ザ・ブリッジ (ビリー・ジョエルのアルバム)

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ザ・ブリッジ
ビリー・ジョエルスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース フィル・ラモーン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 7位(アメリカ)
  • ビリー・ジョエル アルバム 年表
    ビリー・ザ・ベスト
    (1985年)
    ザ・ブリッジ
    (1986年)
    コンツェルト-ライヴ・イン・U.S.S.R.-
    (1987年)
    テンプレートを表示

    ザ・ブリッジ(The Bridge)は、ビリー・ジョエル1986年に発表したアルバム。

    解説[編集]

    プロデューサーのフィル・ラモーンとの共同作業は、アルバム単位では本作が最後となり、ビリーが声優としても出演したアニメーション映画オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』(1988年公開)に提供した楽曲「Why Should I Worry?」を最後に、ビリーとフィルは袂を分かつ。「ベイビー・グランド」はビリーとレイ・チャールズのデュエット。「コード・オブ・サイレンス」は、ビリーが作詞に行き詰まった際、隣のスタジオにいたシンディ・ローパーが訪れ、ビリーのピアノを聴きながら連想する言葉を書き留めて、それを元にタイトルと歌詞ができた[1]。シンディは同曲のボーカルでも参加。「ゲッティング・クローサー」にはスティーヴ・ウィンウッドがゲスト参加。ジャズ色の濃い「ビッグ・マン・オン・マルベリー・ストリート」には、ロン・カーターマイケル・ブレッカー等が参加。

    「モダン・ウーマン」は、ベット・ミドラー主演の映画『殺したい女』のサウンドトラックに提供された楽曲で、シングルとして全米10位に達した。その後「マター・オブ・トラスト」(全米10位)、「ディス・イズ・ザ・タイム」(全米18位)、「ベイビー・グランド」(全米75位)がシングル・カットされた。

    収録曲[編集]

    特記なき楽曲はビリー・ジョエル作。

    1. ランニング・オン・アイス - "Running on Ice" - 3:16
    2. ディス・イズ・ザ・タイム - "This Is the Time" - 5:01
    3. マター・オブ・トラスト - "A Matter of Trust" - 4:09
    4. モダン・ウーマン - "Modern Woman" - 3:50
    5. ベイビー・グランド - "Baby Grand" - 4:04
    6. ビッグ・マン・オン・マルベリー・ストリート - "Big Man on Mulberry Street" - 5:27
    7. テンプテイション - "Temptation" - 4:13
    8. コード・オブ・サイレンス - "Code of Silence" (Billy Joel, Cyndi Lauper) - 5:16
    9. ゲッティング・クローサー - "Getting Closer" - 5:01

    参加ミュージシャン[編集]

    脚注[編集]

    1. ^ 『ビリー・ジョエル 素顔の、ストレンジャー』(マーク・ベゴ:著、山本安見:訳、東邦出版、ISBN 978-4-8094-0730-7)p.271-272