筑北村
ちくほくむら 筑北村 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方(甲信越地方) | ||||
都道府県 | 長野県 | ||||
郡 | 東筑摩郡 | ||||
市町村コード | 20452-8 | ||||
法人番号 | 3000020204528 | ||||
面積 | 99.47km2 | ||||
総人口 | 3,793人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 38.1人/km2 | ||||
隣接自治体 | 松本市、安曇野市、長野市、千曲市、上田市、小県郡青木村、東筑摩郡麻績村、生坂村 | ||||
筑北村役場 | |||||
村長 | 太田守彦 | ||||
所在地 | 〒399-7601 長野県東筑摩郡筑北村西条4195番地 北緯36度24分09秒 東経138度00分43秒 / 北緯36.40261度 東経138.01194度座標: 北緯36度24分09秒 東経138度00分43秒 / 北緯36.40261度 東経138.01194度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
[編集]善光寺街道の北国西街道沿いに位置し、青柳宿が設置されていたほか、間の宿として西条宿、乱橋宿が置かれていた[1]。旧本城村・旧坂北村と旧坂井村の間は山地で直接連絡する道路がなく、旧坂井村地区は麻績村を経由しなければならない事実上の飛地である。筑北地区4村の合併協議から麻績村が途中離脱したため、このような形となった。また、当村は平成の合併により複数の市町村が合併して成立した自治体としては唯一の「村」である。
青柳のはずれには、天正8年(1580年)に青柳伊勢守頼長が切り開いた道幅3.3m、長さ26m、高さ6m余の切通しがあり、『善光寺道名所図會』にも描かれた[2]。
隣接する自治体
[編集]歴史
[編集]- 2002年(平成14年)6月6日 - 本城村・坂北村・坂井村・麻績村が任意合併協議会を設置。
- 2003年(平成15年)10月24日 - 上記4村が法定合併協議会を設置。
- 2004年(平成16年)9月12日 - 麻績村が法定合併協議会からの離脱を表明。
- 2005年(平成17年)10月11日 - 坂井村・本城村・坂北村が合併して筑北村が発足。
- 2015年(平成27年)7月21日 - 本城庁舎を本庁として業務開始。同日、坂北総合支所が坂北支所に、坂井総合支所が坂井支所にそれぞれ変更となる[3]。
人口
[編集]筑北村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 筑北村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 筑北村 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
筑北村(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
行政
[編集]所轄広域連合
[編集]所轄警察署
[編集]所轄消防署
[編集]村政
[編集]- 坂北支所
- 坂井支所
議会
[編集]村議会
[編集]長野県議会(松本市東筑摩郡選挙区)
[編集]- 定数:7人
- 任期:2019年(平成31年)4月30日 - 2023年(令和5年)4月29日
- 中川宏昌(公明党)、百瀬智之(無所属) 、中川博司(無所属)、本郷一彦(自由民主党)、両角友成(日本共産党)、清沢英男(自由民主党)、萩原清(自由民主党)
衆議院
[編集]- 選挙区:長野2区(長野市の一部、松本市、大町市、安曇野市、東筑摩郡、北安曇郡、上水内郡)
- 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
- 投票日:2021年10月31日
- 当日有権者数:382,082人
- 投票率:57.04%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
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当 | 下条みつ | 65 | 立憲民主党 | 前 | 101,391票 | ○ |
比当 | 務台俊介 | 65 | 自由民主党 | 前 | 68,958票 | ○ |
手塚大輔 | 38 | 日本維新の会 | 新 | 43,026票 | ○ |
経済
[編集]産業
[編集]商工業
観光
[編集]農業
[編集]地域
[編集]教育
[編集]2012年4月までに村内の保育園、小学校、中学校を1つに統合する案が示された[6]。
小学校
[編集]中学校
[編集]高等学校
[編集]社会教育
[編集]- 筑北村図書館
交通
[編集]鉄道路線
[編集]- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 役場の最寄りの駅は西条駅である。
バス
[編集]道路
[編集]- 村内には長野自動車道が通り、筑北スマートインターチェンジと筑北パーキングエリアがある。西条地区にあるETC専用の筑北スマートインターチェンジは2023年12月17日に供用開始された[7]。なおETCを利用しない場合は麻績村の麻績インターチェンジでの利用となる。
- 一般国道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]旧跡
[編集]- 修那羅峠の石仏群
- 安坂将軍塚古墳群
- 碩水寺
- 岩殿寺(信濃三十三観音霊場15番札所)
- 岩井堂(信濃三十三観音霊場3番札所)
- 安養寺(旧定額寺、現廃寺)
- 旧国鉄篠ノ井線 旧線線路跡
- 青柳宿
- 青柳城址
- 切通し(北国西街道)
自然景勝地
[編集]- 差切峡 - ドの淵、大滝八潭
- 西条温泉 とくら
- 差切峡温泉 坂北壮
- 草湯温泉 冠着荘
- 滝上峡・大滝・湯仏の滝
出身有名人
[編集]- 青柳盛雄 - 政治家
- 滝澤三郎 - 元国連難民高等弁務官事務所駐日代表
- 洞富雄 - 歴史学者
- 増田甲子七 - 政治家
- 宮入千洋 - 信越放送アナウンサー
- 宮坂哲文 - 教育学者
- 山本幸助 - 元通産省産業政策局長、トヨタ自動車副社長
- 横山克 - 作曲家
脚注
[編集]- ^ 善光寺街道 筑北四宿開設400年記念企画
- ^ 切通し 筑北村役場 2012年04月12日
- ^ 「7月より本庁での業務が始まります」『ホットスポットちくほく』第58巻、筑北村、2015年、6頁。
- ^ “筑北村役場の位置を定める条例”. 筑北村 (2015年9月19日). 2019年8月11日閲覧。
- ^ “筑北村支所設置条例”. 筑北村 (2015年6月12日). 2019年8月11日閲覧。
- ^ “保育園、小中学校を一つずつに統合を 筑北村教委が説明”. 信州Liveon (2010年12月7日). 2011年1月23日閲覧。
- ^ “E19長野自動車道「筑北スマートインターチェンジ」令和5年12月17日(日)15時に開通します。” (PDF). 筑北村・東日本高速道路株式会社 (2023年11月8日). 2023年12月17日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 筑北村 (@chikuhoku) - X(旧Twitter)
- 筑北村 (@chikuhoku_nagano) - Instagram
- 地図 - Google マップ
- 本城村・坂北村・坂井村合併協議会