GMOフィナンシャルホールディングス
本社の入居する渋谷フクラス | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 指名委員会等設置会社[1] |
市場情報 | |
略称 | GMO-FH[2] |
本社所在地 | 日本 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス |
設立 | 2012年1月4日 |
業種 | 証券、商品先物取引業 |
法人番号 | 9011001072077 |
事業内容 | 持株会社 |
代表者 | 高島秀行(代表執行役会長) 石村富隆(代表執行役社長) |
資本金 | 705,580,700円 (2022年9月30日現在) |
発行済株式総数 | 117,909,153株 (2021年12月31日現在) |
純資産 | 連結428億30百万円 (2021年12月31日現在) |
総資産 | 連結9960億49百万円 (2021年12月31日現在) |
従業員数 | 138人 (2021年12月31日現在) |
決算期 | 毎年12月31日 |
主要株主 | GMOインターネットグループ 65.36% 大和証券グループ本社 5.54% (2021年12月31日現在) |
主要子会社 | GMOクリック証券 GMO外貨 GMOコイン |
外部リンク | https://www.gmofh.com/ |
GMOフィナンシャルホールディングス株式会社(ジーエムオーフィナンシャルホールディングス、英語: GMO Financial Holdings, Inc.)は、GMOインターネットグループの金融持株会社である。
概要
[編集]事業会社として傘下にGMOクリック証券やGMO外貨、GMOコインなどを有する。
2016年6月、親会社であるGMOインターネット(現・GMOインターネットグループ)は、ネット銀行事業進出に際して、従来あおぞら銀行の完全子会社であったあおぞら信託銀行(現・GMOあおぞらネット銀行)の第三者割当増資を引き受け、議決権割合で14.9%の株式を取得した。同年7月には、GMOインターネットの取得した株式の半数が当社に譲渡され、GMOインターネットと当社がともに議決権割合7.45%の株式を保有することとなった。2018年7月に予定されているGMOあおぞらネット銀行によるネット銀行事業開始の5年後までには、現在あおぞら銀行に割り当てられているGMOあおぞらネット銀行の種類株が、GMOインターネットまたは当社に譲渡される予定である。さらに関係当局の認可が得られれば、種類株を普通株に転換することにより、GMOあおぞらネット銀行はあおぞら銀行とGMOインターネットグループ(当社含む)の折半出資となる見込みである[3][4]。
当社の参画は、既存の子会社であるGMOクリック証券など、グループ既存の金融事業との連携も視野に入れたものとされている。
沿革
[編集]- 2012年1月4日 - GMOクリック証券株式会社が株式移転により、持株会社・GMOクリックホールディングス株式会社を設立。GMOクリック証券はGMOクリックホールディングスの100%子会社となる。
- 2012年1月 - GMOクリック証券の子会社であった株式会社シェアーズ及びGMOクリック・インベストメント株式会社を直接の子会社とする。
- 2012年8月 - シェアーズを吸収合併。
- 2012年8月 - GMOクリック証券の子会社であったGMO CLICK HONG KONG LIMITED(現・GMO-Z.com Forex HK Limited)を直接の子会社とする。
- 2012年9月 - FXプライム株式会社(現・株式会社FXプライムbyGMO)に対し株式公開買付けを実施し、同社の77.92%の株式を取得し子会社化。
- 2012年10月 - 英国に子会社GMO CLICK UK LIMITED(現・GMO-Z.com Trade UK Limited)を設立。
- 2014年1月 - 香港に子会社GMO CLICK Bullion Limited(現・GMO-Z.com Bullion HK Limited)を設立。
- 2015年3月 - GMOクリック・インベストメントの全株式を、マンション販売・旅館運営を手がける不動産会社FJネクストに譲渡[5]。
- 2015年4月 - 株式交換により、FXプライムbyGMOを完全子会社化。FXプライムbyGMOに代わりジャスダックにテクニカル上場。
- 2015年10月 - 業務提携を視野に大和証券グループ本社が株式の9.6%をGMOインターネットから譲受[6]。
- 2016年7月 - あおぞら信託銀行(現・GMOあおぞらネット銀行)の株式の7.45%(議決権割合)をGMOインターネットから譲受[3]。
- 2017年10月 - GMOフィナンシャルホールディングス株式会社に商号変更[7]。
- 2018年5月 - GMOクリックグローバルマーケッツ株式会社設立
- 2019年12月 - 本社を東京都渋谷区道玄坂に移転
- 2021年6月 - GMOインターネット株式会社(現GMOインターネットグループ株式会社)、株式会社サムライパートナーズ等との共同出資によりGMOアダム株式会社設立
- 2021年8月 - GMOインターネット株式会社(現GMOインターネットグループ株式会社)、GMOあおぞらネット銀行株式会社等との共同出資によりGMOオフィスサポート株式会社設立
- 2021年9月27日 - ヤフー株式会社の完全子会社であるワイジェイFX株式会社の全株式をヤフーから譲受、株式譲渡価格は約288億円。これに伴い、ワイジェイFXは商号を「外貨ex byGMO株式会社」に変更した[8]。
関連会社
[編集]- GMOクリック証券株式会社
- GMO外貨株式会社
- GMOコイン株式会社
- GMO-Z.com Forex HK Limited
- GMO-Z.com Bullion HK Limited
- GMO-Z.com Trade UK Limited
- GMO-Z com Securities (Thailand) Limited
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ コーポレートガバナンス - GMOフィナンシャルホールディングス株式会社
- ^ 基本情報 2021年3月10日閲覧
- ^ a b あおぞら信託銀行株式会社とのインターネット銀行の共同運営に関する資本提携のお知らせ (PDF)
- ^ 社名変更ならびにインターネット銀行事業開始時期についてのお知らせ (PDF)
- ^ GMOクリック・インベストメント株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ (PDF) - エフ・ジェー・ネクスト、IRニュース (2015年1月27日配信、2015年9月4日閲覧)
- ^ 株式会社大和証券グループ本社による当社株式の一部取得並びに 株式会社大和証券グループ本社及び大和証券株式会社との業務提携を検討する旨の覚書締結のお知らせ (PDF)
- ^ 商号の変更に関するお知らせ (PDF) - GMOクリックホールディングス (2017年5月23日配信、2017年10月1日閲覧)
- ^ ワイジェイFX株式会社の株主変更に関するお知らせ - ワイジェイFX株式会社(2021年5月25日配信、2021年8月25日閲覧)