かあちゃんと11人の子ども
ウィキペディアから無料の百科事典
| かあちゃんと11人の子ども | |
|---|---|
| 監督 | 五所平之助 |
| 脚本 | 堀江英雄 |
| 出演者 | 左幸子 渥美清 倍賞千恵子 田村正和 十朱幸代 久我美子 |
| 音楽 | 斎藤一郎 |
| 撮影 | 長岡博之 |
| 製作会社 | 松竹 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 |  1966年10月1日 |
| 上映時間 | 106分 |
| 製作国 | 日本 |
| 言語 | 日本語 |
『かあちゃんと11人の子ども』（かあちゃんと11にんのこども）は、1966年に松竹が製作・配給した、五所平之助監督作品[1][2]。原作は吉田とら。11人の子供をもつ母親を描いた作品である[3][4]。
あらすじ[編集]
高等小学校に通っていた14歳のとらは吉田貞治の許へ嫁ぐ。この地には仮祝詞の風習が残っており、2人が正式に結婚した大正15年の時点ではすでに第一子・成子を身ごもっていた。先進的な性格の貞治は、農耕だけでなく、養蚕や肥料など多角的な事業を展開していた。
それから12年の間、成子をはじめ6人の子宝に恵まれる。昭和12年に貞治とその弟・善作が日中戦争に召集され、とらは6人の子の子育てと、貞治の仕事の引継ぎに奮闘していた。昭和14年帰国した貞治は、子どもたちに教育を受けさせたいと熱望し、その通りになった。その間も子どもの数が増え、昭和23年に末子の郁が誕生する。
出演者[編集]
- 左幸子 : 吉田とら
- 渥美清 : 吉田貞治
- 久我美子 : 吉田成子
- 十朱幸代 : 吉田京子
- 倍賞千恵子 : 吉田文子
- 左時枝
- 内藤武敏
- 近藤洋介 : 吉田将
- 田村正和 : 吉田俊
- 藤岡弘、 : 吉田耕
- 八木昌子 : せい
- 竹脇無我 : 善作
- 殿山泰司
- 浦辺粂子
- 香山美子
スタッフ[編集]
併映作品[編集]
脚注[編集]
- ^ “資料 監督作品一覧”. KOTOBANK. 2022年6月20日閲覧。
- ^ キネマ旬報 1966年10月上旬秋の特別号 p.99
- ^ “かあちゃんと11人の子ども”. 松竹. 2022年6月20日閲覧。
- ^ “かあちゃんと11人の子ども”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2022年6月20日閲覧。