いなべ阿下喜ベース

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いなべ阿下喜ベース(いなべあげきベース)は、三重県いなべ市北勢町阿下喜に整備された温泉複合施設[1][2]。旧「阿下喜温泉あじさいの里」に大規模改修を行い、レストランやサウナ棟などを追加して2024年(令和6年)4月11日にオープンした[1][2]

施設[編集]

温泉施設「おふろcafe あげき温泉」、宿泊施設「AGEKI BASE HOTEL」、レストラン「新上木食堂」の三棟で構成される[1]

温泉施設「おふろcafe あげき温泉」
泉質はアルカリ性単純温泉[1]。旧「阿下喜温泉あじさいの里」では指定管理者が導入されていたが、2024年4月からは株式会社温泉道場(埼玉県ときがわ町)と賃貸借契約を結び、そのグループ企業で四日市市生桑町の温泉施設「おふろcafe湯守座」も手がける「旅する温泉道場」が運営することになった[1][2]
宿泊施設「AGEKI BASE HOTEL」
トレーラータイプの宿泊施設で宿泊者は温泉棟を利用できる[1][2]
レストラン「新上木食堂」
いなべ市内から移転オープンしたレストランで、そば定食などの地元産食材を中心としたメニューを提供する[1][2]

歴史[編集]

2006年(平成18年)3月21日に温浴施設「阿下喜温泉あじさいの里」としてオープンした[3]。市民の健康福祉の増進を目的として設置されたが、次第に重要な観光拠点として位置づけられるようになった[3]

温泉施設「阿下喜温泉あじさいの里」は2023年(令和5年)6月に休館となり、改修工事後、2024年(令和6年)4月11日にリニューアルオープンした[1][2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 「いなべ阿下喜ベース」11日オープン 「あじさいの里」がリニューアル 三重”. 伊勢新聞. 2024年4月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 三重県いなべ市、官民連携で温泉複合施設をリニューアル”. 日経BP. 2024年4月11日閲覧。
  3. ^ a b 地域再生計画 温泉資源とデジタル技術を活用した周遊拠点整備”. 内閣官房・内閣府 地方創生総合サイト. 2024年4月11日閲覧。