ガンニバル
ガンニバル | |
---|---|
ジャンル | サスペンス[1] |
漫画 | |
作者 | 二宮正明 |
出版社 | 日本文芸社 |
掲載誌 | 週刊漫画ゴラク |
レーベル | ニチブンコミックス |
発表号 | 2018年10月19日号 - 2021年12月10日号 |
発表期間 | 2018年10月5日[1] - 2021年11月26日 |
巻数 | 全13巻 |
話数 | 全120話 |
ドラマ:ガンニバル | |
原作 | 二宮正明 |
監督 | 片山慎三 川井隼人(4-6話) |
脚本 | 大江崇允 |
放送局 | Disney+ |
放送期間 | 2022年12月28日 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・テレビドラマ |
ポータル | 漫画・テレビ・ドラマ |
『ガンニバル』は、二宮正明による日本の漫画作品。『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて、2018年10月19日号[1]から2021年12月10日号まで連載された。
単行本は全13巻。2022年12月時点で累計発行部数は210万部を突破している[2]。
カニバリズムを題材として限界集落を舞台とした、サスペンス作品である[3]。
2021年1月30日、31日にオンラインイベント「マツリー」が開催され、企画「マンガ誌編集長が選ぶ、2020年のイチオシ作品」にて、『週刊漫画ゴラク』編集長の佐野宣人は本作を選んでいる[4]。
2021年10月、本作のドラマ化が発表された[5]。2022年12月28日からDisney+のスターで配信された[6][7][8]。ドラマの配信を記念して、川口尊をメインとして乱射事件の裏側を描いた特別編が、『週刊漫画ゴラク』2022年12月30日号に掲載されている[9]。
あらすじ
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
主人公である駐在の阿川大悟は山間の村「供花村(くげむら)」に赴任することになる。前任の駐在が残した「この村の人間は人を喰ってる」という言葉に大悟も疑念を感じるようになる。閉鎖的な村社会で次々と起きる事件に大悟と妻、娘が巻き込まれていく。と思いきや。
書誌情報
[編集]- 二宮正明『ガンニバル』日本文芸社〈ニチブンコミックス〉、全13巻
- 2019年2月18日発売[3][10]、ISBN 978-4-537-13881-8
- 2019年5月20日発売[11]、ISBN 978-4-537-13924-2
- 2019年8月19日発売[12]、ISBN 978-4-537-13969-3
- 2019年11月18日発売[13]、ISBN 978-4-537-14174-0
- 2020年1月29日発売[14]、ISBN 978-4-537-14195-5
- 2020年4月20日発売[15]、ISBN 978-4-537-14233-4
- 2020年7月9日発売[16]、ISBN 978-4-537-14260-0
- 2020年10月9日発売[17]、ISBN 978-4-537-14292-1
- 2021年1月9日発売[18]、ISBN 978-4-537-14327-0
- 2021年4月8日発売[19]、ISBN 978-4-537-14362-1
- 2021年7月16日発売[20]、ISBN 978-4-537-14388-1
- 2021年11月18日発売[21]、ISBN 978-4-537-14434-5
- 2022年2月28日発売[22]、ISBN 978-4-537-14465-9
ドラマ
[編集]ガンニバル | |
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ジャンル | 連続ドラマ |
原作 | 二宮正明 |
脚本 | 大江崇允 |
監督 | 片山慎三 川井隼人(4-6話) |
出演者 | 柳楽優弥 笠松将 吉岡里帆 中村梅雀 倍賞美津子 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
話数 | 全7話 |
製作 | |
プロデューサー | 山本晃久 岩倉達哉 |
配信 | |
放送チャンネル | Disney+ |
放送国・地域 | 日本 |
放送分 | 33 - 69分 |
回数 | 7 |
ガンニバル | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2022年12月28日 - |
放送時間 | 毎週水曜日 |
回数 | 7 |
公式サイト |
2022年12月28日にDisney+のスターで世界に先駆けて日本で独占配信された(全7話。初回配信分のみ2話同時配信)[7][8][23]。11月1日、TOHOシネマズ シャンテ(東京・千代田区有楽町)において、第35回東京国際映画祭の「TIFFシリーズ部門」[注釈 1]として全世界配信を前に第1話・第2話が先行上映された[24]。
海外でも同様にDisney+のスターにて配信されているが、アメリカではHuluにて配信されている[8]。
構成上、多少の前後はあるが今回の7話の配信で原作コミックの6巻分相当の内容が公開された。
キャスト
[編集]阿川家
[編集]後藤家
[編集]- 後藤恵介(後藤家 次期当主) - 笠松将[25](13歳時:竹内彰良[26])
- 後藤銀(後藤家 当主) - 倍賞美津子[25]
- 後藤清(供花村 村長) - 六角精児[25]
- 後藤藍(恵介と洋介の母) - 河井青葉[27]
- 後藤洋介(恵介の弟) - 杉田雷麟[25](幼少期:國井颯介[28])
- 後藤睦夫 - 酒向芳[25]
- 後藤岩男 - 吉原光夫[25]
- 後藤龍二 - 中村祐太郎[25]
- 後藤真 - 米本学仁[29]
- 後藤白銀(あの人) - 澤井一希[30]
- 後藤太一・後藤陽二(双子・気性の荒い兄/物静かな弟) - 大塚ヒロタ[31]
- 後藤晃(睦夫一派の男) - 大宮将司[32]
- 後藤直矢 - 須森隆文[33]
- 後藤辰雄 - 加賀谷圭[34]
