夏十が脚色して市川崑が監督。新東宝版は飯岡謙之助が脚本を書いて阿部豊が監督した作品である。
あらすじ
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映画(日活版)
[編集]青春怪談 | |
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監督 | 市川崑 |
脚本 | 和田夏十 |
製作 | 山本武 高木雅行 |
出演者 | 北原三枝、山村聡、三橋達也 |
音楽 | 黛敏郎 |
撮影 | 峰重義 |
編集 | 辻井正則 |
製作会社 | 日活 |
配給 | 日活 |
公開 | 1955年4月19日 |
上映時間 | 115分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
スタッフ
[編集]- 製作:山本武、高木雅行
- 監督:市川崑
- 原作:獅子文六
- 脚本:和田夏十
- 撮影:峰重義
- 照明:藤林甲
- 美術:中村公彦
- 録音:神谷正和
- 編集:辻井正則
- 助監督:山崎徳次郎
- 音楽:黛敏郎
- 協力:服部・島田バレエ団
- 記録:土屋テル子
- 製作進行:中井景
- スチール:斎藤耕一
キャスト
[編集]- 奥村千春:北原三枝
- 奥村鉄也:山村聡
- 宇都宮慎一:三橋達也
- 宇都宮蝶子:轟夕起子
- 船越トミ:山根寿子
- 筆駒:瑳峨三智子
- 藤谷新子(シンデ):芦川いづみ
- 芦野良子:三戸部スエ
- 奥村敬也:千田是也
- 阿久沢:滝沢修
- 小鎌田:宇野重吉
- 奥村家の婆や:北林谷栄
- 品川ミエ子:渡規子
- バーテン:宮原徳平
- 刑事:高品格、植村進。山田禪二
- 記念館受付:小田切みき
- パチンコ屋の職人:三島謙
- パチンコ屋の女の子:石塚雅子、加藤厚子
- 芸者:滝川まゆみ、須田喜久代、芳川千鶴
- 踊り子:三島保子、星野昌子、明石淳子、谷利子
- 役名不明:衣笠一夫、光沢でんすけ、鈴木俊子
映画(新東宝版)
[編集]青春怪談 | |
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監督 | 阿部豊 |
脚本 | 館岡謙之助 |
出演者 | 高峰三枝子、上原謙、宇津井健 |
音楽 | 鈴木静一 |
撮影 | 岩佐一泉 |
製作会社 | 新東宝 |
配給 | 新東宝 |
公開 | 1955年4月19日 |
上映時間 | 104分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
スタッフ
[編集]キャスト
[編集]
テレビドラマ
[編集]青春怪談 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 獅子文六 |
脚本 | 窪田篤人、林秀彦 |
演出 | 宮武昭夫 |
出演者 | 北大路欣也 |
製作 | |
プロデューサー | 逸見稔 |
制作 | TBS、東宝 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1966年7月4日 - 同年9月26日 |
放送時間 | 月曜20:00 - 20:56 |
放送枠 | ナショナル劇場 |
放送分 | 56分 |
回数 | 13 |
1966年7月4日から同年9月26日までTBS系列の『ナショナル劇場』で放送。全13回。
スタッフ
[編集]キャスト
[編集]TBS系 ナショナル劇場 | ||
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青春怪談 (テレビドラマ版) |