廣瀬英行
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選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フルネーム | ひろせ ひでゆき | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Hideyuki Hirose | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技 (短距離走) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 400m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所属 | 富士通 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大学 | 慶應義塾大学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1989年7月20日(35歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | 佐賀県 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 176cm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 62kg | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
成績 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
世界選手権 | 400m : 予選1組7着 (2009年) 4x400mR : 予選1組4着 (2013年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
地域大会決勝 | アジア大会 4x400mR : 2位 (2010年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国内大会決勝 | 日本選手権 400m : 2位 (2009年, 2011年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
200m | 21秒52 (2009年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
400m | 45秒84 (2009年, 2011年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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編集 |
廣瀬 英行(ひろせ ひでゆき、1989年7月20日 - )は、佐賀県出身の陸上競技選手。専門は短距離走の400m。自己ベストは45秒84。2009年ベルリン世界選手権、2011年大邱世界選手権、2013年モスクワ世界選手権と、3大会連続で世界選手権に出場した実績を持つ。
経歴
[編集]佐賀県出身。佐賀県立佐賀北高等学校、慶應義塾大学環境情報学部卒業。富士通所属。
高校生時代まで
[編集]小学校時代は水泳とソフトボールをやっていて、陸上は中学の時に兄から誘われて始める[1]。400mを始めたのは高校1年の時で、それまでは100mや200m、ハードルや走幅跳などをやっていた。高校2年の時に47秒95をマークしてその年のユースランキング1位になり、翌年のインターハイでは優勝候補にもなったが怪我の影響で決勝に進めず、高校時代は全国タイトルを獲得できなかった。
大学生時代
[編集]2008年慶應義塾大学に進学し、同大学陸上競技部に入部。
1年時にはアジアジュニア選手権や世界ジュニア選手権などの国際大会を経験した。
2年時には静岡国際400mで自身初の45秒台となる45秒98をマークし、それまでの自己ベスト47秒00を大幅に更新した。初出場となった日本選手権400mで45秒84をマークして2位に入り、自己ベストを更新すると共にベルリン世界選手権のB標準を突破。初出場となった世界選手権400mは予選で敗退したが、翌月の日本インカレ400mを初制覇した。
3年時には日本選手権400mで2年連続の表彰台に上ると、日本インカレ400mで2連覇を達成。アジア競技大会の4×400mリレーでは3走を務めて銀メダル獲得に貢献した。
4年時には日本選手権400mで自己ベストタイの45秒84をマークして2位に入り3年連続で表彰台に上った。アジア選手権では金丸祐三を上回る日本人最高順位の2位、4×400mリレーでは3走を務めて金メダル獲得に貢献した。2大会連続の世界選手権出場となった大邱世界選手権は初のリレー種目出場だったが予選で敗退した。
社会人時代
[編集]2013年7月のアジア選手権4×400mリレーに出場。4走を務め、モスクワ世界選手権参加標準記録(3分05秒00)突破の3分04秒46をマークして銀メダル獲得に貢献した。後日、モスクワ世界選手権4×400mリレー日本代表に選出された[2]。
2013年8月のモスクワ世界選手権4×400mリレーに出場し、世界選手権に3大会連続の出場を果たすも予選敗退に終わった。
2015年10月をもって富士通陸上競技部を退部[3]。富士通に残って社業に専念する傍ら、2016年以降も競技を続けている。
自己ベスト
[編集]種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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200m | 21秒52 (0.0) | 2009年10月3日 | 新潟市 | |
400m | 45秒84 | 2009年6月28日 2011年6月12日 | 広島市 熊谷市 |
主な成績
[編集]- 主要大会を記載。備考欄の記録は当時のもの
国際大会
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2008 (大1) | アジアジュニア選手権 (en) | ジャカルタ | 400m | 4位 | 47秒50 | |
世界ジュニア選手権 | ブィドゴシュチュ | 400m | 準決勝 | 48秒30 | 全体23位 | |
4x400mR | 予選 | 3分09秒61 (4走) | 全体8位 | |||
2009 (大2) | ユニバーシアード (en) | ベオグラード | 400m | 準決勝 | 46秒84 | |
4x400mR | 3位 | 3分06秒46 (1走) | ||||
世界選手権 | ベルリン | 400m | 予選 | 46秒80 | 全体37位 | |
アジア選手権 (en) | 広州 | 400m | 8位 | 48秒52 | ||
4x400mR | 優勝 | 3分04秒13 (3走) | ||||
2010 (大3) | アジア大会 | 広州 | 4x400mR | 2位 | 3分02秒43 (3走) | |
2011 (大4) | アジア選手権 | 神戸 | 400m | 2位 | 46秒03 | |
4x400mR | 優勝 | 3分04秒72 (3走) | ||||
