山形市コミュニティバス
山形市コミュニティバス(やまがたしコミュニティバス)は、山形県山形市にて運行しているコミュニティバスである。
本稿では、山形商工会議所が主体となって2017年7月まで運行していた中心街100円循環バスについても述べる。
概要
[編集]高瀬線は、山交バスの廃止代替バスとして運行開始。
ベニちゃんバスは、2011年に西部循環線として運行を開始。2014年に「ベニちゃんバス 西くるりん」の愛称が付けられた。
2017年7月より、山形商工会議所が運行していた「中心街100円循環バス」と統合し、新たに「ベニちゃんバス 東くるりん」の運行を開始。「西くるりん」「東くるりん」とも従来中心街100円循環バスが走行していた中心市街地を走行するようになった (なお、山形商工会議所は2017年7月移行、ベニちゃんバスの運行主体ともなっている)。
どちらも運行は山交バスに委託している。
沿革
[編集]- 2011年(平成23年)10月3日 - コミュニティバス西部循環線の運行を開始。
- 2014年(平成26年)4月1日 - 西部循環線が「ベニちゃんバス 西くるりん」となる。
- 2017年(平成29年)7月3日 - 「ベニちゃんバス 東くるりん」の運行を開始。従来の「西くるりん」とあわせ、中心市街地(前日まで「中心街100円循環バス」が運行していた)を走行するようになる。
- 2022年(令和4年)5月14日 - 山交バスおよび庄内交通の両社が運行する乗合バス全路線、山形市コミュニティバス、高瀬線(紅花バス)、「べにちゃんバス」に地域連携ICカード「cherica」を導入[1][2][3]。
運行経路
[編集]- 高瀬線
- 山形駅前 - 市役所前 - 東北中央病院 - 高楯中学校前 - 高瀬駅前 - 平石水 - 高沢
- 朝の上り1便は高楯中学校前止まりで、途中一部バス停には停車しない。 一日3.5往復で、うち半分はべにばなトンネルを経由する。詳しくはリンクを参照。
- ベニちゃんバス 西くるりん
- 山形駅前 - 城西一丁目 - 清住公園前 - 上町五丁目 - 山形駅前 - 七日町 - 霞城公園前 - 山形駅前
- 城西町先回りコースと上町先回りコースの2コースで運行。
- ベニちゃんバス 東くるりん
中心街100円循環バス(運行終了)
[編集]山形駅と七日町(中心商店街)を巡回するバスで、区間に関わらず100円で利用することができた。2017年7月2日をもって、上記「ベニちゃんバス」と統合のため運行終了[4]。
- 運行経路
- 山形駅→山形センタービル前→十日町紅の蔵前(カバンのフジタ前)→中央郵便局前→本町(八文字屋前)→七日町(大沼前)→旅篭町二丁目(市役所南口)→旅篭町四辻(旅篭町新道)→霞城公園前(大手門パルズ前)→NHK前→すずらん街(ホテルサンルート山形向)→十字屋前→山形駅
運賃
[編集]高瀬線は各地区(市街地地区、高瀬・楯山地区)内での乗降は200円、エリアをまたいだ乗降は300円。
ベニちゃんバスは東部・西部エリアまたは中心市街地エリア内での乗降は100円、エリアをまたいだ乗降は200円。
- ※両路線とも小児半額、未就学児は無料
2021年3月9日に、山交バスと、庄内交通、JR東日本の3者が地域連携ICカードを利用した、IC乗車サービスを2022年春頃を目処にサービスを開始すると発表があった。
車両
[編集]高瀬線は山交バスの貸切カラーの小型バスで運行。
ベニちゃんバス(西くるりん・東くるりん)はそれぞれ専用色の小型バス(路線タイプ。日野・ポンチョ)で運行される。
脚注
[編集]- ^ “山形県における「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について” (PDF). 山交バス株式会社・庄内交通株式会社・東日本旅客鉄道株式会社 (2021年3月9日). 2021年3月14日閲覧。
- ^ “山形県における交通系「地域連携 IC カード」の名称・デザインの決定について” (PDF). 山形県 (2021年11月4日). 2021年11月5日閲覧。
- ^ 『地域連携ICカード「cherica」のサービス開始日およびサービス内容並びに運行事業者の追加について』(PDF)(プレスリリース)山交バス、庄内交通、山交ハイヤー、山形市、米沢市、山形県、2022年1月24日 。2022年1月24日閲覧。
- ^ 山形商工会議所 (2017年7月3日). “「中心街100円循環バス運行終了について」”. 2017年7月9日閲覧。
外部リンク
[編集]山形市ホームページ