WZ-132
WZ-132 軽戦車 | |
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種類 | 軽戦車 |
原開発国 | 中華人民共和国 |
諸元 | |
重量 | 22.5 t (24.8ショートトン) (in 1973) |
全長 | 8.53 m (28.0 ft) (with gun) |
全幅 | 2.92 m (9.6 ft) |
全高 | 2.12 m (7.0 ft) |
要員数 | 4 (車長・操縦士・砲手・装填手) |
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主兵装 | 100 mm (4 in) 滑腔砲 |
副兵装 | 12.7 mm (0.5 in) 重機関銃×1 7.62 mm (0.3 in) 機関銃×2 |
エンジン | ディーゼルエンジン |
出力重量比 | 18 kW/t |
懸架・駆動 | トーションバー方式 |
行動距離 | 500 km (310 mi) |
速度 | 65 km/h (40 mph) (on road) |
WZ-132軽戦車(簡体字:WZ-132轻型坦克、繁体字:WZ-132輕型坦克)は、1960年代から1970年代にかけて開発された中国の軽戦車である。10年以上開発は続けられたが、最終的に生産するには技術的に無理があることが判明し、開発は止められた。
設計と開発
[編集]1960-70年代、中ソ対立と呼ばれ、中ソ関係は非常に緊迫したものとなった。ソ連の戦車設計者との競争の中、中国は59式戦車、62式軽戦車、63式水陸両用戦車などを開発した。WZ-132もこの時期に設計されたが、当時の中国では技術指標が高すぎて大量生産することができず、1975年に設計が頓挫するまで何度も仕様が変更された[1][2]。
この車両は、銃を含めて全長8.53m(28.0ft)で、1973年までに22.5t(24.8米トン)の重量があった。高さ2.12m(7.0ft)、幅2.92mであった。車長・操縦士・砲手・装填手の4人の乗組員で、主兵装は100mm滑腔砲1門と12.7mm機関銃1門、副砲として7.62mm機関銃2門で構成されていた。パワーウェイトレシオは18kW/tで、道路走行時の速度は65km/h、航続距離は500kmであった。トーションバー式サスペンションを採用していた[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Foss, Christopher F. (1987). Jane's Armour and Artillery 1987–1988 (Eighth ed.). London: Jane's Yearbooks. ISBN 0-7106-0849-7Foss, Christopher F. (1987). Jane's Armour and Artillery 1987–1988 (Eighth ed.). London: Jane's Yearbooks. ISBN 0-7106-0849-7 Foss, Christopher F. (1987). Jane's Armour and Artillery 1987–1988 (Eighth ed.). London: Jane's Yearbooks. ISBN 0-7106-0849-7