タタ・ティアゴ

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タタ・ティアゴ
ボディ
ボディタイプ 5ドアハッチバック
プラットフォーム Tata X0[1][2]
パワートレイン
エンジン 1.2L レボトロン英語版 直列3気筒ガソリン
1.2L レボトロンターボ 直列3気筒ガソリン
1.05L レボトルク 直列3気筒ディーゼル
変速機 5速マニュアル
5速AMT
車両寸法
ホイールベース 2400 mm
全長 3746 mm
全幅 1647 mm
全高 1535 mm
系譜
先代 タタ・ボルト
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タタ・ティアゴ (TIAGO) は、タタが製造・販売している5ドアハッチバック型乗用車である。

ティアゴは発売前にタタ・ジカ(Zica; "Zica" は「zippy car(きびきびした車)」の略)という名称で発表されていたが、車の発売時期がジカウイルスの発生と一致してしまったため、名称がティアゴに変更された。ティアゴ(一般的なポルトガルの男性名)は、オンラインで募集された案から選ばれた。

歴史[編集]

タタ・ティアゴは、タタ・ボルトの後継車として誕生した。タタはインド市場でのブランドの売り上げを伸ばすことができる5ドアハッチバックのシティカーの完全に新しい車両の設計を開始した。

基盤プラットフォームは相変わらず、インディカボルトが採用したTataX0シャーシであったが、カタログ記載価格と製造経費を下げるために、大幅に変更および短縮された。また、エンジンは完全新設計で、以前のモデルで採用されていた古いフィアット1.2FIREと1.3マルチジェットユニットは廃止された。

ティアゴの全長は、3,746 mmで、旧型のボルトよりも短く、5ドアになっている。

エンジンは自社開発による1.2リットル直列3気筒DOHC 12バルブガソリンエンジンで、85馬力と114 N⋅mの最大トルクを5速マニュアルトランスミッションまたは6速オートマチックと組み合わせている。ディーゼルエンジンはコモンレール対応1.1リットル直列3気筒DOHC 12バルブで、5速マニュアルトランスミッションと組み合わせて、最大トルク140 N⋅mで、最高出力70馬力。ティアゴは、タタ・モータースサナンド工場で右ハンドル仕様のみ生産されており、欧州への輸入は見込まれていない。

2018年9月、タタ・モータースはインド市場でティアゴNRGを発売した。これは、バンパーとシル用の10 mmの隆起した樹脂ガード、ツートンカラーの合金ホイール、リアバンパーシールドを備えたクロスオーバーである。ティアゴNRGは、1.2リットルガソリンエンジンと1.05リットルディーゼルエンジンの両方で販売されている。

フェイスリフト(2020年)[編集]

フェイスリフトを行ったタタ・ティアゴは2020年に発表された。変更点は、BS6英語版に不適合のエンジンの更新と、外観である。また、ビクトリーイエロー(後に廃止)を含むいくつかの新車体色が追加された。

出典[編集]

  1. ^ Kaushik, Chhavi (2019年3月14日). “New-Gen Tata Nexon, Tiago & Tigor To Be Based On Alfa Platform” (英語). India Car News. 2021年4月20日閲覧。
  2. ^ Tata Kite hatchback teased in Tata Motors’ new TVC starring Lionel Messi” (英語). The Financial Express (2015年11月3日). 2021年4月20日閲覧。

外部リンク[編集]