片山慎三
かたやま しんぞう 片山 慎三 | |||||
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2022年 第35回東京国際映画祭にて | |||||
生年月日 | 1981年2月7日(43歳) | ||||
出身地 | 日本・大阪府豊中市 | ||||
職業 | 映画監督・脚本家 | ||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ | ||||
主な作品 | |||||
『岬の兄妹』 『さがす』 | |||||
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片山 慎三(かたやま しんぞう、1981年2月7日 - )は、日本の映画監督・脚本家。
大阪府豊中市出身。中村幻児監督主催の映像塾を卒業。日本人唯一のポン・ジュノ作品の助監督を務め、2019年公開の『岬の兄妹』で映画監督としてデビュー。
略歴・人物
[編集]高校卒業後上京し、映像系の専門学校に通い10代の終わりからテレビの現場に入り、04年頃から助監督を経験する。07年頃に韓国人の後輩ジョン・ヒジリより「今度、ポン・ジュノ監督が東京で短編を撮るらしいですよ。片山さん、助監督やりませんか?」と誘われ、『TOKYO!』(『シェイキング東京』)でポン・ジュノ組に参加する。『シェイキング東京』の現場でのポン・ジュノ監督の映画に対する姿勢に感銘を受け、もっとこの監督のもとで学びたいと思い、ノーギャラで良いからと頼み込み『母なる証明』にも助監督して参加する。
作品
[編集]映画
[編集]監督作品
[編集]- 岬の兄妹(劇場公開映画 2019年、プレシディオ) - 監督・製作・プロデューサー・編集・脚本
- ROCK'NROLL(「『カラダカルピス』 500 メカニズム映画祭」特別映像 2019年、アサヒ飲料) - 監督
- そこにいた男(劇場公開映画 2020年、CRG) - 監督
- さがす(劇場公開映画 2022年、アスミック・エース) - 監督・脚本
- 探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(劇場公開映画 2023年、東映ビデオ)- 監督を内田英治と分業[1]
- 雨の中の慾情(劇場公開映画 2024年11月29日予定、カルチュア・パブリッシャーズ) - 監督・脚本
助監督作品
[編集]- Little DJ〜小さな恋の物語(2007年、デスペラード) - 助監督
- TOKYO!(ポン・ジュノ監督パート『シェイキング東京』)(2008年、ビターズ・エンド) - 助監督
- 花より男子ファイナル(2008年、東宝) - 助監督
- 母なる証明(2009年、CJエンタテインメント) - 助監督
- 山形スクリーム(2009年、ギャガ) - 助監督
- マイ・バック・ページ(2011年、アスミック・エース) - 助監督
- Paper Flower(2011年、Toy Gun Films) - 助監督
- 僕たちのアフタースクール(2011年、ユニバーサル・ミュージック) - 助監督
- 苦役列車(2012年、東映) - 助監督
- ヨコハマ物語(2013年、オフィスキタ) - 助監督
- はなちゃんのみそ汁(2015年、東京テアトル) - 助監督
- 味園ユニバース(2015年、ギャガ) - 助監督
- 田沼旅館の奇跡(2015年、KATSU-do) - 助監督
- 全裸監督(2019年、Netflix) - 助監督
テレビドラマ
[編集]配信ドラマ
[編集]アニメ
[編集]- シックスハートプリンセス(2016年、東京MX) - 脚本(5話、6話、7話)
- ニンゲン、シッカク(2017年、太宰ミュージアム) - 監督
受賞歴
[編集]- SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018 国内コンペティション最優秀作品賞、観客賞(『岬の兄妹』)
- 第29回日本映画批評家大賞 新人監督賞(2019年、『岬の兄妹』
- 日本映画監督協会新人賞(2021年、『さがす』)
- 第47回報知映画賞監督賞(2022年、『さがす』)
- 第14回TAMA映画賞 最優秀新進監督賞(2022年、『さがす』)[3]
脚注
[編集]- ^ “伊藤沙莉が歌舞伎町で宇宙人に迫る…内田英治×片山慎三がW監督の主演映画が来年公開”. シネマトゥデイ (シネマトゥデイ). (2022年8月5日) 2024年1月22日閲覧。
- ^ 「「新感染」韓国ホラー監督が蒼井優と小栗旬主演で日本映画「ガス人間」をリメーク!」『よろず〜ニュース』デイリースポーツ、2024年5月7日。2024年5月10日閲覧。
- ^ “佐藤二朗・松坂桃李、倍賞千恵子・広瀬すずら、第14回TAMA映画賞 受賞作・受賞者発表”. マイナビニュース (マイナビ). (2022年10月6日) 2022年10月6日閲覧。
外部リンク
[編集]- 片山慎三 (@sinsinsin562000) - X(旧Twitter)
- 片山慎三 - allcinema
- 片山慎三 - KINENOTE
- Shinzo Katayama - IMDb