ユニバーシアード (en) | 深圳 | 400m | 準決勝 | 47秒07 | ||
4x400mR | 2位 | 3分05秒16 (3走) | ||||
世界選手権 | 大邱 | 4x400mR | 予選 | 3分02秒64 (4走) | 全体13位 | |
2013 (社2) | アジア選手権 | プネー | 4x400mR | 2位 | 3分04秒46 (4走) | |
世界選手権 | モスクワ | 4x400mR | 予選 | 3分02秒43 (3走) | 全体10位 | |
2014 (社3) | 日中韓3カ国陸上 | 金華 | 400m | 3位 | 46秒54 |
日本選手権
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2009 (大2) | 第93回 | 広島市 | 400m | 2位 | 45秒84 | 自己ベスト |
2010 (大3) | 第94回 | 丸亀市 | 400m | 3位 | 46秒05 | |
2011 (大4) | 第95回 | 熊谷市 | 400m | 2位 | 45秒84 | 自己ベストタイ |
2012 (社1) | 第96回 | 大阪市 | 400m | 予選 | 47秒66 | |
2013 (社2) | 第97回 | 調布市 | 400m | 6位 | 46秒34 | |
2014 (社3) | 第98回 | 福島市 | 400m | 6位 | 46秒75 | |
2015 (社4) | 第99回 | 新潟市 | 400m | 8位 | 47秒49 | |
2016 (社5) | 第100回 | 名古屋市 | 400m | 8位 | 46秒64 |
その他
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2006 (高2) | インターハイ | 大阪市 | 400m | 予選 | 49秒76 | |
4x100mR | 予選 | 42秒11 (2走) | ||||
4x400mR | 予選 | 3分22秒02 (4走) | ||||
国民体育大会 | 神戸市 | 400m | 準決勝 | 48秒65 | ||
2007 (高3) | インターハイ | 佐賀市 | 400m | 準決勝 | 52秒46 | |
国民体育大会 | 秋田市 | 400m | 準決勝 | 48秒46 | ||
日本ジュニア選手権 | 大分市 | 400m | 予選 | 48秒60 | ||
2008 (大1) | 日本インカレ | 東京都 | 400m | 予選 | 47秒73 | |
4x400mR | 予選 | 3分13秒09 (1走) | ||||
日本ジュニア選手権 | 鳥取市 | 400m | 2位 | 47秒00 | ||
2009 (大2) | 静岡国際 | 袋井市 | 400m | 2位 | 45秒98 | 自己ベスト (自身初の45秒台) |
日本インカレ | 東京都 | 400m | 優勝 | 46秒94 | ||
4x400mR | 予選 | 3分12秒44 (2走) | ||||
国民体育大会 | 新潟市 | 200m | 準決勝 | 21秒69 (-0.3) | ||
2010 (大3) | 静岡国際 | 袋井市 | 400m | 8位 | 46秒56 | |
日本インカレ | 東京都 | 400m | 優勝 | 46秒30 | ||
4x400mR | 7位 | 3分09秒67 (4走) | ||||
国民体育大会 | 千葉市 | 400m | 2位 | 46秒12 | ||
2011 (大4) | 静岡国際 | 袋井市 | 400m | 8位 | 46秒25 | |
日本インカレ | 熊本市 | 400m | 決勝 | DNS | 予選46秒75 | |
4x400mR | 5位 | 3分07秒58 (4走) | ||||
国民体育大会 | 山口市 | 400m | 予選 | 48秒01 | ||
2012 (社1) | 静岡国際 | 袋井市 | 400m | 決勝 | 47秒53 | |
東日本実業団選手権 | 熊谷市 | 400m | 2位 | 46秒98 | ||
全日本実業団選手権 | 福岡市 | 400m | 3位 | 48秒12 | ||
4x100mR | 予選 | 39秒77 (4走) | 決勝進出[注 1] | |||
4x400mR | 優勝 | 3分11秒96 (3走) | ||||
国民体育大会 | 岐阜市 | 400m | 予選 | 47秒97 | ||
2013 (社2) | 静岡国際 | 袋井市 | 400m | 8位 | 46秒25 | |
東日本実業団選手権 | 那珂市 | 400m | 2位 | 46秒48 | ||
全日本実業団選手権 | 熊谷市 | 400m | 6位 | 59秒10 | ||
4x400mR | 予選 | 3分14秒12 (4走) | 決勝進出[注 2] | |||
2014 (社3) | 静岡国際 | 袋井市 | 400m | 決勝 | 47秒31 | |
東日本実業団選手権 | 福島市 | 400m | 優勝 | 47秒25 | ||
全日本実業団選手権 | 山口市 | 400m | 2位 | 46秒97 | ||
4x400mR | 2位 | 3分08秒38 (4走) | ||||
国民体育大会 | 諫早市 | 400m | 4位 | 46秒78 | ||
2015 (社4) | 織田記念 | 広島市 | 400m | 予選 | 47秒30 | |
静岡国際 | 袋井市 | 400m | 優勝 | 46秒66 | ||
東日本実業団選手権 | 熊谷市 | 400m | 優勝 | 46秒07 | ||
全日本実業団選手権 | 岐阜市 | 400m | 2位 | 46秒80 | ||
2016 (社5) | 静岡国際 | 袋井市 | 400m | 決勝 | 47秒43 | |
東日本実業団選手権 | 熊谷市 | 400m | 2位 | 47秒12 | ||
全日本実業団選手権 | 大阪市 | 400m | 3位 | 47秒18 | ||
4x400mR | 3位 | 3分12秒15 (2走) | ||||
国民体育大会 | 北上市 | 400m | 予選 | 48秒55 | ||
2017 (社6) | 全日本実業団選手権 | 大阪市 | 400m | 予選 | 48秒22 | |
国民体育大会 | 松山市 | 400m | 予選 | 48秒56 | ||
2018 (社7) | 東日本実業団選手権 | 熊谷市 | 400m | 予選 | 49秒52 |
脚注
[編集]- ^ “塾生インタビュー # 63 世界陸上経験者! 競走部廣瀬英行選手(環4)”. 慶應ジャーナル (2011年6月4日). 2015年1月28日閲覧。
- ^ “世陸代表メンバーに山崎謙吾ら3人追加”. 日刊スポーツ (2013年7月17日). 2015年1月28日閲覧。
- ^ “陸上競技部 選手引退のお知らせ”. 富士通 (2015年11月7日). 2015年11月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- 廣瀬英行 - 日本陸上競技連盟の選手名鑑
- 廣瀬英行 - ワールドアスレティックスのプロフィール
- 廣瀬英行 - 富士通陸上競技部のプロフィール
- 廣瀬英行 - TBS「世界陸上ベルリン」大会番組公式サイトのプロフィール (2015年9月24日時点のアーカイブ)