ガス栓

ウィキペディアから無料の百科事典

ガス栓(ガスせん)とは、燃料となるガスを供給する管の開閉を行うのことである。

ガス栓には、末端ガス栓と中間ガス栓があり、前者はガス器具との接続のために、後者は配管の途中に使用し、それぞれガスの開閉の役目を担う。末端ガス栓には、ガス器具の種類や接続方法に適応できるよう、様々な形のものがある。

ガスコックとも呼ばれる。従来、都市ガスプロパンガス共に名称はガスコックだったが、現在は都市ガスについては日本国内では「ガス栓」に統一されている。

末端ガス栓の例

[編集]
  1. ヒューズガス栓
  2. 可とう管ガス栓(フレキガス栓)
  3. フレキ&ヒューズガス栓
  4. 迅速継手用ガス栓(ガスコードやワンタッチ継手用)
  5. ボックス型ガス栓
  6. 器具直結型ガス栓(フレキシブル配管用)

末端ガス栓のと中間ガス栓の特徴

[編集]
  • 末端ガス栓・・・流量が小さい、頻繁な開閉に適している。
  • 中間ガス栓・・・流量が大きい、頻繁な開閉には適していない。

ヒューズガス栓

[編集]

ヒューズガス栓を参照。

コンセントガス栓

[編集]

コンセントガス栓の特徴は、ガス漏れの心配なく誰でも脱着が可能なことである。栓付きと栓なしがあり、ガスコードを繋げるとガスが流れてくるため誤開放事故がないことが特徴。ガスファンヒーターなどに使われている。[1]

旧型ガス栓

[編集]

旧型ガス栓はヒューズが付いていないものを指す。[2]

脚注

[編集]