クロリン |
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識別情報 |
CAS登録番号 | 2683-84-3 |
PubChem | 65106 |
ChemSpider | 58616 |
ChEBI | |
n3c4cc5nc(cc\1nc(/C=C/1)cc2ccc(n2)cc3CC4)cc5 |
InChI=1S/C20H16N4/c1-2-14-10-16-5-6-18(23-16)12-20-8-7-19(24-20)11-17-4-3-15(22-17)9-13(1)21-14/h1-6,9-12,22-23H,7-8H2/b13-9-,14-10-,15-9-,16-10-,17-11-,18-12-,19-11-,20-12- Key: UGADAJMDJZPKQX-CEVVSZFKSA-N InChI=1/C20H16N4/c1-2-14-10-16-5-6-18(23-16)12-20-8-7-19(24-20)11-17-4-3-15(22-17)9-13(1)21-14/h1-6,9-12,22-23H,7-8H2/b13-9-,14-10-,15-9-,16-10-,17-11-,18-12-,19-11-,20-12- Key: UGADAJMDJZPKQX-CEVVSZFKBJ |
特性 |
化学式 | C20H16N4 |
モル質量 | 312.36784 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
クロリン(Chlorin)は、大員環化合物の複素環式芳香族炭化水素である。核は、3つのピロールと1つのピロリンが4つのメチン基で繋がった構造を持つ。クロリンは大きな芳香環であるが、ポルフィリンとは異なり、環の外周全体でみると芳香族性をもたない。
マグネシウムを含むクロリンは、クロロフィルと呼ばれ、葉緑体の中心となる光感受性色素である。
大員環の構造となる2つのピロールと2つのピロリンでできた関連化合物は、バクテリオクロリン及びイソバクテリオクロリンと呼ばれる[1]。
その光感受性のため、クロリンは、光線力学療法の感光剤として用いられる。
関連項目[編集]
- ^ “ChEBI”. pp. isobacteriochlorin (CHEBI:52583) (2009年6月16日). 2012年2月1日閲覧。