オトカリテ

オトカリテ
オトカリテ; haute qualité
	オトカリテが入居するピーコックストア千里中央店の店舗外観
地図
店舗概要
所在地	〒560-0082; 大阪府豊中市新千里東町1-1-1 ピーコックストア千里中央店1階・2階・3階
座標	北緯34度48分35.3秒東経135度29分38.5秒 / 北緯34.809806度東経135.494028度座標: 北緯34度48分35.3秒東経135度29分38.5秒 / 北緯34.809806度東経135.494028度
開業日	2013年（平成25年）4月26日
閉業日	2023年（令和5年）4月30日
施設所有者	三井住友信託銀行
施設管理者	株式会社大丸コム開発; ↓; 株式会社大丸松坂屋百貨店不動産事業部; ↓; 株式会社イオンモール
商業施設面積	約5,000 m2
中核店舗	ピーコックストア千里中央店
店舗数	28店舗
前身	千里大丸プラザ
最寄駅	北大阪急行・大阪モノレール千里中央駅
	J.FRONT RETAILING
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オトカリテ（haute qualité）とは、かつて大阪府豊中市新千里東町にあった北大阪急行・大阪モノレール千里中央駅前のピーコックストア内を核とするファッションモールである。閉業時はイオンモールの運営だったが、当初はJ.フロントリテイリンググループの大丸松坂屋百貨店不動産事業部（旧・大丸コム開発）が運営していた。

名称の意味[編集]

「オトカリテ」とはフランス語で「上質」を意味する。

本当によいモノ・コト、千里という街にとって上質なモノ・コトを、常に提案する場所・コミュニティーを目指している。

コンセプト[編集]

自然な自分らしいライフスタイルを描くことができるように、という想いが「ナチュラル・カジュアル,アート」というコンセプトに込められている。

沿革[編集]

千里ニュータウンには百貨店数社が出店を希望しており、最終的には大丸、髙島屋、阪急百貨店に絞られたうち、髙島屋を除く2社に大阪府企業局から百貨店の新設が許可された^[1]。

阪急百貨店は千里阪急を新設することにしたが、大丸は百貨店ではなく、スーパーマーケットの大丸ピーコックを出店した。北大阪急行電鉄千里中央駅（万博終了後の常設駅予定地）をはさんで向かい合う両者に加え、専門店街も合わせた3者で合わせた愛称を公募し、一体となった千里サンタウンとして、1970年（昭和45年）3月11日に開業した。当初はGMS形態だったが、千里大丸プラザ（ピーコックストアと専門店）に転換後、1階・2階・3階が、2013年4月26日オトカリテにリニューアルオープン。都市型GMSが、SM+SCへと業態転換した。当初は大丸松坂屋百貨店不動産事業部（旧・大丸コム開発）が運営していたが、イオンモールの運営に移管された。ピーコックストアの旧親会社であったJ.フロントリテイリンググループは引き続き大阪府内に関連会社や大丸心斎橋店、大丸梅田店、松坂屋高槻店を運営するものの、千里中央地区からは完全に撤退した。

2022年（令和4年）2月の豊中市の発表によると、当施設を所有する三井住友信託銀行は、千里阪急を所有するエイチ・ツー・オーリテイリング（阪急阪神百貨店の親会社）グループ、第一立体駐車場を保有する阪急電鉄とともに土地区画整理事業を中心とする再開発を行い、2023年認可、10年程度で完成予定となっている。

2023年（令和5年）1月11日、イオンモールは建物の老朽化を理由に、当施設や核テナントのピーコックストア千里中央店が同年4月30日に閉店することを発表した^[2]。53年間の歴史に幕を閉じることとなった。