安達健祐
安達 健祐(あだち けんゆう、1952年〈昭和27年〉7月27日[1] - )は、日本の経済産業官僚。経済産業事務次官、商工組合中央金庫(商工中金)社長等を歴任した。東京都出身[2]。父は文部省元文化局長の安達健二。
経歴
[編集]- 1977年(昭和52年)東京大学法学部第2類(公法コース)[1]を卒業後、通商産業省に入省(中小企業庁金融課配属)。
- 2002年(平成14年) 経産省経済産業政策局経済産業政策課長。
- 2003年(平成15年) 経産省大臣官房総務課長。
- 2004年(平成16年)6月 資源エネルギー庁電力・ガス事業部長。
- 2006年(平成18年)7月 経産省総括審議官。
- 2007年(平成19年)7月 経産省貿易経済協力局長。
- 2008年(平成20年)7月 経産省大臣官房長。
- 2010年(平成22年)7月 経産省経済産業政策局長。
- 2011年(平成23年)8月 経産事務次官。
- 2013年(平成25年)6月 退官・経産省顧問[3][4]。
- 退官後は、日本生命特別顧問、旭化成取締役、東洋エンジニアリング取締役などを歴任。
- 2016年(平成28年)6月 商工組合中央金庫代表取締役社長[5]。
- 2018年(平成30年)3月 危機対応融資での不正発覚を受け同社長を退任[6]。
- 2018年(平成30年)10月 日本生命保険特別顧問[7]。
- 2019年(令和元年)6月 一般財団法人企業活力研究所会長[8]。
- 2023年(令和5年)3月 ENECHANGE株式会社社外取締役[9]。
同期
[編集]- 桑山信也(官房地域経済産業審議官)
- 加藤敏春(エコマネー提唱、東大総合文化研究科客員教授)
- 松村博史(IPA理事、駐英公使)
- 小林憲明(AIST理事、ジェトロデュッセルドルフセンター所長)
- 柴生田敦夫(RIETI上席研究員、ジェトロ北京代表処所長)
- 細川昌彦(中部大学中部高等学術研究所特任教授、中京大学経済学部教授、日本貿易振興機構ニューヨーク・センター所長、中部経済産業局長)
脚注
[編集]- ^ a b 『通商産業省名鑑』米盛幹雄、1994年発行、196ページ
- ^ 『政官要覧』政策時報社、2006年発行、828ページ
- ^ “経産省・安達事務次官の娘は、東電本社の総合職。”. たむごんの白熊ニュース (2012年2月14日). 2015年10月31日閲覧。
- ^ “安達 健祐”. 旭化成 (2014年6月27日). 2015年10月31日閲覧。
- ^ 商工中金社長に安達氏 元経産次官
- ^ “商工中金社長にプリンスホテル役員の関根氏 経産相発表”. 朝日新聞デジタル. (2018年1月12日) 2018年5月19日閲覧。
- ^ 不正融資の商工中金前社長に反省なし 日本生命顧問選択出版
- ^ 研究会の熱い議論企業活力2019秋季号(21 MB)
- ^ ENECHANGE株式会社 公式Webサイト「ENECHANGE人事情報|経済産業事務次官を務めた安達健祐氏が社外取締役に就任」2023年3月30日2023年6月12日閲覧
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|