- 後藤秀実 - 林田直樹[35]
- 後藤ヨネ - 仲野元子[36]
- 後藤キク - 栗山千栄[37]
- 後藤敬三 - 五頭岳夫[38]
- 後藤英二 - 岡部浬功[39]
- 後藤拓平 - 矢田政伸[40]
供花村
[編集]- 山口さぶ(村人のリーダー) - 中村梅雀[25]
- 山口加奈子(さぶの娘) - 山下リオ[41]
- 上田仁(村人) - 松浦祐也[42]
- 西村邦寿(村人) - 永田崇人[43]
- 神山宗近(来乃神神社 次期神主) - 田中俊介[41]
- 木島トキ(村人) - 矢野陽子[44]
- 相原美千代(友樹の母) - うみぐちうみ[45]
- 相原友樹(美千代の息子) - 城戸俊嶺[39]
- 木村信子(主婦) - 桜まゆみ[46]
- 木村たけし(信子の息子) - 横井尊[47]
- 松本由希子(小学生) - 中村怜愛[48]
- 夏希(小学生) - 池下ひまる[49]
- 武井荘史 - 大嶺創羽[50]
- 村のこども - 坪井蒼[47]
- 校長(小学校) - 吉増裕士[51]
- 担任教師(小学校) - 安藤ゆかり[52]
警察関係者
[編集]諸辺警察署
[編集]- (諸辺警察署 署長) - 利重剛[53]
- 狩野治(前任駐在) - 矢柴俊博[53]
- 山伏剛(大悟の元上司) - 井上肇[54]
- 高柳康平(諸辺警察署 警察官) - 伊島空[55]
- 刑事係長(大悟の前上司) - 北山雅康[56]
- 関(刑事) - 関幸治[57]※アーカイブ
- 山本(刑事) - 山本章博[58]
岡山県警
[編集]- 金丸豪(特別捜査本部 刑事) - 赤堀雅秋[53]
- 千堂恵(特別捜査本部 刑事) - 和田光沙[59]
- 椎名進(特別捜査本部 刑事) - 安藤彰則[60]
- 荒垣啓太(特別捜査本部 刑事) - 松永大輔[61]
- 菊田真治(特別捜査本部 刑事) - 白戸達也[62]
その他
[編集]- 狩野すみれ(狩野の娘) - 北香那[25]
- 狩野幸子(狩野の妻) - 片岡礼子[63]
- 寺山京介(顏を喰われた男) - 高杉真宙[41](2歳時:小幡景[26]、冨田誠[26])
- 今野翼(児童性犯罪者) - 三河悠冴[64]
- 中村一(中央病院 監察医) - 小木茂光[65]
- 宇多田学(オカルトサイト運営) - 二階堂智[66]
- 男娼(宇多田学の相手) - 工藤孝生[67]
- 囚われの子供(後藤家が監禁) - 市野叶[68]
- 山下努/後藤(千堂を送迎) - 吉田亮[51]
スタッフ
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 映画作品だけでなく、テレビ放送、インターネット配信などを目的に製作されたシリーズ作品の秀作を選出し、公開に先駆けて上映された。
出典
[編集]- ^ a b c “前任者は失踪…田舎の村に駐在することになった男描くサスペンスがゴラクで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年10月5日) 2021年8月16日閲覧。
- ^ 「次号予告」『週刊漫画ゴラク』2022年12月23日号、日本文芸社、2022年12月9日、308頁、ASIN B0BMMB4DDT。
- ^ a b “山間の村で行われているのは食人…?二宮正明のサスペンス「ガンニバル」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年2月18日) 2021年8月16日閲覧。
- ^ “マンガ誌編集長が選ぶ、2020年のイチオシ作品”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年3月5日) 2021年8月16日閲覧。
- ^ “二宮正明が描く村八分サスペンス「ガンニバル」、柳楽優弥主演でドラマ化”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月14日) 2021年10月14日閲覧。
- ^ “Disney+、「四畳半タイムマシンブルース」など日本発作品を全世界配信”. AV Watch (2021年10月14日). 2021年10月17日閲覧。
- ^ a b “「ガンニバル」血まみれの柳楽優弥、生々しい歯形のついた腕…ビジュアル3点披露&12月28日配信”. 映画.com (2022年9月13日). 2022年9月15日閲覧。
- ^ a b c 今祥枝 (2023年3月1日). “『ガンニバル』は日本が世界と勝負するための格好のケーススタディである”. クーリエ・ジャポン. 2023年3月2日閲覧。
- ^ “ドラマ化も果たした「ガンニバル」特別編がゴラクに、乱射事件の裏側を描く”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年12月16日) 2022年12月16日閲覧。
- ^ “ガンニバル 1 (単行本)”. 日本文芸社. 2021年8月16日閲覧。
- ^ “ガンニバル 2 (単行本)”. 日本文芸社. 2021年8月16日閲覧。
- ^ “ガンニバル 3 (単行本)”. 日本文芸社. 2021年8月16日閲覧。
- ^ “ガンニバル 4 (単行本)”. 日本文芸社. 2021年8月16日閲覧。
- ^ “ガンニバル 5 (単行本)”. 日本文芸社. 2021年8月16日閲覧。
- ^ “ガンニバル 6 (単行本)”. 日本文芸社. 2021年8月16日閲覧。
- ^ “ガンニバル 7 (単行本)”. 日本文芸社. 2021年8月16日閲覧。
- ^ “ガンニバル 8 (単行本)”. 日本文芸社. 2021年8月16日閲覧。
- ^ “ガンニバル 9 (単行本)”. 日本文芸社. 2021年8月16日閲覧。
- ^ “ガンニバル 10 (単行本)”. 日本文芸社. 2021年8月16日閲覧。
- ^ “ガンニバル 11 (単行本)”. 日本文芸社. 2021年8月16日閲覧。
- ^ “ガンニバル 12 (単行本)”. 日本文芸社. 2021年11月18日閲覧。
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