「今日、ナニカノハズミデ生きている」

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「今日、ナニカノハズミデ生きている」
WANDSシングル
初出アルバム『AWAKE
A面 「今日、ナニカノハズミデ生きている」
B面 FREEZE
リリース
規格 8cmシングル
ジャンル ロック
J-POP
時間
レーベル B-Gram RECORDS
作詞・作曲 AZUKI七(作詞)
三好誠(作曲)
プロデュース BMF (Being MUSIC FACTORY INC.)
チャート最高順位
WANDS シングル 年表
明日もし君が壊れても
1998年
「今日、ナニカノハズミデ生きている」
1999年
真っ赤なLip
2020年
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「今日、ナニカノハズミデ生きている」」(きょう、なにかのはずみでいきている)は、WANDSの15thシングル。曲名は、かぎ括弧をつけたものが正式名称である。

概要[編集]

前作からおよそ9ヶ月半ぶりとなるシングルで、本作が第3期WANDSとしては4枚目で、最後のシングルとなった。

表題曲は、GARNET CROWAZUKI七と、rumania montevideo三好誠による共作となっている。

このシングルを発売した7ヵ月後、『AWAKE』を発売、そして『BEST OF WANDS HISTORY』を発売し、WANDSは「解体」の道を選ぶことになる。

記録[編集]

オリコンチャートも最高で32位、売上も1.5万枚と、第3期では『Brand New Love』の成績を大きく下回った。

収録曲[編集]

全編曲: WANDS
#タイトル作詞作曲時間
1.「今日、ナニカノハズミデ生きている」AZUKI七三好誠
2.FREEZE杉元一生杉元一生
3.「「今日、ナニカノハズミデ生きている」」(Original Karaoke)  
合計時間:

楽曲解説[編集]

  1. 「今日、ナニカノハズミデ生きている」
    • TBS系『ワンダフル』のテーマソング。
    • 公式サイトでは、「doorsの名曲「ハートに火をつけて」を彷彿させるオルガンフレーズ、シンプルさとハードさを追及したエッジのきいたギター、力強くからみついてくるヴォーカル、その一つ一つがWANDSの新境地を感じさせる意欲作に仕上がった。」と評価している[1]
    • 2000年の解体から12年の時を経て、和久二郎(現・松元治郎)の初ワンマンライブ「松元治郎 1st LIVE」(2012年12月2日開催)で、初披露された[2]
    • メンバー3人は初めて音源を渡された時に「他にいい曲があるのに、なんでこの曲(がシングルA面)なんだろう」と感じたという[3]
  2. FREEZE
    • プレイステーション用ゲームソフト『Cybernetic EMPIRE』のイメージソング。
    • 杉元の楽曲がシングルに収録されたのは、今作が初。
    • 当時、歌詞について実話なのかと言う質問が多数寄せられたが[4]、杉元本人はフィクションであると述べている[5]。また、間奏部分の女性の声は、当時のスタッフの方に頼んで、本曲に出てくる女性のイメージとして実際に録音したとのこと[6]
    • 「松元治郎 1st LIVE」にて初披露となり、アンコールおよびラストの曲として披露された[2]

収録アルバム[編集]

楽曲 発売日 収録アルバム 備考
「今日、ナニカノハズミデ生きている」 1999年10月27日 AWAKE 5枚目のオリジナルアルバム
FREEZE 2000年6月9日 BEST OF WANDS HISTORY 3枚目のベストアルバム

脚注[編集]

  1. ^ WANDS公式サイト Biography - ウェイバックマシン(2016年6月22日アーカイブ分) ※「1999 31.Mar.」の項を参照
  2. ^ a b 「松元治郎 1st LIVE」セットリスト
  3. ^ 『FRIDAY 2021年2月19日号』講談社、2021年、24頁。 
  4. ^ 安保一生のつぶやきより
  5. ^ 安保一生のつぶやき 1 2より
  6. ^ 安保一生のつぶやきより